FK-12 1st Jump test!! 

FK-12 1st Jump test!! 

機体完成後、航空局から試験飛行許可がようやく下りてついに飛行テストに入りました
今回のテスト内容は「ジャンプ飛行」です。
「ジャンプ飛行」はとは滑走路から通常離陸した後に最高高度3mまでで滑走路上を飛行して、そのまま着陸させます。
p1
入念な点検後、パイロットが乗り込みテスト開始

2011年5月20日にドイツから届いたコンテナの封印を切って
2015年6月13日に初飛行
その間 1486日

ついに地上を離れました!!

離陸した瞬間 今まで締めた各部のボルト、ナット、スクリューが走馬灯のように脳裏に浮かびました
シビレますよコレは、、、
p0
テスト飛行って
”エンジンぎんぎんに廻して がぁ~っと離陸 ドぉ~っと上昇して”
パイロットが無線で 「順調に飛行中 仕上がりは悪かぁ無いぜ!!」
地上スタッフ 「うおおーやったぜぇ!! 俺達はやり遂げたんだぁ~」(舞い飛ぶ帽子やファイルの紙束)
ってイメージだと思いますが

実際は少しずつ飛行可能範囲を広げていく地味な作業です。

だって、、、
堕ちたら死にますからねぇ、、、

これからも申請を進めて、テストを重ねて上空へ昇っていきます。
次の目標は場周飛行(飛行場の周りをグルっと回って着陸)です。

今回の叔父の挑戦の傍で手伝いをしながら得られた一番の知見は
「努力すれば夢は叶う」
です。

良き一日でした
p3
「どんなに苦しんでも自分で決めた目標に向かって 試行錯誤の手探りでも前進して具現化させる」
この過程で得られる知見がもっとも価値が有り、思い出は輝きます。

どんなにお金を積んでも得られない貴重な経験を積むことが出来ました。

ありがとうございました。

オマケのフライトで、、、

テストの合間に、久しぶりにC-172で飛びました
ログブックを見ると最後のC-172でのフライトは2008年11月22日
2395日振りのC-172(笑)
すっかりMDM-1 FOXとA-1Huskyに馴染んだ身体
久しぶりのC-172の感覚は「完成度の高い飛行機」でした
「操縦系統が妙なくらい重い」とか「手が3本必要」等の扱い悪さは無くて舵の重さのバランスも良いし
フラップなんて電動モーターで「うい~ん」ですから
(Huskyuは馬鹿でかいサイドブレーキみたいなレバーでガッチャン ガッチャンです)
p4
飛ばし方は「自己基準になっている機体」だけに身体に染み付いちゃってるので
数分間の復習でノーマルオペレーションは問題なし
手順より感覚的な問題の接地させるときのフレアー操作は「感覚違いで」苦しみました(笑)

p5


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