今日は大先輩のAK-12 マーチ君のサスペンション交換
先日、リアだけ大先輩が交換を済ませてあるので
フロントだけ
1200にレンタルガレージに到着して作業開始
さくさくバラして右脚から交換
ノーマルストラットさんお疲れさまでした
BLITZさん これからよろしくおねがいします
ストラットサスペンションの交換作業のポイントを説明しながら組んで右脚完了
左脚も作業完了で
最後にトルクレンチでカチカチ締めていたらトラブル発生
ストラットとアップライトを固定するボルト&ナットにトルクが入らない
138N/mってそこそこ気合の入った指定トルクなんだけど
純正部品でトルクレンチ締めだからトラブる訳が無い
一度バラしてボルト&ナットを確認すると、、、
なんとビックリ
ナットにヘリサートが入ってる!!
どっかの修理工場がナット潰して
その場を凌ぎの誤魔化ししたなぁ〜
ツケをコッチに回しやがって(笑)
ボルト側を確認したら山は無事だったので
レンタルガレージの「捨てナット箱」から使えるナットを見つけ出して対応
大抵のガレージには鉄くず扱いの捨てボルト&ナットがあるので
ゴミ箱漁れば意外とナンとかなっちゃいます
運が良かった〜(笑)
次の機会にボルト&ナット純正新品に交換しましょう♪
ざっと組んだら、
近所をグルッと廻って貰って初期馴染みを出して
車高調整して出来上がり〜♪
スプリングレート3kgfmm 自由長250mmのロングスプリング仕様だから
ぱっつぱつ(笑)
車高はノーマル-10mm
ジオメトリー的にも悪さしないし
街乗り車としての使い勝手もバッチリ
見た目より走行性能ッス♪
もう少し下げるなら全長調整のロックナットを抜くって変則対応になるなぁ!
1530に全てが作業完了で慣らしの旅
最初はフリクションがあるからちょっと硬さがあるし
なんかフロントに張りを感じる
フロントタイヤの空気圧を10kpa下げて張り感を抑えたらかなりの好感触
箱根のお山に入ってから大先輩の初作品を楽しませて頂くと、、、
前後平均バネ上固有振動数 1.7Hz
前後バランス リア+0.2Hz
ノーマル〜ニスモ系のBMラインよりスタビリティ寄りの弱アンダーバランスで
ちょっと硬めの脚
ボディが飛ぶのは60km/hあたりから
前後バネ上固有振動数差が少ないから
硬めだけどピッチングが少ないフラット感
街乗りも悪くないです
旋回特性は
前回の「作りかけ」とはガラッと変わってフロントがピシッとしているのでジャンプしても大丈夫(笑)
無駄なピッチングが無いのでアプローチから立ち上がりまでピタッと座り良くてワインディングをスイスイ走る
上手く旋回を組み立てて旋回gを管理するだけでシレっとハイペースで走り回れちゃう♪
ただし
ピッチングを減らした分だけちゃんと難しくなっていて
キチッと曲げなきゃ
ズバッとアンダーが出る感触があるので要注意
前回の
フロントノーマルサスペンション仕様みたいに
ピッチングを使って何処からでも巻き付かせる事が出来る「自由自在」って動きは消えてます。
ワインディングを走らせてみて
バウンス系セッティングはこれでOKです!
かなり楽しい車になってますよぉ〜
セッティング地図を作って仕様検討してレート選択
ダンパーストローク&サグ設定からプリロード量の決定とスプリング自由長選択
大先輩、もう基本セッティング出せちゃいますね〜
残るはスタビライザーを変更して前後ロール剛性バランスを整えれば
AK-12マーチ車高調整サスペンション
「大先輩スペシャル」の完成です!
φ(..)メモメモ
ダンパー減衰力:前/後 30段戻し
タイヤエアー圧(温間):前235→225/後205kPa
サグ設定 前:伸50/縮30mm、後:伸47/縮50mm
車高:前/後 -10mm
キャンバー:ピロアッパー側0度で組なり
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