本日の早朝&お昼休み作業は
「E36 325i Cabriolet カムカバーガスケット交換」です♪
新車だろうが27年落ちだろうが1~8シリーズまでBMWは皆平等
情け容赦なくカムカバーからはOILが滴ります(笑)
OIL漏れを気にしていたら輸入車なんて乗ってられませんよ~
とは言っても
あんまりダラダラ漏れてると車検に通らないだけじゃなくて
他の部分も調子悪くなるのでガスケット交換します。
最初にボディダンパーを取り外して
10mmソケットとラチェットで
フューエルレールカバーとイグニッションコイルカバーの取り外し
キャップを外して
それぞれボルトとナットが2本ずつ
イグニッションコイルが見えたら
コイルからハーネスを抜いて
8mmソケット+ラチェットで
ハーネスホルダーを固定しているボルトx3を取り外してフリーにする
ハーネスを外したら
10mmソケット+ラチェットでイグニッションコイル6個を取り外し
3&4番にはハーネスホルダーが共締めされていますし
6番にはアースラインが共締めされています、
ナットを抜いて イグニッションコイルを引き抜くと
先端にはOILがべったり
プラグホール部分のガスケットが抜けてプラグがOILの池で溺れてますね、、、
次にVANOSの近くにあるブローバイホースをプラスチックの爪をソッと起こして引き抜く
壊れやすいから丁寧に
次でいよいよカムカバーを止めている特殊ナットを10mmソケット+ラチェットで取り外す。
6番プラグホールの奥のナットはアース線が取り付けられているから
8mmソケットでアース線を取り外してから
10mmソケットでナットを取り外し
カムカバー外側の一番奥はラチェットが入らないから10mmソケット+レバーでトルクを抜いてから慎重に取り外し
狭いから「ぽろり、カン カラカン、、、」のオヤクソクが待っています(笑)
15本のナットをすべて抜いた事を確認したら
プラスチックハンマーで軽く叩くと
張り付いていたカムカバーが外れて
今回の目的地に到着です!
古いガスケットをゴミを落とさないように取り外して
ガスケット当たり面を掃除
前側の角と後ろ側の半月部分に液体ガスケットが塗布指示があるので要注意
ヘッドのカム回りは特にデロデロのスラッジは無いから問題無し
27年 12万キロ 2年毎 14000km位のOIL交換周期でもこんな感じです
3000kmとか5000km毎に病的にOIL交換しなくてもメーカーがサービスマニュアルで指定した交換周期でも全く問題無し
(作ったヤツが大丈夫って言ってるんだから当たり前)
Webで 「マメにOIL交換しないと、、、」ってスラッジデロデロのヘッド見せて脅かしてOIL交換を煽るけど
商売的にオイシイからですね~
そもそも大半の人が27年とか12万キロとか乗らないで売り飛ばすでしょ(笑)
次にカムカバーの掃除
ガスケット当たり面に古い液体ガスケットがこびり付いてるので綺麗に掃除したら
ガスケット当たり面なのに荒れまくりでバリまで付いてる、、、orz
ちょっとBMWさんコレは無いでしょ、、、
ガスケットの品質以前の問題じゃないかっ!
ギタギタ過ぎて時間があればフライスで一発さらいたいレベル
これじゃOIL漏れるよ、、、
カムカバーの掃除を終わらせたら
シリンダーヘッドの液体ガスケット塗布指定部分の前側の角と後ろ側の半月に塗布
液体ガスケットが固まるまでの時間で
プラグホールの掃除
漏れたOILが溜まっているので
ウェスで塞ぎながらエアブローしてウェスで拭き取る
大体 拭き取れたら パーツクリーナーをたっぷり吹き込んで
ウェスとエアブローでうがい洗い
コレでプラグホールも綺麗になった~
ボルト&ナットの掃除も終わって
全ての部品の掃除と組み立て準備ができたので
いよいよ組み立て
最初にカムカバー取り付けナット x15本に
ゴムパッキンを入れる
結構硬いから薄くシリコングリスを塗ってから組めばスイスイ♪
新しいガスケット一式をシリンダーヘッドに乗せて
カムカバーを取り付け
取り付けナット x15本を10Nmで締めて
・ブローバイホース
・アース線
・イグニッションコイル
・イグニッションコイル ハーネス
・カムカバー
・フューエルレールカバー
・ボディダンパー
を順に取り付ければ
「カムカバーガスケット交換」完了です♪
コレでしばらくはOIL漏れは大丈夫だなぁ
一通り分解して交換した部分はこれだけ
デフのOILシール交換もそうだったけど
OIL漏れ修理って 「大山鳴動してねずみ一匹」だよなぁ、、、
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