今日の早朝作業は、、、
昨日までの「幌フレームブラケットの位置調整」でとりあえずソフトトップリッドが幌フレームには擦らなくなったけど
やっぱりソフトトップリッドと幌フレームの間隔が左右違うし
微妙に幌が曲がって取り付けられているから動きが渋い
う~ん、、、
ちょうど妥協の分岐点に居るんだよなぁ
「このままの状態で内装組んで終わり」
もしくは
「調整箇所を全てフリーにしてもう一度調整」
数分考えて、、、
「もう一度やり直し」に決定
左右両方の幌フレームブラケット固定ボルトを全て緩めて自由に動くようにして、
調整シムは全て取り外し
ブラケットをちょっと持ち上げて座面にスプレーグリスを吹き込む
コレで幌はある程度は自由に動くので
一度幌を閉じてロックを掛けてAピラー側を固定
Aピラーを「基準点」にして再調整します。
車体側の非調整部分の「基準点」はAピラーしか無いんですよね
幌のロックを掛けてAピラーに固定したら
Cピラーになる部分の幌フレームの固定ブラケットを軽く動かしてストレスを抜く
コレで幌が一番楽な場所に収まったので
そーっと幌を開けて
ブラケット固定ボルトを締めてAピラー基点での幌位置調整完了!
Aピラー基点で幌を調整したら
また数mm幌が後ろに下がってソフトトップリッドに干渉するようになったから
今度はソフトトップリッドの位置を動かして調整
ソフトトップリッドのチリを調べると
右側
だいたい4mm
左側
だいたい2mm
やっぱり左側が2mm位前にズレてる
リアフェンダーとの隙間を測ってみると
右側
3.9mm
左側
6.4mm
ここは2.5mmほど差がありますね
ソフトトップリッドを開いてヒンジ固定ボルトを緩めて
2mm後ろに調整してギリギリ干渉を避ける
コレでOKなんだけど、、、
今度はトランクリッドとリアフェンダーのチリが合ってないのを見つけちゃって
トランクリッドヒンジを調整です
右側はこんな感じて
左側は
左の方が後ろにズレてます。
トランクリッドの高さも微妙に合っていないから
パンタグラフヒンジの高さも調整
散々ノギスで測って合わせ込んだけど
びしびしに詰めるとボディ寸法の誤差が一ヶ所に集まって余計に目立つから
目立たない程度に全体に誤差を散らすように目で見ながら感覚で調整
こんな感じかなぁ、、、
幌の位置調整が済んで
各部のチリ合わせを終えたら
「内装を一気に組み立てて出来上がり♪」
って思って最後の動作確認してみたら、、、
あれ!?
さっきまで動いていたソフトトップリッドが閉まらない、、、(泣)
モーターでソフトトップの開閉するCabrioletの怖いトラブルが発生!
出先で喰らわなかっただけでも幸運かな、、、
大抵は幌を畳む各シーケンスをマイクロスイッチのON/OFFで感知しているだけだから
もちろん最初に疑うのは「マイクロスイッチ」
左側のフレームを見るとスイッチが2個付いていて
その一つがグラグラ、、、
どうやらこのマイクロスイッチがONになるとソフトトップリッドを駆動するモーターに電源が入るみたいだから
スイッチの位置を合わせながら2.5mmヘックスで締めれば復帰するんだけど、、、
2回動かすと緩んでグラグラ
ヘックスの裏を見ると僅かに頭が飛び出していてボールジョイントに干渉してる
この干渉できっちりトルクが掛からないからスイッチが動いちゃうんですね
一度スイッチをズラしてブラケットとの接触面を見ると
接着剤(たぶんG17)を塗った痕跡、、、orz
もう 何でもアリだな このテキトー修理
板金修理のパネル溶接の代わりにご飯粒練って貼っていても、もう驚かない(笑)
道具箱の中から適当なワッシャ入れて ボールジョイントとの干渉を避けて、
オマケに面圧散らして締め付けて修理完了!
だよな、、、、
内装組んで大丈夫だよな!?
思った以上に調整範囲が広がったけど
なんとか内装も0845に組み立て完了
動作確認もOK♪
幌を下ろした時には後席のヘッドレスト無い方がウェストラインからトランクリッドのラインが綺麗だから
取り付けずにしばらくはトランクに入れておきます(笑)
この車は「斜め45度の後ろ姿」が勝負ポイントですから♪
どうせ後席は基本的に人乗せない非常用扱いだし
乗せる時に差し込めばOKでしょ♪
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