ノートe-Powerのロアアームボールジョイントブーツ交換
8年目に入った車両でロアアームのアップライト側ボールジョイントブーツが劣化でヒビ割れとディーラーで指摘されて
ディーラーではブーツだけ交換はせずに左右ロアアームのアッセンブリー交換をオススメされたらしいです、、、
で、、、
お安く修理するので
分解してブーツ交換です。
まずはウマに乗せてバラして行きますが、、、
左脚の様子がおかしい！?
ロアアーム脱落防止の通しボルト&ナットを取り外そうとしても
ナットを抜いたのにボルトが抜けない
大ハンマーで叩いてもビクともしないから浸透潤滑剤を吹いて放置
先に右脚の作業を進める
右脚の通しボルト&ナットは
ナットを抜いて軽くハンマーで叩いたら抜けたのでOK
アップライトからボールジョイントを抜く為に先日購入したエキスパンダーを使ってみたら
一撃で工具が曲がってゴミになりました、、、orz
所詮は中華偽物だったか、、、
って事て既存の手法で
ボールジョイントプーラーとフォーク&ハンマーでの取り外しだけど
ストラットが長いし、ロアアームブッシュ張力はアームを上げようと突っ張るからめちゃくちゃ大変、、、
サビで固着状態を剥がしてからフォークを叩き込み
捨てボルトとボールジョイントプーラーを組み合わせて力押しで引き抜いてから
何とかブーツ交換
古いグリスを拭き取り新しいグリスを詰めて
ブーツを取り付けようとしたら、、、
部品形状が異なり
ブーツ固定がスプリングリングではなく圧入式！！
デカいソケットとクランプを使って何とか圧入
ブーツ交換を終えての組み立ても
ロアアームブッシュ張力を力任せに押し下げてアップライトにボールジョイントを差し込んで脱落防止の通しボルト&ナットを取り付けて右脚完了
大変だけど
作業工程と必要工具とコツを掴んだので左脚は手を動かすだけだから
ちょっと安心
気を取り直して通しボルトが抜けない左脚に取り掛かる
浸透潤滑剤を吹き付けたから軽く叩けば通しボルトが抜けるはずなんだけど
ボルトを回そうが、ハンマーで叩こうがビクともしない、、、
「なんか左脚変だぞ〜」って思いながら
追い込まれたから最後の判断
キャリパー外して作業スペースを広げて
通しボルトをインパクトレンチで回してみて固着が取れなければ左脚は諦める
（※下手に進めたら帰れなくなる）
キャリパーサポートごとキャリパーを取り外してからエアインパクトでバリバリ叩くと
ようやく固着が取れて通しボルトが抜けてくる
抜き取ったボルトは思いっきりサビていて明らかに右脚とは異なる状態で誰かが一度バラしてる
たぶん、バラした時にパーツクリーナーで油分除去して組んだからサビちゃって固着したんですね〜
右脚同様に半分泣きながらボールジョイントを抜いてブーツ交換に入ると
左脚のブーツが素直に外れない、、、
頭突っ込んで良く観察すると
スプリングリングが無いから圧入式のブーツに交換されている
「あ〜 一度ブーツ交換したからバラしてるんだね、、、」
スクレーパーと細いマイナスドライバーをハンマーで叩いて圧入ブーツを取り外して
グリス交換と新しいブーツを圧入して
力任せの再組み立てで作業完了
たった2個のブーツ交換で4時間半
作業工程の全てにケチが付く修羅の道
今回は泣いたぁー
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