土日はグライダー曳航パイロットとしてハスキーで飛んでました
土曜の空は、、、
移動性高気圧に覆われて良い天気ですが
大気は安定していて対流が弱い≒上昇気流は強くない
更に気温逆転層が2500~3000ftにあり対流域が押さえられている状況
上昇気流頼りのグライダーにはあまり良い天気じゃありません
実際にフライトが始まると
弱いながらサーマルが出ていてグライダー数機が滞空していますが
気温逆転層があって対流域は2500ftで打ち止め
2500ft以上にはどう足掻いても上がれない状況
「異常姿勢からの回復トレーニング」で4000ftまで曳航したときに逆転層の上に安定した上昇滞に遭遇しました。
何だか良くわからないけど「使える上昇気流」なので曳航時間短縮(燃料節約)に使って曳航して
夕飯の時に「賢者」に現象を訪ねると、、、
板倉滑空場付近は周辺の山を回り込む風が収束する事があり
気温逆転層の上に収束した風が安定した上昇気流(コンバージェンス)を作っていたらしいです
※コンバージェンス
温度や湿度等の性質の異なる風がぶつかると混じる事無く局地的な前線を作り、
冷たく重たい風は楔になり、
暖かく軽い空気は冷たい風が作った斜面を吹き上げます
地表付近の風がぶつかるコンバージェンスは良く遭遇しますが
こんな形の上昇気流もあるんですね~
気温逆転層の下の対流域とは接続していなかったので対流域を飛ぶグライダーは昇ってこれない状況でした
今回は現象が理解出来なくて提案出来なかったけど、次回見つけたらレポートしてみます♪
曳航パイロットって一日を通して変化を見ることが出来るから面白いです。
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