大先輩と一緒に織戸さんのスクールへ、
僕は毎度のセッティングチェックとプロドライバーからセッティングアドバイスを頂く事がタスクです。
到着して走行準備を進めてからミーティングに参加
事前にコース図と練習課題を頂いていましたが、、、
今日のお題はかなり高難易度です
コース図のギザギザ線はブレーキング
緑パイロンはブレーキリリースしてコースト状態(ブレーキ完全リリース&パワーOFFの転がし)
黄色パイロン2本目からパワーON
が絶対条件の「操作縛り」
つまり、
進入速度が低いと
リアに必要なスリップアングルを付けられない
緑＆黄色パイロンまでに速度がなくなり届かない
進入速度が速いと
スリップアングル過多でスキッド&スピンもしくは
アンダー出してクリップとなる黄色パイロンを捕まえられない
進入速度、ブレーキリリース＆ステア入力のバランス、ライン取りの3要素をピタリとマトメないと絶対綺麗に旋回出来ない
もちろん車速を抑えてベタベタグリップの弱アンダーバランス走れば誰でも出来るけど
そんな事してたらスクールに来た意味が無い
4つのタイヤのスリップアングルをコントロールしてニュートラルバランスを作り
4つのタイヤ全てを使って減速しつつ旋回して黄色パイロンのクリップに巻き付けるように曲げろ!!
って超難題
1＆2コーナーは外周でエスケープゾーン無しのミスして姿勢を崩したら土手登りかガードレール張り付きの要注意ポイント
3コーナーは最大難易度
2コーナー立ち上がりからフルブレーキで減速してアプローチするんだけど
イジワルで奥に行く程曲率が小さくなる複合コーナー
4コーナーもブレーキ＆ステア入力をバランスさせて出来るだけ高い車速を維持した長い減速旋回
5コーナーは右旋回gが掛かった状態からの減速旋回＆シフトダウン
6コーナーは奥が待機場所だから
軽く流すだけで危ないから無理しちゃダメ
フロントロール剛性が不足している大先輩号は短時間で曲げてパワーONでバランスさせるスタイル
一番苦手な曲げ方を要求されます。
軽くてユルい雰囲気と真逆のイジワルっぷり
まぁ、、、高タスクを要求して簡単に気持ち良く走らせずに試行錯誤を要求するすごーく真面目なスクールでしたぁ
大先輩は1日中試行錯誤を繰り返し
オーバーラン、ドリフト、スピンで参加者トップの大暴れ無双状態
スリップからスキッドへタイヤグリップが剥がれ始める領域の経験値稼ぎは今までのスクールで一番！
今思えば、旋回中のオーバースピードからのリカバリー方法も練習すれば良かったなぁ、、、
次のスクールで練習しましょう!
公道じゃ出来ない限界超えとコントロール領域の拡大がスクールへの参加意義だから
もちろん閉会式の織戸さん総評では
「ミスを恐れない挑戦と試行錯誤」で高評価!
僕もプロドライバーからのセッティングアドバイスを頂き、
R33 GT-R大先輩号の改善案が見えてきました。
撮影した動画から得られる情報も期待できます。
楽しく学びの多い1日
ありがとうございました!
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