今日で幽閉生活も終わって
厚木でサーキット走行♪
ほんと、家に閉じ込められると心が腐敗しちゃうよ
今日はM-07 Conceptデミオ君からスタート
一発目は流石に感覚戻しから
ヌルいラインで動きを観察しながら走らせると
フロント&リアのダンパーOIL700番で減衰力を高めてロール&ピッチスピードを抑えたから
かなりのハイペースでもフラフラしないでぴったり安定
ブレーキ使ったりフェイントモーションを使うとスライドに入れるけど
パワーONで安定したアンダーステアバランスになるから
フルパワー掛けてステアリングでラインを選びながら立ち上がるだけ
とにかく全開時間が長い
きっかけ一発で向き変えしたら
即フルパワーで次のコーナー進入まで握りっぱなし
完全にモーターより速いシャシーになってます
もっと姿勢変化を減らしてスタビリティを稼ぎたいから前後スプリングをさらに1ステップ硬く
フロント OP-440 黄 260g/mm
リア OP-440 青 285g/mm
に変更
これでビタビタに安定
ダメなのは
やっぱりコケる(笑)
左右切り返しで一気にgの入れ替えしたり
ストレートフルスピード状態でラフなステアリング操作すると一発でコケて縦にバク宙して場外乱闘
フロントタイヤのグリップ過多です、、、
で、、、以前から試したかった実験
「キャンバー角とグリップの関係」
RCと実車の一番の違い
RCは寸法1/10だけど質量1/1000
タイヤグリップが余りまくっているので
タイヤの使い方が全く違う
プロフェッサーTさんからのヒント
「タイヤの幅が狭い方がグリップする」
タミヤのツーリングカーのタイヤ
「ナロータイヤの方がハイグリップ」
ベテラン各位のグリップ材塗布方法
「タイヤドレッド面のOut側に塗布」
速いツーリングカーがピットにいるときに覗いたアライメント
「ほとんどキャンバー角を-にしていない」
タミヤのM-06 ProのオプションパーツのアップライトのウェイトやM-07 デミオ君のアルミアップライト化
「アクスル重量を増やしてタイヤ面圧を高めるとグリップが増す」
このヒントを組み合わせると
「ロール+キャンバー変化でタイヤのショルダー部分に荷重を集めて面圧を稼いでグリップさせる」
って答えになります
RCは質量1/1000の車にワイドタイヤの組み合わせでタイヤの面圧が不足しているから
実車みたいにロール姿勢で接地面積最大になるようにキャンバー特性を合わせ込むと
面圧が掛からずグリップしないって事です
って考えを手掛かりにセッティング変更
M-07 Concept デミオ君のキャンバー特性は
アッパーアーム シャシー取り付け点を下げて
-方向にしてあるので
フルロールしてもOut側ショルダーの面圧が上がらない
このジオメトリーで
フロントキャンバーを0.5→1.0°に変更して
フロントタイヤのショルダー側の接地圧を下げて走らせると
全くコケない!
左右切り返しでgを一気に入れ替えても
ブレーキ引き摺ってステアリング操作しても
かなり無茶苦茶しても大丈夫
その代わり
かなりの進入アンダーステアで「曲がり待ち」が長くて失速する
あまりにも旋回ボトムスピードが低いから
間を取って0.7°でコケるギリギリまで追い込みました~
走行後のフロントタイヤをチェックすると
ショルダー部分の磨耗が少なく
センター付近を使っているので
結論は
「RCは旋回姿勢でショルダー側の接地圧を下げるほどグリップが下がる」
って事です
グリップコントロールのポイントになります
フロントスキッド角(≒キャスター角)を5°→6°に変更したらコケ難くなったのも辻褄が合いますね
スキッド角を増やすと転舵キャンバーが増えるのでタイヤドレッド面のアウト側への荷重が減って面圧分散になってフロントグリップが下がっていたんですね~
こう考えると、、、
ノーマルM-07のリアキャンバー特性が+なのも理解できます
ロールが進むほどキャンバーが起きるので
リアタイヤドレッドOut側に荷重が集まってグリップが高まるって事なんてすね~
って事はリアのキャンバー特性を調整して
ロール姿勢でのリアグリップを高めれば
リアトゥを少なくしてもオーバーにならないって事になるので
ストレートスピードが稼げるかもしれません
(接地面積が狭くなるから路面コンディションに左右されやすくピーキーになるかも!?)
次回、試してみます~
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