2018年12月に車検を控えて、325i Cabrioletのタイヤ交換の準備に掛かっています。
前回のタイヤ交換は2014年12月
約4年使って大体32000kmを走って磨耗限界突破で交換です。
最後の2000kmは誤魔化しで使っちゃったので僕の乗り方で実質30000kmって感じですね
次のタイヤは、、、
「ミシュラン パイロットプライマシー4 205/55/R16」
インチUPもサイズ変更も無し、同じミシュランで世代進化のみ
つまり「おかわり」です。
カタログの宣伝文句は「同じ方向での正常進化」で、
磨耗時のウエット性能維持、
低騒音化、
低転がり抵抗化
が主な変更点ですね、、、、
チョット心配なのは、磨耗時のウエット性能維持の為に縦溝形状が台形からよりスクエア形状になった事で
形状的にブロック剛性が下がる方向なので、旋回転舵時の「ヨレ感」が増しているかもしれませんね、、、
メディアでのインプレは総じて好評ですが、所詮は「広告」ですから悪くは書かないので
「新しいタイヤは使ってみなけりゃわからない」(笑)
で、、、「プライマシー4」選んだ基準は実に単純で、
今使っている「プライマシー3」が良かったから
他の部分は維持費削減でケチりますが、タイヤだけはケチっちゃダメですね
サスペンションをどんなにツメて作ってもタイヤがダメだと「乗り味台無し」になるのは何度も経験済み
タイヤはお金を使うべきポイントです!!
今回のタイヤ選択の決め手となった「プライマシー3」を実際に約4年使ってみてのインプレをまとめてみると
車両 E36 325i Cabriolet
車両重量 1600kgくらい
タイヤサイズ 205/55/16
使い方、一般道、高速道路、ワインディング(伊豆&箱根)
まぁ、「普通のファミリーユース(下駄車)+ときどき遊ぶ」って感じで、
メーカーが設定したターゲットユーザーに結構ハマっていると思います(笑)
乗って意外と思った事は、、、
①乗り心地は「シッカリとした芯は感じるけど角は丸い」
コンフォートタイヤって言う割には結構ビシッとしていて「高速道路の目地段差が消える」って事はありませんが入力は丸められています。
タイヤを組む前にビードを持って運んだりするとサイドウォール剛性はふにゃふにゃ
この柔らかさはビビリます(笑)
乗り心地優先のコンフォートタイヤだと柔らかな乗り心地を求めてタイヤの剛性感を落としてきますので
フニョフニョとした「風船タイヤ系」だと思って乗ってみると
意外なほどシッカリしています。
ただし、空気圧に対して敏感で少し空気圧が下がると動きが重くダルになります。
車両に指定された空気圧にこまめにチェックして都度調整しないとイマイチな感触になります。
②ウエットの方が接地感良いんじゃない(笑)
ウエット性能は流石の一言、これほど雨の日に安心して乗れるタイヤは少ないかも、
チョット飛ばしたくらいじゃ殆んど感触変わりませんし、バリ山のときの耐ハイドロプレーニング性能は凄いです。
雨の高速道路での安心感はバツグン!
雪の日以外は乗る下駄車にはウエット性能大切です。
③意外なほど面白いワインディング
まぁ、僕レベルのドライバーがチョット遊ぶ程度ならタイヤグリップは必要にして十分
旋回前の姿勢作りで「ステアリング操作とスロットルオフを組み合わせで軽くフロントアウト側を沈める」ような
「軽く流す」程度の動きでもタイヤの感触が明確に伝わってくるので安心感ありますし
「積極的に曲げる運転」をしてみても
「タイヤ形状ダダ崩れアンダー」で流れることなくしっかり支えて向きを変えてくれるし
旋回Gを立ち上げた後にパワーを掛けるとリアタイヤのスリップアングルが増して旋回力が立ち上がる
「後輪駆動車のアノ楽しい感覚」が楽しめるのが一番のオススメポイント
タイヤから伝わる「タイヤを押し付けて喰い付かせている感」強いので
ドライバーの「操っている感」も自ずと濃くなります
最近LSDが欲しくなってきてる(笑)
グリップは最近のスポーツタイヤには遠く及ばないけど限界付近での滑り出しは穏やかで
Mテクニック(Mスポーツ)スプリング+KONI FSDとの組み合わせだとイン側タイヤから軽くスキール音を発してから
ずずずず、、、、ってスライドしていく感覚
(少し伸び側減衰力過多かな?)
「いきなりすっぽ抜けて さようなら、、、」にはなりにくいですね~
④なかなか減らない耐磨耗性
だいたい30000kmくらいは使えちゃうロングライフ、コイツ根性あります(笑)
性能低下も穏やかで、ウエット時の接地感もあまり変わらず
ただし、対ハイドロ性能だけは磨耗により絶対に低下するので高速走行時には要注意
こんな感じで、交換当初のインプレとあまり変わりありませんが
これは磨耗劣化による性能低下が穏やかな事を意味していると思います。
タイヤに求められる要件がバランス良くまとまっていて
タイヤ慣らし後からスリップマークが出るまでタイヤ空気圧さえキッチリ管理すれば安定した性能を享受できる使い易いタイヤです。
同時に「キャラクターが薄い」事を意味していて、どこまでも普通のタイヤ(笑)
「交換して~が一気に改善」的なインプレは正直ありません
(磨耗したタイヤから交換するのが普通だから、乗り心地とノイズはもちろん良くなりますが)
全体像として捉えてみると
「あくまでも普通、だけど全体的に高(好)成績、高(好)バランス」なタイヤで、
一般的なユーザーがリプレイスタイヤとして使うには最適だと思います。
少々お高めだけど、、、大ハズレにはならない選択です。
4年間30000km使って、特に悪い印象無いし耐磨耗性能も良好
素直に「プライマシー4」って一点指名買いになっちゃいます。
タイヤ交換予定は訳あって一ヶ月先の11月中旬
それまではお家に保管です♪
新しいタイヤ楽しみだなぁ~
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