今週は普段と違う機体が出てます。
ポーランド製の「PW-5」って単座機です。
この機は他の単座機とはクラスが異なりさらに、小型、軽量
翼が薄く高速性能に振ったチョット気難しい操縦性、
クラブ教官曰わく
「高性能レーサー機に近い操縦性で複座練習機と比べると肥後の神(昔の工作小刀)とカミソリの違いだぞ!!」
との事です、、、
タイラップのファースト インプレッションは、、、、
「キャノピーの開き方が高性能機っぽくってカッコイイ!!」
タイラップじゃ、こんなもんです(笑)
「まぁ、僕が乗るのはマダマダ先の事だよね、、」って事で、
複座機で遊ぶつもりが後席には教官が乗り込んでる、、、
「今日はPW-5のチェックするからね!! 」
本気ですか、「ジュニア」だってまだ数回しか乗ってないのに、、、
鋭いツッコミ、、、否、レクチャーを頂き二人の教官のチェックを受けて無事にクリア♪
機体の具体的な特性を聞いてみると、、、
軽い機体なので、風が荒れてくると、木の葉の様に振り回される(笑)
高速性能に似た特性でシャープな操縦性、
ホントにタイラップが扱いきれるのかなぁ、、、
ちょっと鈍い位の操縦性が好みなんだけど、、、
当たり前ですけど、「単座機」って初めての機体でも最初の一回目から一人で飛ばさなきゃいけないんですよね、、、
結構ビビります、
機体に乗り込み曳航機にに曳かれて離陸
機体が軽いので自分の想像より遥かに早いタイミングで浮き上がると、、、
軽いなんてもんじゃない!!
「ヒラヒラ」ってより「フラフラ」だよ!!
風で暴れるのか、オーバーコントロールで自分で崩してるのか、、、
エルロンもエレベーターも敏感で、とにかく必死(笑)
飛行機に「引きずり回される」ような状態で高度600mへ
離脱して高度のある間に出来るだけ感覚を掴むためにイロイロ振り回してみます。
「カミソリ」だって言っていた意味が理解出来ました
感覚的には
複座機の「ASK-21」は、BMW 3シリーズ
単座機の「ジュニア」が、マツダ ロードスター
今回の「PW-5」はロータス エリーゼ
って感覚ですね、、、
普通に飛ばすなら操縦幹を軽く指先で摘まんて動かすだけ
少しラフに扱うと速度がコロコロ変わるちゃいます、、、
うーん、、ヘタクソだねぇ、、、
感覚を掴んでくると、反応が良いだけに操作に遅れずキッチリ反応してきます
速度の乗りも良いし、乗りこなしたら面白くなりそう♪
PZL-シフィドニク社製 PW-5スムイク
全幅 : 13.44m,
全長 : 6.22m,
全高 : 1.86m
自重 : 160.00kg
翼面荷重 : 29.50kg/m^2
超過禁止速度 : 225km/h,
常用滑空速度 : 82.0km/h,
失速速度 : 58.0km/h
最良滑空比 : 32.0 (at 82km/h)
制限荷重 : +5.3~-2.65 g