暑いっすぅ~(泣)
梅雨が終わったと思ったらツケを払うかのように太平洋高気圧が全開運転
台風が日本海まで弾き飛ばされちゃってるから
南西の海上から高温多湿な空気がバンバン日本に向かって吹き込んで
関東地方は山を越えた吹き下ろしによるフェーン現象で灼熱地獄、、、
何事にも程度ってヤツがあるよなぁ~
って事で
慣らしと減衰力セッティングがほぼ完了した
R33 GT-R「大先輩」の仕上げ
サグの再調整とサスペンションの1g締めです。
最初に車を冷ます時間を使ってサグの再調整
サスペンションの慣らしが進むとスプリングの初期ヘタリやブッシュ類の馴染みで「1g沈み位置」が変わるので
慣らしが終わった頃にプリロード調整してサグ(ダンパーストロークの伸び、縮みの割り振り)を合わせます。
車を平坦な駐車場に止めて1g位置を確認すると
フェンダー~ホイール上端リム位置で
フロント右 134mm(1g)
フロント左 132mm(1g)
フロント リフト上 170mm(0g)
実車フロント伸び サグ 37mm(左右平均)
設定フロント伸びサグ 38mm
リア 右 105mm(1g)
リア 左 105mm(1g)
リア リフト上 165mm(0g)
実車リア 伸びサグ 60mm
設定リア 伸びサグ 60mm
フロントが1mm程 伸びサグ不足ですが
ほぼ設定サグになっているのでこのままでOKですね~
スケール4回当てたら
今日のメニューが半分終わってしまった、、、(笑)
次に、
リアから「カチャン、、、」って金属系の異音が出ているので
リアアッパーマウント付近の取り付けの再確認
アッパーマウントを止めているナットのトルクチェックとダンパーのセンターナットを増し締めしたけど
特に不具合や締め付けトルクは大丈夫みたい
ちょっとセンターナットのトルクが甘かったかなぁ、、、
異音の原因特定には到りませんでした
要経過観察です。
続いて、、、
「サスペンションの1g締め」
サスペンションを構成するアーム類やサスペンションユニットの取り付け部分には関節の軟骨「ゴム ブッシュ」が使われているので
リフト上で全伸び状態で取り付けを行って リフトから下ろして1g状態になるとゴムブッシュが捻れた状態になってしまい
トーションスプリング状態になって縮み側ストロークに作用して
「スプリングレート+ブッシュのトーションスプリング」で狙ったレートから離れてしまうので
リフトから下ろした1g状態でサスペンション各部の締結ボルト&ナットのトルクを抜いてフリーにしてブッシュの捻れを抜いて
再度締め付けを行い適正な位置でサスペンション各部を固定します。
「大先輩号」はアーム類の1g締め付けは既に行われている状態でしたので
(サスペンションユニット取り付け時にスタビライザーを切った完全フリー状態でアーム類を伸び方向に押さないと組めなかった)
今回はサスペンションユニットの取り付け部分の4箇所だけ
まぁ、、、
リアは接地状態でも潜り込めるからジャッキで上げないでヤっちゃう予定だったけど
力が入らなかたったり
トルクレンチのラチェット振り角が足りなかったり
ボルト&ナットが絞められない大苦戦の泥試合、、、
ウンウンヒーヒー車の下で泣きながら1時間近く格闘してリタイア
素直にジャッキで上げてハブを持ち上げて締めたら30分も掛からずに完了
今日の教訓
「急がば回れ!」
ジャッキアップ タイヤ取り外し&取り付けを面倒がったら3倍の時間をロスしました、、、
やっぱり手抜きはダメね(笑)
1g締め付け後にサグを再確認したら
フロント 右 131mm
フロント左 131mm
フロントリフト上 170mm
実車 伸びサグ 39mm
設定 伸びサグ 38mm
リア 右 105mm
リア 左 105mm
リア リフト上 165mm
実車 伸びサグ 60mm
設定 伸びサグ 60mm
1g締め付けでフロントのブッシュ捻りが抜けて2mm車高下がりましたがコレでOKとします
1400頃から作業開始で
1800過ぎに作業完了しました~
(たぶん1時間近くは車の下で格闘してました)
帰りにちょっと寄り道して1g締め付けの効果を確認すると
脚の動きの「張り感」が消えて滑らかに動いて乗り心地が良くなりました~
残るはアライメント設定で完成です!
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