リーフに乗ってドライブ♪③【You have control!】

小田原厚木道路に入って、走行車線の流れに乗せたら
早速、進展支援システムを使ってみます
ステアリング操作キー
ステアリングについている青いマーキングの”プロパイロット”呼び出しスイッチをクリックしてシステムを立ち上げて

プロパイロット呼び出し
セットキー(前車追従オートクルーズの速度調整スイッチの-側)をクリックすれば、レーンキープと先行車追従オートクルーズが作動して、、、
プロパイロット起動
「自動運転風、」
「自動運転みたいな感じで、、」
「コレって自動運転?、、、」
な感じで走ります(笑)

ドライバーの仕事は、システムの監視と緊急操作

運転支援システムが対応出来ない状況になると、
ちょっと悩んでから
「???道わからん???You have!!」って
突然ステアリングを放り出して運転放棄するので油断しちゃダメです。

しかも、運転放棄宣言は小さい音で「ピッ!」って鳴くだけだから、
気が付かないと「だれも運転していない」状況になりかねません。

あくまでも「運転支援システム」であって「自動運転」じゃありません
ステアリングから手を放すとスグに
「ハンドル握れ!!死にてえのかこのいかれポ○チがっ!!」
ってリーフに怒られます

つまり、、、、運転手としての資格を持って一台の自動車運行責任を持つのは「ドライバー本人」なので
運転支援システムが失敗しても責任を取るのはドライバー本人である事は変わりません
航空機のオートパイロットでも事故った時はパイロットが責任を問われますから
これは至って普通な感覚です。

苦手な状況もいくつか散見して、
①2車線のバイパスでパイロン立てて片側一車線を潰して道路工事している状況
車線規制
パイロンタッチしそうになるし、時々停車中の工事車両にびっくりして減速したりします。
これは認識した状況次第なので、難しい判断を迫られますねぇ

②オートクルーズをセットした状況で、先行車追従させていて、オートクルーズの設定速度より低い状況で前車追従中前方で工事中の車線絞り込みでシステムを切り忘れると、、、、
工事中
前車が車線変更した直後、車線絞り込みのパイロンに向かって突撃するように加速します(笑)
従来の前車追従オートクルーズも同じですが、ステアリング操作を車に任せていて
ドライバーの運転に対しての緊張度が低下しているので、余計ビックリします

③レーンキープ、先行車追従のオートクルーズ状態で巡航中に、きわどい車間変更(割り込みギリギリ)を喰らった場合
割り込み
流石にオートクルーズに許された減速Gを必要とされる状況だと間に合いません、
ドライバーがブレーキ掛けてコントロールする必要があります。
それでも放置すると「追突防止警報」が作動して
「ちゃんと前見てろよ、この役立たずがっ!!」ってリーフに怒られます。
さらに放置すると緊急ブレーキでガッツリ減速らしいけど、、、、
普通の神経じゃそこまで車を信じられない

まぁ、35㎞位バイパス走っただけで結構出てきたけど、
どれも今の技術じゃこの判断は無理だよねぇ、、、、
「どんな運転するかな?」って様子を見ながら試しているので運転支援システムがアヤシイ事したら、
即オーバーライドしてコントロールを取り戻すので笑って終わりですが
「”自動運転”を連呼していた広告宣伝」を信じ込んでる人は、
さぞかし驚き怒るだろうなぁ、、、

運転支援システムの運転技量は”初心者レベル”
アマ パイロット”ですねぇ
視点が近い感じの「認知して対応」って運転
視点を遠くに飛ばして「早めの認知、予測して対応」って事が出来ていません

時々、状況認識出来なくなると蛇行し始めるので
ドライバーがオーバーライドして押さえ込まないと
周囲から「挙動不審車」扱いされます

システムを調べてみると
プロパイロットカメラ&ソナー
周囲の状況把握は4個のカメラ、近距離の状況認識はソナーで認識しています。
フロントカメラ1個だと距離測定ってどうしてるのかな?
もうちょっと遠くを見て運転してほしい

まぁちょっと頼りないけど、運転者をアシストする運転支援システムとしては「ソコソコ使える」レベルです
高速道路やバイパスでの長距離巡航のドライバーの負担は大幅に減少しますし
ハイペースで流れる状況で大切な「周囲の監視」も、基本運転操作を運転支援システムに預ける事で大幅に向上(笑)
少し走れば運転支援システムが苦手な場面が判るので、ちょっと構えていれば余裕を持ってオーバーライドできます

今回は幸運にも試す機会が無かったけど、「渋滞時の自動追従」が一番使える機能なんじゃないかな?
ちょっと前に北米で自動運転と運転支援システムの違いが理解できないヲッサンがトレーラーに突っ込んだけど
「コイツ完全に信用できない」って感じなかったのかなぁ、、、?

考えられる近い将来発生する事故は、
「運転支援システムでステアリングを握ったまま居眠り」
システムに運転を預けるので、
確実にドライバーの運転に対する緊張度が薄まるので、
深夜に淡々と高速道路を巡航したら寝落ちしますね
誰しも一度は経験している
「うとうとして、ハッと気が付いて心臓バクバク」
運が良ければ生きていますが
そのまま事故に至る事も多いのが現実
この部分の対策ってどうするんでしょ? 
なにも無ければ結構ヤバいと思います。

今は「完全自動運転」までの過渡期で、この分野は各メーカーが開発競争しているので、
数年で「否管制下での完全自立自動運転」でもかなりのレベルに到達すると思いますし
車両同士の相互通信や、高速道路での交通管制インフラも同時に進歩するので
10年もしたら違う世界になっているかもしれません

自動運転は「ドライバーから運転の楽しみを取り上げる」のではなく
「運転が楽しめる車で、運転したくない場面で運転を車に預けられる」って未来を望みます

車に関しては、「コンピューター主導のエアバス系」より 「パイロット主導のボーイング系」がいいなぁ、、、(笑)

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「リーフに乗ってドライブ♪③【You have control!】」への2件のフィードバック

  1. クラウンだったか、オーパイ(ってマダ言っちゃいけませんね笑)にDeadman Systemあったような・・・。ドライバー無応答で一定時間過ぎると、ハザード焚いて停止するのがあった記憶があるんですが、気のせいだったか・・・。
    この手で怖いのが、小沢コージ氏が書いてましたが、中古車の担保はどーするのか、ってのがありました。センサー系は物理的設置もシビアになるから、修復歴に載らなくても事故交換とかでちゃんと安全が担保されるのか、と。確かにコレは怖いですね。
    小生の場合、オーパイよりMTに戻りたいんですが。(笑)

    1. 寝ちゃった時のセーフティーデバイスが無かったら、
      かなり危険ですよねぇ、、、
      ハンドルからバネでパンチが飛び出す位付けないとダメでしょ(笑)

      センサー類は信号の有り無しで自己診断は搭載してるとは思いますが、
      精度が保証されるのはディーラー修理だけになるかも知れませんね、、、

      MT楽しいんですよねぇ~
      軽トラ借りた時にMTだと、無駄にダブルクラッチ踏んでヒール&トゥでぶん回しちゃいます(笑)

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