今日はZC33S スイフトスポーツの
フロントピロロアアーム化&
後席ドアのドアスタビライザー取り外し
新品ロアアームのNo.1ブッシュを抜いてCUSCO製ピロブッシュ(スフィカルベアリング)に打ち替え
スフィカルベアリングの寿命を少しでも延ばすためにモリブデングリスを塗布
ダストシールを取り付けて
更にモリブデングリスを充填して防水対策
フロントロアアームをAssy交換して作業完了
フロントロアアーム ピロ化の目的は
①ゴムブッシュを捩じる事で発生する余計なホイールレートを消す事
②フロントジオメトリー(キャンバー&トゥ)の安定化
③No.1ブッシュの逃げを無くす事でサイドスラストを逃さず旋回力を正確に発生させる
No.2ゴムブッシュはノーマルでも逃しが無い強化ブッシュなので
そのまま純正ゴムブッシュを残して路面不正を逃し乗り心地を維持
テスト走行すると素晴らしい感触
ゴムブッシュから金属ベアリングに変更する事でステアリング操作に対する正確性が向上し
フリクション低減で今まで以上にしなやかに脚が動く
低フリクション化によりアスファルトパターンが起因するザラザラ感が消えて質感も向上するオマケ付き
先日行ったZC33S スイフトスポーツ ピロブッシュ化 & リア ドアスタビライザー取り外しのテスト&セッティング
フロントロアアーム No.1プッシュをゴムブッシュからピロブッシュ(スフィカルベアリング)に換装して
ステアリング入力に対する正確性の向上とゴムブッシュの捻りレートキャンセル
ステアリング入力に対して車両がピタリと追従し
フロントサスペンションは更にしなやかにストローク
ピロブッシュの使用箇所、バンプラバーの使い方をBMW 3シリーズを参考に作ったから
フロントのフィーリングは僕の325i Cabrioletそっくり(笑)
フロントの質感が高まった事で
リアの動きがピーキーに感じるので
懸念事項だったリアドア左右2枚のドアスタビライザーを取り外し
リア回りのボディ剛性をノーマルに戻してボディダンパーでボディの「返し」を減衰力で抑える本来の姿に戻す
ドアスタビライザーの取り外し時に最大のデメリットを発見
本来なら曲げ剛性を受けないドアを使って剛性を稼いだ代償として
ドアスタビライザーの当たり部分の塗装が剥げる程のストレスが掛かっていました、、、
このまま使い続けたらドアヒンジを壊すところでした(泣)
走らせてみると、、、
ドアスタビライザーで硬め過ぎていたボディをメーカー設計の撓りに近づけたのでピーキーな雰囲気は鳴りを潜めて
しなやかに路面を捉え続けるし
車内騒音も低下
こっちが正解でした。
フロントのフリクション&リアボディ剛性を変更したので
ダンパー減衰力調整で動きをまとめる
実走セッティングで3時間ほど掛かりましたが
ほぼオールマイティ
街乗り〜ワインディング〜長距離巡航を満足させるダンパー減衰力を見つけました
あとはシチュエーション次第で前後共に1〜2段締める(緩める)でバッチリOK
操縦安定性を維持しつつ高い質感を感じさせる良い仕上がりになりましたぁ♪
楽しんで下さいね〜♪
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