ZN6/ZC6 86/BRZ 【サスペンションセッティング 計算モデルを作ってみたら!?】

せっかくなのでトヨタつながりで計算モデルを作ってます。
ZN6&ZC6 86&BRZ いっこ前の2Lのヤツです~

さすがに各社「稼ぎ時」って感じでバカスカ作ったから データ集めには苦労しませんでした。
純正ノーマル、絶対安パイのメーカー直系チューニングパーツ、実はかなりの実力派のサプライヤー系、担当者次第でブレ幅大きいチューニングパーツメーカー、等々
プロットして眺めると、見事に系統が分かれるのが面白い
そこそこの販売数が見込める車種だとこの傾向がハッキリ出ますね~

ZN6 ZC6 86&BRZ 諸元確認

ZN6 ZC6 86&BRZ Setting map

ノーマル~左上方向に社外チューニングパーツメーカー
ノーマル~右上方向はメーカー直系&サプライヤー系

BM線はもちろんノーマルとTRDを拾っています。
このBM線が「ノーマルの延長」として僕が必ず参考にする要素で
このBM線に対してどの位置にするかを考えます。
(もっと曲げるとか、トラクション増やす、高荷重対応で限界を高める、しなやかに動かしてワインディングベストを狙うとか)

この車、デビュー早々から
「リアのトラクション掛からないぃ~」って聞いていましたが
確かにFRとしてはトラクション不足になるセッティングですねぇ

4WDとFFしか作っていないスバルが作ったFRシャシーだから、、

リアサスペンションは4WDのインプレッサ系からの派生だから、、、

等いろいろ言われてますが、
今までのトヨタ車と違ってノーマルのセッティングからして
ニュートラル寄りでヨー軸運動の自由度を高めたセッティングでマツダ車みたいな位置にいる
もちろん車両の操縦安定性の評価試験にはトヨタの技術者がハンコ押しているんだから、
このバランスは確信犯ですよ

だってちょっと時代が違うけど80スープラとは考え方が全く違う
ずーっと「これで良いのでアル!!」ってアンダーバランスで作ってきたのに
あっさり考え方を変えてマツダみたいにニュートラルバランスに寄せているのは
「トヨタが変わった」って事を数値で見せられた気分

でも、、、「ちょっとやり過ぎちゃったかな!?」って部分もあって
荷重移動で向き変えしてトラクションがしっかり掛かる脚をTRDが出しているのは隙が無い(笑)

新車発表から生産終了まで、ドレスアップからガチ競技の幅広いユーザー&メーカーに可愛がられた車
素材として提供されてユーザーが楽しむって車両コンセプトは大当たりですね~
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