トレッド変化特性を見て前後トレッドバランスを変更したM-07 Concept デミオ君
早速走行テストしてみると、、、
リアトレッドを広げただけあってアンダーステアバランスで曲げにくいけど高速コーナーが更に良くなる
ただしトレッド変化特性を修正出来なかったから旋回gが高まりロールが進むとオーバーステア傾向になることは変わらず
リアトレッド拡大でロール剛性を高め
リアタイヤの仕事量を増やす事でギリギリ堪えている感じ
全体的に「曲げにくさ」が強くなって見た目は地味で速さは感じないんだけど
かなり握って走れる良い感触
新しい問題点として
リアが小刻みに跳ねてリアタイヤのグリップが安定しない
リアロール剛性過多と判断して
リアスタビライサーを緩めると少し跳ねが収まってタイム更新し始める
バランスは変えずにギリギリ一杯までトレッドを広げて
フロント170mm
リア 172mm
トレッドを広げるほど素直にタイムが上がって
ギリギリまで攻めまくらずに
Best 10″36
Ave 10″88
ようやく10秒台に乗りましたぁ~
10秒台に乗せたのは良いんだけど
同時に出た結論は「シャシーの物理限界」
現状のホイールベース&トレッド 重心位置だと
限界が近いって事が見えてきました。
Mシャシーのディメンションのままで更なるタイムUpの可能性は
「運ちゃん」の取り分としては
①ひたすら走り込んでベストライントレース精度を高める
②少しずつアプローチスピードを高めてマージンを削り込む
車両課題は
EPA 84%(仮想13.5T)は安定周回&15.5TのBest&Aveを更新して何とかクリアしたので
次の挑戦は10.5T EPA100%
フルパワーで安定周回と更なるタイム更新です
フルパワー化のポイントを考察すると
「トラクション改善と慣性力対策」
つまり
車両重量を増やし重心を下げるって手法
まだまだコケちゃうほど横グリップが余っているから重量を増やしてタイヤ面圧を高めてトラクション性能を増やして
抑え込んだパワー残り14%吸収させる
速度が高まればもちろん慣性力も一気に増えるので更に低重心化してコケないように
難しいのは最適車両重量の設定
タイヤ磨耗からタイヤスリップ率を予想して
フルパワーでのスリップ率が最良になるまで重量を増やしつつ
犠牲になる旋回性能との最良点を探るしかなさそう
まだまだ先は長い、、、
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