R34型 スカイラインGT-R社外品ブレーキローターの交換
ジャダーが出てハンドルブルブルって事で交換作業のお手伝い

でっかいブレーキキャリパーを取り外してブレーキローターを取り外そうとしたら、
まったく取れない ビクともしない

前に組んだヤツ 防錆処理しないでポン付けしてネジ締めただけだなぁ、、、
消耗品なんだから次回の取り外しまで考えろよ(泣)
一式交換でもう使わないローターならハンマーで殴っちゃうんだけど

ハブベアリングにも不要なダメージ入るからハンマーで殴るのは最終手段
修理しているのが壊しているのかわからない(笑)
更に今回は2ピースローターでローター交換のみアルミ製ベルハウジングは再使用だから
下手に殴って歪んだら一発Out
「そんな部品 怖くて殴れるねぇ! 困ったなぁ〜」
「もしもしぃ!? 外れる気ありますか?」
ってプラハンで軽くノックしたけど
まるで無視
バッチリ張り付いちゃってます。
固着を剥がさないと始まらないので
打撃出来なければ温める
うまい具合にベルハウジングはアルミ製だから温めれば熱膨張が大きいから効果的
アルミは熱伝導も良いのでヒートガンで全体的に温めると、、、

「パキ、、、パキっ、、、」って良い音したので
プラハンで軽くノックしたら

コロン♪って剥がれましたぁ〜
ハブとローター内側の当たり面(固着面)を見ると
鉄のハブは見事に錆でガリガリ

アルミのベルハウジングも貰い錆でガリガリ

やっぱり防錆処理しないで組んでる
錆を残して組んだら絶対に面が出ないし
ノーマルマスターシリンダーにデカいキャリパーの組み合わせ+大径ローターだから
ノックバックの影響が大きく出るから初期タッチの悪化が怖い
錆取り&掃除は必須
ハブ面は磨いて錆を取ればOKだけど
アルミのベルハウジングは嫌だなぁ
貰い錆を掃除したらアルマイト処理が無くなっちゃったよぉ
錆取りでアルマイトが無くなっちゃった事で寸法誤差と電蝕が心配だから次は全部新品に交換して下さい
全ての当たり面を綺麗に掃除するのに1時間半
ベルハウジングと新品ローターの当たり面は10箇所あるから泣きが入る

懸念箇所のハブ面とアルミ製ベルハウジングの当たり面は耐熱グリスを薄く塗って張り付きと防錆&電蝕対策

良い部品を組んでも組み上げに気を付けないと短命になっちゃう
も〜ちょっと気を使おうよぉ
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