おはようございます!
今日はグライダー曳航の日
昨夜からキンキンに冷えていてサーマルが期待できちゃう1日になりそう♪
お天気を確認すると、、、
日本は西高東低の冬型気圧配置になっていて
大陸から冷たく湿った北西風が吹き込み
日本海沿岸部には雲が広がり
山影になる太平洋沿岸部は晴れとなっています。
衛星画像を見ると
日本海から北日本に掛けて筋状の雲が広がり
日本の東の海上には前線の影響による帯状の雲が見られます
レーダー画像を見ると
北西風の影響により北海道と北日本の日本海沿岸部の一部に弱い降水が点在しています
今後の天気の推移と致しましては
大陸の高気圧が東進することにより次第に冬型気圧配置が緩み
高気圧に覆われた穏やかな1日になりますが
上空の寒気の影響により気温はあまり上がらず寒い1日
高層天気図を見ると
日本は気圧の谷に位置していて
今後、気圧の谷の後面に入ることにより大気は安定方向
等髙線と等温線の谷が一致しているので気圧の谷はピーク状態で減衰傾向
北西風による湿域が日本海に広がり
雪の目安になる850hpaの-6℃線が東北地方南部から能登半島付近まで南下しています
関東地方の天気を見ると
乾いた北西風の影響によりほぼ全域で晴れとなっていますが
山影の風下となるので風が回りこみ関東地方に湿った東寄りの風が吹き込み
茨城県は雲が広がりやすくなっています
今後、冬型気圧配置が緩むことにより
北西風は弱まり 東の海上から回り込む湿った東寄りの風に変化して
1300の風予報を見ると東寄りの弱風に変化します
近隣飛行機のMeter&TAFを見ると
北寄りのやや強い風が吹き
視程10km以上、雲量は1~2/8程度、雲底高度3000ftで問題ありません
1200時から1500時に掛けて東寄りの風に変化します。
館林(板倉)の天気予報は
1日を通して晴れて 東の弱風
以上の事から
今日も1日VMCで飛行可能ですね
上空の寒気と晴れて日射が良いのでサーマルは期待出来そうですが
冬型が緩む事による東寄りの湿った空気が入る事が気になります、、、
飛んでみたら
朝から南寄りの風で午後から東寄りの風
寒いんだけどサーマルの活動はイマイチ
13時頃にサーマルが働き始めてグライダーの滞空時間は伸びてきたけど
3000ft付近にしっかりした気温逆転層があって
サーマルで昇っても3000ftから上に行けない
風の境目のコンバージェンスっぽい上昇帯も時々あったけど
そもそも風力が弱いからエネルギー不足
あまり昇らない1日だったけど無事に運航終了しましたぁ
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「サーマルが期待できる一日」の文章にひとこと。「グライダー乗りは狂っている!」
サーマル大嫌い人間で、早朝ばかり飛んでいます。Rans Super Coyote、ハスキーのエンジン出力の半分、サイドバイサイド、もちろん前輪式のExperimental機に乗っている初心者です。
着陸の時のパス角、速度、フレアなどについてご教示ありがとうございました。大変勉強できました。
微風の日を選んで、メインギア着地しても、前輪はそのまま落ちず落とさず、操縦かんを引き切ったころ合いで自然失速して前輪も落ちる、という着陸を練習しています。これが自在にできるようになれば、尾輪式も乗れるようになるか?なんて期待しています。
重ねて感謝。今後もよろしくお願いします。
ULPは翼面荷重が少ないので荒れた気流や強風条件には弱いですね~
天候を確認して「欲張らない無理しないフライト可否判断」で楽しんで下さい
「飛ばなきゃならない」 って状況に追い込まれるのが一番危険です。
一度グライダーのソアリングを体験する事をオススメします。
クロスカントリーフライトまで出来るようになるには多くの経験と下準備が必要ですが
サーマルやリッジで高度を稼ぎ飛び続けるだけでも楽しいですよ~
ご回答ありがとうございました。グライダーの操縦がエンジン付きの飛行機の操縦にも生きるので、一度乗ってみては、と以前誘われたことがありました。いつかは、おじけづかずに体験してみたいと思っています。
やっぱり翼面荷重が低いと気流の変化に敏感になってしまうのですね、日の出とともに離陸し、サーマル(や気流)がでてきたらおとなしく着陸しています。
これからも尾輪式や小さな飛行機での操縦情報を楽しみにしています。