部品取りになったオーリンズ

R34 GT-Rに取り付けられていた リザーバータンク付きオーリンズ
伸び&縮みの減衰力調整に加えてリザーバータンク部分に縮み側減衰力調整を持つ高級品
多分この脚40万円コースだよ、、、
DSC_2727

2WAY減衰力調整機能って
「好きなように減衰力設定が出来る」って素晴らしい逸品
なんだけどぉ、、、

型落ちモデルだからオーバーホール出来ないらしいです(泣)

オーバーホール出来れば仕様変更で減衰力設定を変更してワインディング仕様に特化させて使いたかったなぁ、、、

オーバーホールサービスが満足に出来ないならばこんな高い脚買う意味の半分は無くなるなぁ
競技系の高性能ダンパーほど短命だし
構成部品も高額なのでオーバーホール費用もバカにならない

って事で
まだ使えそうなスプリング目当てにバラしましたぁ

フロントはSwift社製 ID65 10kgfmm 自由長203mm
リアは同じくSwift社製 ID65 9kgfmm 自由長254mm

ヘルパースプリングは前後で4本 ID65 レートは手でストローク出来ちゃうから0.8kgfmm程度

バラそうとしたらガチガチにプリロードが入っていて
ヘルパースプリングを全部潰しきってメインスプリングが縮む程締め上げてる、、、
DSC_2728
ヘルパースプリングの意味無いよぉ〜(笑)

バラしたスプリングの自由長を実測したらカタログ値と一致したのでオーバーストロークは免れてると考えられるので
外見は汚れてボロっちいけど、まだまだ使える「生きてる」スプリングです

でもSwiftのスプリングって嫌いな傾向で極端な設計だからなぁ〜
素線は細め&短めの軽量設計で伸び縮みが速い特性があって質感が低め
自由長(≒ストローク)選択を間違えるとザラザラ感が出易いからちょっと難しい特性

スプリング端部はオープンエンド形状なのでレートの立ち上がりが遅い(深い)ので
しなやかに動きそうなんだけどザラザラした感触なんだよね

さて、ジャンク品になったオーリンズはどうしよう
オーバーホイール不可って事は≒粗大ゴミなんだよなぁ
DSC_2729
悩ましい、、、

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