M-07 Concept 【キャンバーゲイン変更のテスト】

昨夜は7時間のテスト&練習で家に帰る体力が残らなかったから
里にもう一泊

今日は
山に帰る前にリアキャンバーゲイン変更のテスト

DSC_0624
リア キャンバーゲインを増やして ロール時のキャンバースラストを増やして安定方向に振ったら
リアはトゥ 0.8°でもどっしり安定
でも車は重く感じる

フロントをもっと使って旋回力を出すように
フロントキャンバー 2.0°
リアキャンバー 2.5°
に変更したら
タイヤの当たりがイマイチ
DSC_0622
欲張っちゃダメですねぇ
フロントは 1.5°がベストっぽい

まだまだリアトゥを抜いても大丈夫みたいだから転がり抵抗を減らして軽快感を出す方向の
ワッシャ3枚の0.2°に挑戦!
DSC_0623
タイヤが暖まるまではやっぱりオーバーステアが強く出たけど
周回を重ねてタイヤが暖まると思ったより良い動き
インフィールドでの減速感が消えて速度が死なないからスムーズにつながるし
ストレートの伸びも良い
爽快感あるなぁ

姿が見えちゃえば真っ当な話で
今までのセッティングだと
「タイヤ温度に左右されずに一周目からけっこう走れちゃった」のは
リアのスタビリティが余ってたって事
だからタイヤが暖まると更に余裕が出てド安定

つまり
トゥ&キャンバースラスト過多でリアタイヤに無駄な仕事させているから
転がり抵抗も大きくなって引っ掛かり感を生んでいたって事になります

扱い方にちょっと癖があって
優しい減速一次旋回でクリップを奥に取って
「しれっ」っとロールさせながら曲げて
ロールが止まったら即パワーONで引っ張りながら旋回させるんだけど

リアトゥが浅いからロールが止まるまでは巻き込むように回頭するから最初はヒヤッとするけど
ロールが止まると巻き込みもピタっと止まる

後はパワーONでLSDで引っ張り出すのは常套手段なんだけど
トゥじゃなくてキャンバースラストでリアを落ち着かせているから
穏やかで浅いスリップアングルで斜め前に加速しながら滑る
4個のタイヤでバランス取りながら曲がるので
浅いステアリング舵角で旋回できるのがギアデフ仕様の時との一番の違い

一度バランス崩して旋回姿勢に入れたら浅い舵角で安定した速いスライド感が楽しめます~

このセッティングで唯一苦しいのは
ほぼ最高速からアプローチする2コーナー
ちょっとラフな荷重や舵角を入れ過ぎちゃうとオーバーが出て失速する

減速一次旋回でのリアの浮き上がりを抑え込めれば良いセッティングになりそうな感触だから
もう少しこの方向性で考えてみよう♪

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