今週は減衰力調整をする時間が無かったので、
前回から減衰力変更は無し、
今日は、気になっているフロントの固さから受ける不快感を確認します。
バネ上重量とホイールレートから求めるバネ上固有振動数を考えてスプリングレートを決めてきましたが、
まだ僅かにピッチングの動きが変です。
減衰力ドウコウの以前の問題で、巡航状態でリアを軸としてピッチングしています。
(減衰力最弱の慣らしの時点からの体感しています)
まぁ、現状での前後固有振動数がフロントの方が僅かに高いので当たり前ですが、、、
この”フロント勝ち”のセッティングは市販されている「車高調整式サスペンションキット」では
スタンダードになっています。
確かにフロントのロール剛性が高まるのでステアリングレスポンスが良くなり
ステアバランスが大幅に変わりますが、
素直に直進時での落ち着きが無くなります。
ノーマルスプリングで仕上げた325iカブリオレと乗り比べると差は歴然
もちろんノーマルのバランスの方が扱い易いし疲労も少ない
フロントを軸にしたピッチングの方がフロントの接地感が良く安心感があります。
バイクでもフロント剛性の高いレプリカモデルより比較的柔らか目の
ツアラーやネイキッドモデルの方が巡航状態だと”接地感”がしなやかで良いですよね
求めるサスペンションは「ノーマルの延長線でワインディング」なので、修正項目の一つです。
さて、、、
スプリングの変更無しで固有振動数を変える方法は、
バネ上重量を変える事
フロントを重くするのは難しいから、比較的簡単にバランスを変えるにはリアを軽量化です。
出発前に燃料を確認すると、残燃料15Lほど、
これで-30kg
トランクからスペアタイヤを始め諸々下ろして-25kg
かなり軽くなりました。
板倉滑空場にまで130kmの移動なので2~3Lを残して到着出来るので給油無しでギリギリまでリアを軽くして観察してみる事に、、、
高速を走ってみると、フロント軸ピッチングに近づいたフィーリング
フロントがペタッとして安心感が出てきています。
好みは間違いなくこの方向にあることを確認
フロントのスプリングレートの再考します♪
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