リーフに乗ってドライブ♪② 【やっぱりEVはトルク攻め】

日産レンタカー本厚木でリーフを借りて箱根ドライブ
バッテリー84% 220kmからスタート
ニッサンレンタカー厚木
小田原厚木道路~箱根湯本~元箱根~芦ノ湖スカイライン~元箱根~箱根新道~小田原駅~本厚木
を走って
バッテリー20% 30kmが残りました

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天気に恵まれてエアコンOff 窓を開けて適温って有利な条件だったけど
正直、「航続距離はもうちょっと欲しい」
バッテリー容量が60kWの「大盛りリーフ」なら
だいぶ楽なんだろうけど、、、

ボチボチ
充電インフラが追い付かないんじゃない?
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急速充電で流し込める電流は50kWなので
現状の「急速充電 30分一本勝負」だと航続距離の回復も一定
どんなにバッテリーが大きくても「使いきって再充電したらみんな一緒」ってコトです。

充電器インフラとセットでの電気自動車なので充電器も更新して大容量対応しないと実用性は向上しませんね

さて、今回は本厚木~元箱根&小田原駅~本厚木間の1名乗車でのインプレ
街中でのパワートレインの感覚は、
先日乗ったセレナe-Powerと似たような感じ、
まぁ、同じメーカーの同じモーター駆動車
リーフモーター
モーターのトルク制御の「味付け」は同じだろうから、違いはどんぶりの大きさだけ、

1ペダルでの減速が何となくセレナe-Powerより上手に感じるのは、僕が1ペダルに慣れたから?
最後に止まる瞬間がリーフの方がセレナe-Powerより滑らかな気がします。

操作感はもうちょっとペダル反力とフリクションが大きい方が好みなんだけどねぇ
操作系の重さと反応感度から受ける車の印象も結構変わるんですよ
街乗りを主体に考える車だから軽い操作感を選んだのかなぁ?

気になるパワーフィーリングは当たり前だけど完全にモーターの世界
数回フルパワーで加速させてみたら

けっこう速いです!

ゼロ発進、ベタ踏み加速させると
「グワッ!」とトルクで前に引っこ抜かれて
ちょっと路面が悪いとトラクションコントロール作動する勢い
速度が上がるにしたがい「しゅーーんっ」ってシームレスに滑らかな加速で最高速まで伸びていく
似ているのは旅客機の離陸の加速感
パワーユニットは申し分ない動力性能
静止状態からのフル加速は3000cc位のパワー感
スペックを調べてみたら
最大出力は110kW(150PS)でショボいけど
最大トルクは320N・m(32.6kgf・m)でE36 M3Bとほぼ同じ!
そりゃ加速良いって(笑)

細かいペダルワークにも緻密に詰まったトルクが正確にタイムラグ無しで立ち上がるのはエンジンには真似できないモーターならではの世界

「完全無欠な電子制御スロットル」(スロットル無いけど)だけどダイレクト感ばっちり
妙なセッティングの「電制スロットルガソリンエンジン+MT」なんか比べるまでも無い
「電制スロットル」に嫌気がさしている方々
電気自動車はオススメです!

僕はもう、、、「ワイヤー引きスロットルの旧車」もしくは「電気自動車」しか選択肢が無いなぁ

モーター出力特性
旧型リーフのトルク&パワーカーブですが、モーター車の特性を見てみると
やはり起動直後から最大トルクを発生して、4000rpm付近まではトルク一定
4000rpmから先はトルクが下がっている
駆動力(トルク)特性による加速フィールはCVT車そっくり

小田原でスターシェ一家を新幹線で送り出した後は、
箱根新道の下りで取り返した電力でハイペースで走らせてみる
夜間でライト点けて、寒いからヒーター入れて
動力性能にモノを言わせて峠道で俊敏な立ち上がり加速を思う存分楽しむと
強烈に電気を喰うのは致し方ない所

足回りは
フロントが重いFF車の動きはそのまんまだけど、電気自動車ならではのバッテリー搭載位置の利点があるので
スプリングレートが低くて柔らかい足でもロールが少ないのはかなりの好印象

フロントはストロークが少なくて
長くて柔らかいバンプラバーに当てっぱなしの
今時セッティング
「柔らかくストロークをして奥の方でグッと止める」感覚

リアはストローク確保しているけど
アッパーマウントが柔らかいのか、
ダンパーがイマイチで微速ストロークで減衰か出ないのか
細かいピッチングが多い

「乗り心地良い」って言われている車だから期待したけど
車内静粛性と滑らかなパワートレインは多気等大排気量セダン級で
サスペンションの味付けは大衆FF車そのまんま

車両重量が重いから乗り心地は絶対に良くなるのにナゼか仕上がりはイマイチ、、、
冷静に観察すると結構安っぽい乗り心地で
アスファルトパターンが荒いとザラザラ感をモロに伝えてくるから、タイヤがイマイチなんじゃない?

車内はエンジンが発するノイズが無いので非常に静か

その分他のノイズが目立っちゃう電気自動車のジレンマですね、
走っていて特に気になるのはロードノイズくらい、
下手に社外品の「カッコだけエアロパーツ」付けたら風切り音が煩いだろうなぁ(笑)

最高速度は140㎞/hで打ち止め
(もちろんメーカー発表値でございます)
100km付近からの中間加速は十分実用範囲
ただし調子に乗ってトバしてるとメーター指示の航続距離は急降下(笑)
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80㎞/hを超えると走行抵抗は空気抵抗が支配的になり、速度の2乗で増えていくので電力バカ喰いはしょうがない

色々と書いたけど 
もう少し「ピシッ」とさせて乗ったら結構面白くなりますね~
キャンバーとヨー入力を受け持つサスペンションブッシュをSuper Proのポリウレタンに交換して
前後方向(ホイールベース方向)はノーマルブッシュで逃がして乗り心地を作る
(ハードブレーキでブッシュ動くけど、ココを固めると乗り心地が一気に安っぽくなる)

ダンパーはコニーザックスを使って微小ストロークのフィーリングを良くして
低速伸び側を少しだけ強めてばね上の動きをもう少し抑える
(って、調べてみたらコニーもザックスも製品ラインナップに載っていないからワンオフですねぇ)
アッパーマウントブッシュはリアだけで良いからチョイ強化してダンパーを動かす。

ホイールはそのまま純正を使うもしくはインチキープして少し重いヤツ
タイヤはミシュラン プライマシー系に交換すればかなり好感触が得られます

だいたい50万円位の追加予算でタイヤ交換&ワンオフダンパーで「乗り心地上質でピシッと走る」ヲッサンスポーツ仕様になると思う、、、
ダンパーはノーマルの数値を横目で見ながら減衰力計算してオーダーだから結構大変になっちゃうから
最初にタイヤ交換して様子を見て判断ですね

じゃあ、「新車購入して遊ぶか?」と考えると、
悩ましい、、、
バッテリー劣化で航続距離が短くなるのは絶対に逃れられないのが電気自動車だから
残額設定ローンでバッテリーが生きている間だけ乗ってバンバン乗り換えていくしかないだろうなぁ

引っ張ったとして6年6万キロくらいで車両入れ替えを考えるべきだと思う

電気自動車の「中古車購入」は、
「深放電&高温状態から急速充電でガンガン流し込まれる」ような使われ方していたらって考えると
劣化に対してあまりにもリスクが高いですよね
前オーナーのバッテリーの使い方が車両外見からは全く判断できないから難しい

「選択肢に入らない仕上がりの車」なら即見送りだけど実用的でパワーユニットが面白いから悩ましい、、、

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