JZX 100 MARK-Ⅱ 【サスペンションセッティング 計算モデルです】

JZX 100 MARK-Ⅱ 【サスペンションセッティング 計算モデルです】

先日、サスペンション仕様変更したJZX100「百式」Mark2 の計算モデル
車両は現役首都高ランナーの大型戦闘機なので、
仕様変更もバリバリ実戦仕様。
JZX100 諸元確認
オーナーさんからの要望は「スポーツカーに勝てる4dr車にして」って
実に好戦的 そーゆーハッキリした姿勢、
嫌いじゃないですよ♪

現状確認してみるとD-MAXの車高調ベースに自分でレートUPした状態に2Way LSD装備、
悪くはないけどトラクションが甘くてスライドしてパワーが横に逃げちゃう感じでLSDだけで前に進んでる

実戦仕様なので
限界を高めて高速高荷重状態での安定性を稼いで「踏んで前に滑る事」が最優先
JZX100 Setting map
BM線はアイバッハ社のPro-kitとTRD社製のスポーツサスペンションkitを使って設定
BM線を参考に前後バウンス系のバランスを変更してトラクション重視に変更
ばね上固有振動数を一気に高めて高荷重対応

もちろんこのままじゃ減衰力次第でピッチング特性が悪く(跳ねるorゴツゴツ)
扱いやすさが損なわれる(≒恐怖感で踏めなくなる)ので
プライマリースプリングを追加してフラット感を作る

更にダイアゴナルロール(斜めロール)を抑制して、且つ足をしなやかに動かしたいので
前後スタビライザーの高レート化と前後ロール剛性バランスを整えて
旋回時のバンプタッチ頻度を減らす。
最終的にばね上固有振動数は2.5Hz付近にsetしたので
ナンバー付きの公道車両としてはカナリ硬めでソリッド感強め
サーキット仕様に片足突っ込んじゃってます。

これで脚としてはかなり「良い動き」を作っているので
モノコックボディへの減衰力付与&サスペンションメンバー補強
サスペンションアームの支持剛性調整
で更に改善できそうです。
僕としては、ロールケージ巻いて乗員の生存空間確保したいんだよなぁ、、、

1stでのパワースライドでコントロール性をチェック

スローでのカウンターステア舵角とスライド収束を見ていますが
トラクションの掛かりは良好でカウンターステア舵角も浅いのでイイ感じ
スライド収束も穏やかなのでコントロール性はOKですね〜

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