八千穂レイク氷上走行会

土曜日はレイク八千穂で氷上走行会
気温が高くなる予報が出ていたので
やっぱり集合時間は1時間前倒しの0700

って事で、
神奈川出発は0330がリミット
深夜～早朝移動なので渋滞のリスクは最小限だけど、
明け方の気温低下で路面凍結は十分注意ですね～

なんだかんだで0310頃に出発
圏央道～中央道で一気に距離を稼いで長坂ICからは
県道28線を北上して八ヶ岳の東側を走るR141へ
野辺山を通過して下りに差し掛かったところで一気に気温が低下して－7℃の世界

八千穂湖へ向かう県道480号線を登り、スキー場を通過すると、、、
山の斜面から路面に向かって灰色の帯が現れ、タイヤからのインフォメーションが薄くなる、、、
「あ、、、山からの絞り水が凍ってるなぁ、、、」

なんて思っていたら、一気に路面が灰色と白色に覆われて雪と氷の世界

ここで一気にペースを落として安全第一
氷上走行会前に山に張り付いたらシャレにならん（笑）

予備時間30分確保しているし、ここまでの巡航で十分稼いだから焦る必要ないしね～

最後の数キロの雪上走行で八千穂高原スキー場に到着
目的地のレイク八千穂は目の前だから
ここで集合時間まで時間調整

車を止めて八千穂高原に降り立つと、、、
もちろん氷点下の世界！

メチャクチャ寒いぃ～

集合時間に無事にレイク八千穂に到着！

ピットもコースも氷の上
ちょっとブレーキを強く掛けるとすぐにABS作動してがががっ！！って感じだから
ピットは最徐行です～

ミーティングはピット横で全員集合
もちろん歩いて集合なんだけど、意外と歩けちゃう
気温が氷点下だと氷に水が浮いていないから滑りにくいんですね～

A/B班に分かれて0800から30分交替で1300まで6本走行予定
今回は大先輩の練習マーチ君でダブルエントリーなので僕はA班　大先輩はB班だから
走り始めたらドライバー交替だけで5時間走りっぱなし（笑）　外で待っていても寒いだけだしねぇ

1本目はとにかく様子見
なにせ「雪が降ったら車に乗らない」って生活だから氷上走行は初めて、
全く経験が無い路面条件におっかなびっくり

最初どれだけ止まるかブレーキチェックやっぱりグリップは低くてちょっと強く踏むだけでABSがががが（笑）
何となくどのくらいで止まれるかを掴みながら周回すると
「気を付けてゆっくり走れば　何も起こらず平和に走れる」
スタッドレスって凄いな、、、

1本目後半で低速コーナーでサイドを引いて滑らせると、
ドっ！って軽いロックの衝撃と共にリアがつっーーーって流れてヨーが発生
アスファルトで滑らせるのとは違って一気に抜けちゃう滑り方
カウンターを入れてバランスを取るとそのまんまOut目掛けて一直性（笑）
横向いたままコースサイドの雪に引っ掛かってズザァ、、、

FFだもんステアリングでカウンター入れちゃOutに飛んでくよねぇ
後輪に駆動力が掛らないって、ある意味凄く安全なんだよね
LSD無しならパワー掛ければ基本的にアンダーしか出ないし
重心位置が前寄りだから滑らせてもどんどんヨーが収束していく

3本も走るとだんだんコツを掴んできて

早めのタイミングでステアリング入力して、
ノーズが反応したタイミングでサイドを引いて様子を見るとスリップアングルが付いてくるのでそのまま車を真横にしちゃう

ステアリングを戻して僅かにInに入れた状態で
サイドブレーキをリリースして僅かにパワーON

スリップアングルが付く事で走行抵抗が増えるので、トラクションを掛けてないとドンドン速度が死んでいく
あとは可能な限り前に進めながらカウンター量を調整してラインに乗せる

リアのスライドが収束して戻りそうになったら、
パワーを抜いてサイドブレーキを引いてステアリング入力してヨー角を増やす
出口はフロント舵角が０になるようにバランスを取りながらパワーONなんだけど、、、

時間の経過と共に気温が上昇して氷面に水が浮いてスケートリンク状態で、全くグリップしない
・走らん
・曲がらん
・止まらん
の3重苦
仕舞いには強風に煽られると止まらずにどこまでも滑って行っちゃうし
パワーOffでステアリング入力してもエンジンブレーキ成分だけでフロントが抜けやすくなって回頭しなくなってくる

ステアリング入力と同時にクラッチ切って
僅かなグリップを旋回に全振りして向きを変える(笑)

気温が氷点下を上回って水が浮く状態になるとスタッドレスでも無理なんですね～
極寒の深夜～明け方より日中のアイスバーンの方が条件が悪くなるって事だから
関東地方の山間部って一番危ないんじゃないかな、、、

13時に無事に走行終了で現地解散
午後から清里のロックでカレー食べて、