今日は11時から厚木で走行会
夜明けから一気に325i Cabrioletの修理を済ませて1130には厚木に到着
M-07 Cabriolet デミオ君
軽量化を発端としたセッティングの狂い
土壇場の前日深夜に原因に気が付く
「軽量化は諸刃の剣」
バネ上重量の軽量化は旋回性能は向上して
コーナーボトムスピードは高くなるけど
トラクションを失う、、、
タイヤ接地面積に対して車両重量が不足しているRCだと軽量化による慣性減少よりタイヤグリップ低下のほうが影響が大きいです。
更にM-07はトラクションの掛からないFWDだから
軽量化による運動性向上よりトラクション低下による悪影響の方が大きいので「-25g軽量化」は断念
5gバラストx4追加で+20g搭載してトラクション回復
落としドコロは
「ちょっとだけ軽量化&かなりの低重心化」
コレでリカバリーになるので
セッティングを戻して
ACFは前後全立て
ダンパーOILを700→800番にして
さらにスタビリティ重視
フロントタイヤの引っ掛かり巻き&コーナーアペックスでの失速対策
でフロントキャンバーを-1.0°
これもRC特有のセッティングで
M-07 Concept デミオ君のジオメトリーは対地キャンバー変化0.0°ジオメトリーなので
実走ではタイヤのたわみ分でタイヤの角に荷重を集めてグリップを稼いでいる
キャンバーを寝かせると荷重分散になり横グリップが下がります
リアのスライドコントロール性は
タイヤインナースポンジの硬さがポイントで
軸重にあわせて
リアをスーパーハード→ハードに変更して
リアの粘りを作る
走り初めて数周で「軽量化以前の動き」に戻ったのが確認できたので
モーターを10.5Tに換装!
これでタミヤ製モーターで最高出力
新しい世界に挑戦ッス
10.5Tモーターに換装してフルパワー仕様で走らせると、、、
やっぱり15.5Tでバランスさせたサスペンション
大暴れしてメチャクチャ大変
ちょっとでも油断したり
リズムが崩れてベストラインを外すと
とっ散らかる、、、
立ち上がり旋回加速状態でちょっとでも追い舵入れるとフロントLSDのトラクションステアでリアが振り回されてコケてぶっ飛ぶ
ダンパーOIL 800番でもバネ上の動きが大きくてフラフラ状態
一番ヤバいのが、
限界領域でリアの動きが神経質
粘るだけ粘ってから一気にスピンモードに入るので
コントロール不能で転げ回る
ついにMシャシーの物理限界なのか?
とうとう「セッティングの引き出し」を使いきって行き止まりにぶち当たって半べそ状態で
「リアがピーキーで危ないです(泣)」
ってヤマさんに相談したら
スティフナーとステアリングポストの固定スクリューを緩めてシャシーねじり剛性を下げてフロントを逃がす方法を教わりました!
これで走らせてみると、、、
同じ車とは思えないほど滑らかでしなやか
限界領域でシャシーねじれを増やす事により
限界特性が良くなります!
こっちが正解だったので
樹脂スティフナーを取り外して
リンケージ用のボールジョイントを使って
ボールジョイント支持のスティフナーに変更
コレで曲げ剛性はそのまま
ねじり剛性低下で更に扱い易くなりそう
走らせてみると
しなやかでマイルドだけど
フルブレーキングでもフラつかない♪
アプローチのブレーキングドリフトも今までで一番滑らか
こりゃ良い感じです~
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