E36 325i Cabriolet フロントロアアーム&ブッシュ交換 ①

久しぶりにCablioretの足回りを変更します。
あまり弄るとE36の基準車として使えなくなっちゃうので、小変更に留めますが
フロント正確性を少しだけ向上させます。

いままで、ノーマルのコントロールアームと純正流用強化部品のE36M3Cのコントロールアームブッシュを使っていましたが

ちょっと違うんじゃないかなぁ、、、って
考えました。

p1
確かにM3Cブッシュを使えば、ジオメトリー変化なしでブッシュの硬度が上がってサスペンションの位置決めが良くなりますが

この部分のブッシュって動かさないと路面不正を乗り越える時に全部突き上げるよね、、、

路面不正を乗り越える時
ロアコンアームブッシュが撓みタイヤを後ろに逃がしつつサスペンションをストロークさせて路面からの衝撃を逃がしています。

それに、、、
ノーマル3シリーズのロアアームのボールジョイントの構成は
ボディ側:リジットマウントのボールジョイント
ナックル側:ゴムブッシュマウントされたボールジョイント

これに対してM3ロアアームは、ボディ側、ナックル側両方ともリジットボールジョイント

M3は音振よりサスペンション取り付け剛性を取ったんですね

ノーマル3シリーズでロアコンブッシュだけ固めても
ナックル側のゴムブッシュマウントされたボールジョイントに力が集中するだけで
ナックル側に力が集中して動くと よりトゥ&キャンバー変化が発生してしまい「旋回中のフラつき」の原因になってるのでは?

って事で、ロアアーム&ブッシュ交換して「逃がしトコロ」をメーカー設計に戻して精確性と音振のバランスを変えてみます。
上手くいけば精確性はそのまま、音振は良くなるかもしれません♪

今回、購入したのは、マイレの強化型ロアアームset
DSC_6141

一番の違いはナックル側ボールジョイントがM3ロアアームと同様にリジットマウントされています
DSC_6142

DSC_6144
これでボールジョイントはM3と同じくすべてリジットマウントで旋回力方向に撓みは発生しません、
コレで精確性は向上するはず。

ロアーコントロールアームブッシュは、普通の3シリーズ用、昔はノーマルとMテクニック(Mスポーツ)で作り分けされていましたが
今はMテクニック用に統合されています。
DSC_6143
殆ど無垢のM3C用に比べて、Mテクニック仕様はサグリが大きく
これで路面不正入力をタイヤを後ろに動かす事により強い入力を逃がします。

どんな風に変化するかは楽しみです♪

ただし、、、
今の使い古した状態から新品部品に交換なので良くなって当たり前なんだよなぁ(笑)

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