富士川でのFK-12のエンジンテスト後、撤収しようとしていたら滑走路の南の端からバタバタとオレンジの小さい車が走ってくる、、
ばたばたばたばた、、、、、、、、、、、、ばたばたばたばた、、、、、、、
??なんで慣性走行させるの?・・
段々姿が大きくなって、姿が見えると、、、
特徴的な縦長のスタイルのタンデム2名乗りの3輪車
あれ、、、なんか小さくない??
写真で見るスタイルとは近いんですが、、、スケールが変!!人が充満している(笑)
キュウキュウに詰まった車内からナゾの小さい爺さん登場、、、
なんと、エコランの競技車両のテストだそうです。
レギュレーションを聞いてみると、2名搭乗、ブレーキは独立で2系統(安全性確保)カブのエンジンの部品を1個は使うこと
で、1Lで何キロ走れるかを競います。
引っかかったのが「カブのエンジンの部品を1個は使う」!? 1個ってなに?
エンジンを見せてもらってビビリました、、、
カブのエンジンを燃費チューンしてひたすら軽量化って漠然としたイメージでしたが、、、
このエンジンのドコがカブだって!?
確かにヘッドは見覚えのあるシングルカムOHVだけど、、、原型留めてないじゃんか
クランクケースは自作してるし
シリンダーはライナー見えるまで冷却フィン削りこんじゃってるし
燃料供給はスクーターから流用したインジェクション
自作っぽいECUに自分でマッピングしている 噴射時間はms(ミリ秒)って単位でコントロールしています
点火系はCDIのツインイグニッション
レギュレーションは「完全自作エンジンを禁止する」のが目的なんです(笑)
ココまで来るとレギュレーション無しならエンジンくらい簡単に自作してきちゃいますよ、、、
燃費を聞いてみると、、300km/Lは楽勝!!!
東京~富士川をハイオク500cc 70円ですか!!
僕のM3の60倍燃費良いってコトですね、、、orz
圧縮は脅威の高圧縮!!競技車両なので数値は書けませんが、20:1までテストして最良の圧縮探したそうです
高圧縮の方が効率良んですが、規定のハイオクガソリンではディーゼリングして燃焼制御できないので落としたそうです。
「冷却フィンを削り込んでどうやって冷やすの?」と聞いてみたら、エネルギー効率が高いので熱にならず運動エネルギーとして取り出すので
逆に保温したいくらいだそうです(笑)
確かにエンジンカウルに冷却口は開いていない、、、
エネルギー効率が高いので、マフラーが単なる直菅パイプなのに爆音じゃない
エコラン、、、舐めてました、、、
内燃機関の限界に挑戦するのは速さだけじゃないんですね
エコランで究極の燃費を競うのも面白そうです。
年取って激しい遊びが出来なくなったらコッチに挑戦だな!!
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