叔父と一緒に作ったドイツ製キットプレーン FK-12
JXナンバー(試験航空機)での登録を行い、機体製作後に試験飛行申請で飛行を繰り返して60時間ほどになったそうです。
毎週1時間ずつ飛べば60週 ちんたら飛んでも2年で届きますね
許可された飛行は「出発飛行場と目的飛行場が同じ事」と「半径5NM(9㎞)」の範囲内
悲しいかな、飛行場の周りを飛ぶだけで他所の飛行場には飛んでいけません
さて今回は、実機のFK-12と同時に製作された「ラジコンのFK-12」の雑誌取材です。
前回の取材のときは実機の飛行許可が下りていなかったので、ラジコン単機での撮影でしたが
今回は実機とラジコン2機同時に飛行中の写真を同じフレームに収めるって事です。
飛行速度が違うしから結構難しいよ、、、コレ
ざっと話を聞くと、
実機は大きいから遠方の富士川上空を飛んで
ラジコンは小さいから滑走路上空を飛ぶ
バックに富士山はお約束
これなら航空法で定められた最低安全高度の
「飛行中に発動機のみが故障した場合に安全に着陸できる高度」と
「地上の人または物件が密集しない地域の上空を飛行する場合、地上の人または物件から150mの距離を保つこと」
はクリアできます。
当日の天候は、快晴!!を通り越して最高気温17度のバカ天気
でも、西寄りの強風が予報されていているので西風が吹き始める前に撮影を終わらせないと爆風に吹き飛ばされます
朝0830には機体組立てが終わり、離陸前点検後に確認のテスト飛行
ラジコン班は滑走路の南端付近
実機班は滑走路の中央付近に陣を広げて
最後の段取りを終わらせて、取材撮影開始です。
ラジコンに先立って実機が離陸して上空待機
打ち合わせ通り富士川上空のランデブーポイントを狙って飛行場の東側でサークリング
数回のアプローチの後に、、、微妙に風が西に変わり、少し冷たく感じる
風が変わる前兆です
もう撮影が始まっているので、短期決戦で決着することを祈ります。
少しずつ風向きが西に変わり
上空の雲が千切れたような形に変わっていく
更に数回のアプローチでタイミングが合ってきて
「OK 撮影完了!」の無線が入る
バッチリですね!
撮影が終れば風が完全に変わる前にさっさと着陸して
ほっと、、、一安心
取材とか撮影って何かと事故やトラブルのトリガーになるから怖いんですよ
しばらくしたら絶対に西の強風が来るから、、
残りの地上撮影もう終わらせて
最後に集合写真を撮って頂きました
集合写真を撮ってしばらくしたら
イキナリ西風がズドン‼
10m/s近い強風に慌てて撤収して土曜日は終了
なんて運が良い、、、
飛んでる時にこの強風喰らったらヤバかったぁ~
富士山をバックに綺麗に撮れてます!
機内カメラは今回は後ろ向き
ストラットや上翼がある複葉機は後ろ向きの方が欲見えます
翼面積に帯して機体重量が軽いので上昇率良いですね~
ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。
にほんブログ村
飛行機ランキングへ