週末のグライダー曳航 【逆転層の上の上昇気流】

おはようございます♪

昨日より等圧線が緩んだ南高北低の気圧配置
高気圧に覆われた良い天気
今日は暖かい穏やか南西風の1日になりそうです

運航開始します!

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グライダーを曳いて飛んでみると
日射はあるんだけど湿った暖かい南西風が関東平野に吹き込んでいて
2000ft付近に気温逆転層があってサーマル(熱上昇気流)はイマイチ
2000ft以上は気流が荒れていて
終始ガタガタと揺さぶられる

「気温逆転層」とは
地上から上空に昇るに従い気温は低下するのですが、高度上昇に伴い気温が低下せずに一定になったり上昇する空気層で

秋や冬の風が弱く雲が少ない夜に放射冷却で地表面温度が低下することによって作られる「接地逆転層」や
風がある場合に冷えた地表の上に温かい大気が流れ込んで発生する「移流逆転層」があって

温度差により空気密度が変化し
温められた空気塊は膨張して密度が引く軽いくなり上昇気流(サーマル)になりますが
逆転層の上は温度が高く密度が低いのでサーマルは昇れません

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今回は南風の流入による「移流逆転層」で
下層の白く靄かかった日射による対流空気層と上空のクリアな空気の境目が気温逆転層になります

お昼過ぎに北西の上空に雲が出来始めたタイミングで
エキスパートパイロットが駈る単座機が長距離曳航でチャレンジ
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雲がライン状に並んだ空域に南風と西風が衝突して出来る「コンバージェンス リフト」が発生しているらしいです。

ひたすら北西に飛び7000ft付近まで昇っていくと
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機体を横から叩くようなウィンドシアー性の乱気流に揉まれ始めて
時々 上昇気流により機体が持ち上げられ始めて、、、
曳航していたグライダーが曳航索を切り離してコンバージェンス目掛けて出発

グライダーはコンバージェンスで高度を稼いでから小さなにウェーブを捕まえて10000ft越え

弱い局地的な前線が通過する事で一時的にコンバージェンスが発生していたみたいです。

まだまだ知らない事はたくさんあるなぁ


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