先日、山のお家に荷物を運びこむのにライトトラックを借りました
ライトエースorタウンエースのトラックでコラム5速MT+リジットサスペンションのFR車
(写真は拾い物です)
行きはモチロン荷物積んでいるので、荷物に衝撃入れないように静かに運転
帰り道は「行きの運転」で車のサイズを覚え、
久しぶりのコラム5速MTにも慣れたので快適ドライブ
空荷で身軽になったので、一気に山を下ります。
では、、、車両諸元から確認
エンジン型式 7K-E
エンジン種類 直列4気筒OHV8バルブ
(プッシュロッドだぁ~)
排気量 1781cc
最高出力/回転数
60 kW(82 PS)/4800 rpm
最大トルク/回転数
142 N・m (14.50 Kgf・m)/2800 rpm
燃料 レギュラー ガソリン
燃料供給装置 電子制御式(EFIだぜっ!!)
燃料タンク容量 50L
全長x全幅x全高 4240x1665x1780 (mm)
ホイールベース 2085(mm)
最低地上高 145mm (まぁ、、、どーでもいいか)
車両重量1090kg(ロードスター並みの軽量設計!!)
乗車定員 2名 (ライトウエイト2シーター♪)
サスペンション
フロント ダブルウイッシュボーン
リア 半楕円リーフスプリング
タイヤサイズ
フロント 165R13-6PRLT
リア 225/50R12.5 (ワイドタイヤっす)
駆動方式 FR
トランスミッション コラム 5速MT
(コラムでもヒール&トゥ!!)
ブレーキ
フロント Vディスク式
リア ドラム式
重量重心位置は数値が見つかりませんでしたが、
確実に絶望的なフロントヘビー(笑)
走らせてみると、、、、
そんなに悪くはありません
ってか、コレはコレで結構面白かったりします(笑)
トラックなんでスプリングは超ハード、
体感的に固有振動数は2Hz位はいってそう、シングルスプリングの車高調組んだスポーツモデル位の固さです
微妙にダンパーが疲れているのか最初からこんな感じなのか、
ポンポン跳ねます
「車高調組んでどんがら化した昔の峠仕様」って感じの動き(笑)
フロントに比べて明らかにリアのレートが高い極端なセッティングなので簡単にはリアは出ません
コラム5MTは超ワイドレシオだけど
空荷で軽ければつながりは悪くありません
3速で引っ張って真っ直ぐは4速で息抜きって感じです。
ペースを上げて先ずビックリするのが、
旋回中のトラクションがまったく無い、、、
ちょっとでも大目に旋回gを残した状態でパワー入れると
盛大にホイールスピンを許すリジットサスペンション
フロントに比べて明らかにリアのレートが高い極端なセッティングなので簡単にはリアは出ませんが
減速中はリアがポンポン跳るし、LSDを持たないオープンデフなのでフラフラ感が強い
ロック率弱めで良いから2way LSDが欲しい、、、、
真っ直ぐ止めたい場面でフラフラして、パワー掛けるとホイールスピン
マルチリンク系みたいにトーコントロールで車が助けてくれないから不安定成分がとことん悪く感じる
乗り方はトラクションが掛からない部分を出来るだけ出さないように強い旋回gが掛かっている時間を短く
旋回初期で強く曲げて直線的に引っ張り出してホイールスピンさせない事
トラクションを意識して乗ると結構面白いです。
つまり、とにかく道幅一杯使って「出来るだけ真っ直ぐ走る」って常識的な答え
ワインディングのお約束「コーナーを攻めず、ストレートを攻める」って真理にたどり着きます
素晴らしい(笑)
同じようなリアサスペンションのAE86とかサニトラって難しいんだろうなぁ、、、
でも動きはシンプルで素直だからLSD組んでサスペンション作れば面白い車になるんでしょうね
昔からの86オーナーやサニトラ乗りが降りないのがなんとなく想像出来ます。
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なるほど!この様に書いていただくと、何気ないお仕事トラックが実は基本的な運転を意識させてくれることが判ります。
非常に面白いブログありがとうございます!
「乗り物を理解してイメージした走り方を具現化する」のがスポーツドライビングだと考えているので
トラックでもライトバンでも走れば楽しめちゃうのは”安上がりで幸せな性格(体質)”だと思います(笑)
車に求めるのは「ドライバーの操作に忠実に反応する事」のみ
余計な制御や電制ギミックは好みじゃありません
FRトラックのリーフリジットを走らせると乗用車の独立懸架サスペンションの素晴らしさを再確認できました。
「LSDやトラクションコントロールに頼らずに安定したトラクションが掛かるのが良い脚」なんですね!