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グライダー曲技飛行の世界

最近、妙に忙しくて日記が遅れてます、、、
先日のトレーニングフライトは教官が忙しく僕のトレーニングはお流れ、、、
まぁ、優秀な教官はドコでも大人気な訳で、コレばっかりはどうしようもありません(笑)

今回は梶さんの超広角カメラを預かって後席に乗り込み、「人間カメラマウント」になっていました。
この人間カメラマウント、、、掛かるGが大きいので、自分の腕と小さいカメラを支えるのがナカナカ大変
梶さんが飛ぶのは”Unlimited Known”グライダー競技曲技飛行の最高峰です
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ざくっと説明すると赤い点線は背面飛行、ループは基本的に4G以上、直角を描いて曲がっている部分は6G位です
シーケンスを後席からの視点で見ると、、、

3次元で空を飛ぶ感覚、風を切る音、こんな素晴らしく自由な世界!!
梶さん曰く「生きていてゴメンなさい」級の出来だそうですが、、、
今の僕にから見れば遥か彼方の飛行技術

2回目はフリーシーケンス
継続する-Gが少ないので比較的体に優しい科目ですが、、、
優しくたってアンリミテッド

途中てGに負けて力尽きてカメラを保持するが甘くなってきてます(笑)
科目が進みネガティブスナップロール
エレベーターを一気にDown&ラダー入力
つんのめるように機体が前方向に急激に回り-3Gほど掛かった瞬間
「ぱちっ!!」と軽い音と共にショルダーハーネスのテンションが抜けて上半身の固定が解かれる
えっ?て思った瞬間、上半身が泳いだ状態で-Gに体を引かれながら一気にロール
サポートベルトで2重に体を固定されているのでキャノピーぶち抜いて機外に放り出される事はありませんが
この時点で「エマージェンシー」で科目中止、、、orz

体がGで振り回されて、ハーネスのロックが回ってしまったようで、
最後まで飛べなかったのが心残りです、、、

高度からのエネルギートレードで270km/hに届くほどの運動エネルギーを強靭な機体構造、グライダー特有の優れた空力特性を効率良く使いシーケンスを描く
飛行姿勢と軌跡の精度で戦うのがグライダーの競技曲技飛行の世界です。

せっかく連れてきてもらえた「すばらしい挑戦すべき世界」
少しでも上達して結果を残さなければ、、、


初シーケンス

SANYO DIGITAL CAMERA
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今までは科目単品でのトレーニングでしたが
今回のフライトは今まで習った科目を組み立てた「シーケンス」を飛びました

新しい科目「ハンマーヘッド」も織り込みます
「ハンマーヘッド」
開始速度200~230
ピッチ90°垂直上昇姿勢へ引き起こし
A/S 100kmを切るタイミングで右(左)フルラダー
機首を右(左)に落として垂直降下
任意の速度で水平姿勢へ引き起こし

上手く垂直上昇頂点で機首を落す為に、
水平姿勢から機首を落とす方向へ右(左)弱バンク
5度ほど機首を落す方向にバンクを取り、ピッチ90°引き起こし後にカウンターラダーで垂直姿勢を確立
僅かに横に滑らせながら昇るのがコツらしいです

更にスナップロールを前席で体験
45°Downlineで140km/hに加速
右(左)フルラダーと同時に右(左)弱エルロン、エレベーターUP
ラダー操作での外滑りとVA以下での急激な引き起こしで臨界迎え角を越えさせて、
旋転内側の翼の気流を強引に引き剥がし水平方向でスピンに持ち込みます
270°ほど旋転したところでフルカウンターラダーろエレベーターを緩めて自転を止めてリカバリー

今まで教わった科目に、新しい2科目を追加して作った練習用シーケンスがコレ、、、
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教官に見せると、、、「結構難しいよコレ、、、」

やっちまったのか、、、俺、、、

「とりあえず組み立てた通り飛んでみよう!!」ってコトで1200m上空へ

スピン
エントリーから270°までは形にはなっていると思うけど、リカバリーのラダーが重く操作に手間取っているような雰囲気
これで良いのか?

右エルロンロール、
今回は先週のピッチUPグダグダロールを教訓にピッチUPを掛けずにロールに入る
背面姿勢で沈まないようにエレベーターDownを入れてみるが、タイミングと操舵速度が悪いらしい
結果沈み、且つヘディングがズレる
前方目標を確実に捕らえてからロールに入ること

インメルマンターン
開始速度が不足気味(240km/hほど?)でエネルギー不足、
最初からエルロンロールのヘディング誤差と水平姿勢が確立しておらず斜めに昇る
結果、1/2ロールで水平姿勢に戻したら軸から60度は曲がって飛び出す、、、、
ダメっぷりに軽く凹みながらヘディングを戻す、

45度Down Lineからのスナップロールのデモ
何度か梶さんの後席で見てきた科目だけど、改めて前席で見る、
一気に必要舵角に持ち込みエルロンロールより高レートでロールする
操舵量を確立してのタイミング勝負っぽい科目、
速すぎて旋転角度を認識するのが難しそう、、、

ループ
コレで3度目のループを含んだ飛行だが、4G確立が甘くなり頂点が潰れた、
先週は上手く出来て今回失敗は意識的に4Gを掛けていないから、
慣れが悪い方向に出る

1/2リバースキューバンエイト
結論から書くと完全に失敗、
45°UP Lineが確立、確認しないままエレベーターUPが残った状態で1/2ロールに入りヘディングがスッ飛ぶ
背面後も45°ラインは当然描けず、速度→高度のエネルギートレードが上手くいかない
何とか120km/hから1/2ループで水平姿勢に戻るが、、、
「ココはドコ?僕の滑走路はドコにある?」
滑走路から半径1km以内でロスポジ、、、orz
完全に迷走した挙句にスプリットSに近い怪しい動きになっていたみたい

左エルロンロール
今まで右ばかり回っていたので左も練習
ヘディングはソコソコ守れたが大沈み、、、
操舵イメージ(エレベーターDown)が根本的に違うかも
背面のタイミングで「チョン!!」と短時間で入れるのかな?

ハンマーヘッド
最初なので教官と一緒に操作、
姿勢の確認と100km/h切りのタイミングでフルラダー
ラダーが効く間に慣性を使って回り込むイメージを掴む

最後に余った高度でループ
ボロボロのシーケンスの中で比較的まともに出来た、、、のか?

とにかく全般的にシーケンスを意識しすぎて、次を急ぎ科目として確立できない
科目開始前の水平姿勢とヘディングを確立、一つ一つの操作と姿勢を確実に行わないと誤差に誤差が重なり科目として成り立たない

自他共に良いところ無しのダメダメシーケンス、
「得られた反省点は多かった」として
練習用シーケンスをもう一度見直して、次回のフライトに活かします!!
急に難しくなった気がするなぁ、、、


新たな飛び方を学ぶ

日曜日はよく晴れて風も穏やか、
大気状態は静穏で上昇気流は期待薄、ソアリングパイロットはお茶のみモード

高性能ソアリング機もあまり遠くには行かず頻繁に降りてきます

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ですが、、、

最高のアクロ日和でした♪

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搭乗順番は後の方を選ぶので先ずは見学、
アクロを教わっている女性教官のデモフライト、

良い音で風が鳴いてます

今回はループ&ロールに加えてaccidental spin(予期せぬスピン)体験と
新たに180°方向転換の「1/2リバースキューバンエイト」「インメルマンターン」を加えてトレーニング
これでBOX内での方向転換も科目として組み込めるので曲技開始から終了まで一連の流れとして組み立てが出来ます。

フライト前のブリーフィングで科目のプロシジャーと開始速度、姿勢変化のイメージを確認

今回のスピンは曲技科目としてではなく、異常操作からの予期せぬスピンの体験です

「accidental spin」

開始速度120km/h
右(左)バンク15°緩旋回
右ラダーを大きく踏み込み内滑り旋回
内滑り旋回になるとバンクが深くなり機首が下がるので左(右)エルロン&エレベーターUPで姿勢を維持
急激に右への自転降下が起こりスピンに陥る

スピンからの回復は自転方向とは逆フルラダー
エレベーターを緩め迎え角を減らす
自転停止と速度増加を確認して水平姿勢へ引き起こし

方向転換の科目として
「インメルマンターン」
開始速度 240km/h
4G引き起こしで1/2ループ
ピッチ180°速度140km/h背面姿勢 -1G
右(左)1/2ロールで水平姿勢

「1/2リバース キューバンエイト」
開始速度 240km/h
ピッチUP 45°UPline
右(左)1/2ロールで背面姿勢 -1G
背面姿勢 45°UPlineで上昇
速度110km/h
エレベーターUP ハーフループ 4G引き起こし
210km/h水平姿勢

機体に乗り込み離陸までの間でイメージ作り、1600に離陸、 曳航機に引かれて夕焼けの1200mへ

最初のAccidental Spin
は驚きでした、、、
浅いバンクの旋回姿勢からラダーを入れて内滑り
この姿勢からカウンターエルロンを入れつつエレベーターUP
ろくにエレベーターを引かない(半分位?)
バフェット無しで吸い込まれるように自転降下
270°回ったところでカウンターラダー&エレベーターdown

ココから先は曲技科目の練習、
自転を止めて垂直降下で210kmまで加速
スパッと水平姿勢へ引き起こし

続けて水平姿勢からループ
3回目のフライトでだいぶ安定、良い感じで気分よく弧を描き駆け上がる

エルロンロール
今回は背面姿勢でわずかにエレベーターdownを入れてみたら、、、
ダメでした(笑)

原因は最初のピッチUPが大きく、速度エネルギーロスが大きくロールレートが下がり
沈下しながらのグダグダロール、、、

グダグダロールで失われた速度を軽くダイブして高度から速度へトレード
240km/hから1/2リバースキューバンエイトへ

45°の角度で上昇
1/2エルロンロールで背面姿勢へ
上下逆さまの背面上昇で駆け上がり
110km/hから5/8ループ
210km/hで水平姿勢
要は開始速度と45°UPlineを決めれば1/2ロールと5/8ループの組み合わせ

機体の進路が180°反転したのでループとエルロンロールを練習して
次の方向転換科目のインメルマンターン

230km/hから4G引き起こし
1/2ループで140km/h-1G背面飛行
背面-1G確立と同時に1/2ロールで水平姿勢へ

少しずつですが3次元の動きに頭と体が慣れてきたみたいです。
新たな発見と反省を空から持ち帰り離脱後5分程で着陸

方向転換科目が出来ると全体の流れを作れるからトレーニングの幅が広がります♪

と、同時に出てきた新しい課題

科目の中で軸がズレると、どんどん誤差が貯まってあらぬ方向に飛んで行く、、、

前の科目終了速度が次の科目開始速度になるので速度管理さらに重要に、
10km/h足りないだけで、科目の繋ぎ部分で変な加速降下が入って微妙な時間が流れます、、、

曲技シーケンスは全ての科目が繋がっていて、予定調和で成り立っている事を改めて感じました。

練習用シーケンスを組み立てて、科目の順番と速度管理を完全に覚えてからフライトしないとトレーニング効率が落ちるってコトですね、、、
次回の目標は
曲技科目としてのスピンとロールを完成させる事
科目のつなぎの速度管理を良くする事
お昼休みの会議室での毎日のイメージフライトで勝負です!!


FOXでアクロトレーニング

日曜日は先週に引き続き曲技飛行のトレーニング
前回のフライトでの教官からの指摘事項&自己反省に梶さんから受けたアドバイスを織り込んで
プロシジャーを再構築
イメージフライトを繰り返し、課題のループの完成を目指します。
前回のループは4G継続が出来ず垂直方向に飛びエネルギーロスで失敗したので、
「ビビってエレベーターUPを緩めず4Gをキッチリ掛けて回る」のが狙いです(笑)

スケジュール通り0900から機体組み立て、
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1000のブリーフィングの後にフライト開始
今日はスモークシステムを搭載しての曲技飛行のテストが先行です。

翼端にスモーク(発煙筒)を固定するブラケットを取り付けてイグナイターに接続
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12Vを流すと発煙筒に点火して煙モクモクです。

梶さんが追加飛行規程を読みながら絶句、、、
「これって出来る科目がほとんど無い!!」

速度限界はVA(設計運動速度)214km/h
制限荷重倍数は5G

確かに速度エネルギーが制限されるのは厳しいですね、、、

で、、、条件縛りのフライトですが


十分スゴいぞ、、、
風切り音を響かせてのアクロバティックはグライダーならでは♪
パワーの無いグライダーでナイフエッジバスはエネルギー減衰が大きいから難しそう

スモークテストの後に、いよいよタイラップの搭乗順♪
1200m上空から科目開始
45°Downlineで一気に加速
水平姿勢から引き起こし、Gメーターをチラ見して4Gを確認、そのまま持続、、、、
速度エネルギー高度に変換しながらループ頂点への円弧を駆け上がり、頂点手間から自然にGが抜けてきて孤を描く
綺麗に回っているイメージと感覚が一致してきます。
垂直降下からGを掛けて引き起こし210km/hで直線滑空へ

今回は頂点で潰れずにイメージ通りに成功♪
感覚を固める為に間隔を空けずにループを連発!!

続けてエルロンロール
教官にデモを見せて貰っていざ挑戦!!
開始速度200km/h
わずかにエレベーターUPで10°程機首上げ
一気に右(左)に操縦幹を押し込みフルエルロン
グライダーとは思えないロールレートでひゅん♪と回ります。

今回でループの良いイメージが出来ました。
開始速度とGにビビらずキッチリ引き起こしてGを管理して円を描く事が重要です。
今までのフライトじゃ絶対に持ち込まない機体姿勢に体がアラームを鳴らして強張るのは、しょうがないのかなぁ、、、
次回はループとロールで科目を組み立てて飛んでみます♪

次に、梶さんの後席で2011年のアドバンスドのシーケンスを見せて頂きました。
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競技フライトは違います、、、
ジャッジにアピールするためにメリハリを作るための鋭い姿勢変換
+6G -5Gは強烈

後席に乗せて貰うのはすごく勉強になります。
アドバンスドシーケンスの全体の流れと内容を体感
科目のイメージを掴める(自分で飛ぶ前に体感できるのは、かなり助かります)
垂直姿勢を確認したり ループ頂点の速度を見たり
得る物は非常に多いです。

が、、、

体が慣れてきたのか前回よりは楽になりましたが
背面系はまだまだ苦手、、、
-G耐性を付けるのに良い方法ないかな?
毎日逆立ちしながらご飯でも食べたら強くなれるかな?(笑)

今回驚いたのが3回連続でシーケンスを飛んで科目終了高度の誤差が10m以下
速度とGの管理精度が高いって事になります、
シーケンス内の速度を不用意に変えれば抗力(空気抵抗)が速度の2乗で変化、(もちろん高速になるほど大)
機体に掛かるGは翼が生む揚力によって発生するので、AOA(迎角)変化に伴う抗力に直結(高G=高揚力=高抗力)
かなりの再現性が出ている「予定調和」のフライトって事になります。

集中力を高め僅か数分に全ての技量を収束させ、限られたエネルギーを効率良く使い自由に空を舞う
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グライダーアクロバティックに限らず、全ての乗り物の「操る歓び」とは、「技量を高め、頭に描いたイメージを高精度で具現化させる事」だと思います。

地上運搬中の1コマ、、、
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リードを付けて散歩してるみたい
「こっちに来なさい!!」って聞こえてきそう
この赤狐、簡単には言うこと聞かないんでしょうか(笑)


曲技トレーニング受けてきました♪

日曜日はFOXの御披露目フライトに板倉滑空場に行ってきました♪
前回の耐空検査フライト後以来ですね~

機体をトレーラーから引き出し、せっせと組み立てて朝のブリーフィングへ
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機体の外部点検をしてフライト開始です。
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後席に収まりベルト機体と体を固定
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N西さんの後席で機体慣熟です。
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曲技機のFOXとしては曲技無しの異常(笑)なフライトです、、、

曳航機に引かれて離陸開始
まず、普通のグライダーとの大きな違い、、、

なかなか離陸しません

加速して次第に速度に乗り、舵が効くようになったら僅かにdownを当ててメインギアだけで離陸滑走

しばらくすると曳航機が先に離陸
普通乗っているグライダーなら80km/hもあれば軽く離陸して1mほどの低空飛行で曳航機の離陸を待つのに、、、

100キロ付近までの加速を確認してから静かに引き上げて
先に上がってしまう曳航機を追いかけるように昇ろうとしますが、フラフラです(笑)

曳航速度の120km/hほどで安定してきますが、なかなか昇りません、、、

離脱後、通常滑空状態の120km/hに合わせてから「You have」の声で滑空状態のFOXを受け取り
とりあえず、バンク30度で左右通常旋回

高い機体剛性を与えられた曲技機特有のソリッドで安定感のある乗り心地
熱したナイフでバターを切るような滑らかな操舵感覚
手足で直接空気を掴むようにダイレクトでシャープな反応

たかが通常旋回だけでも気持ちイイ機体です。

更にバンクを深めて60度で2G旋回
不思議なくらいにピタリと決まります。

操縦感覚を確かめながら旋回を繰り返し、
高度が少なくなったところでパターンに入りアプローチ開始
コントロールを前席のN西さんに返して着陸を見ると、、、

120km/hを維持してアプローチ
普通のグライダーより20km/hはアプローチが速く、フレアー(引き起こし)も少なめ、
感覚的には滑走路に滑り込むような着陸です。

お昼ご飯を頂いて、フライトのお手伝い♪
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搭乗順番が回ってきて、ついに前席でフライトです!!
やっぱり前席は違いますね~
背負ったパラシュートがスッポリハマるパケットシート
曲技飛行で受ける高Gに耐え易いようにリクライニングも深くペダルが高い寝たシートポジション
5点式ハーネス+ラチェット付きの極太サポートハーネスを「これでもかっ」と力いっぱい締め込み機体と体を結びつける

シートポジションも操縦系統の配置もピタリと決まります。
違和感のある微妙に合わない機体ってあるんですよ、、、
(ASK-21のラダーペダルとか(笑))

重く浮きたがらない機体を丁寧になだめるように離陸させて900mまで曳航機に連れて行ってもらって
いよいよトレーニング開始♪

後席教官と打ち合わせた最初の科目は「ループ」曲技飛行の基本ですね
プロシジャーは、、、
45°Downline(45°で降下)で210km/hまで加速
一度水平姿勢に起こして
4G~で引き起こし(エレベーターは拳一つ分ほどUP)
ループの頂点に掛かる辺りでUPを緩めて弧を描き
垂直降下姿勢から4G引き起こし

単純な科目に思えますが、、、難しかった

教官のデモンストレーションだと
加速後の引き起こしは4G
ループ頂点付近は0G
垂直降下からの引き起こしも4G
乗っていても綺麗な円を描いているのがイメージ出来ますが

いざタイラップがループすると
210km/hの開始速度から引き起こして
ループ頂点付近でエネルギー(速度)が不足してフラフラに
少しでも円を描くようにエレベーターdownで粘ろうとしても
速度が足りないからループ頂点の背面姿勢からガクッと垂直降下姿勢に、、、
典型的な失敗例のループ(笑)

その後納得出来ずにひたすらぐるぐると周り続け(笑)
見つけたポイントは、、、

エンジンパワーの無いグライダーは初速と最初の引き起こしで決まるみたいです。
引き起こしが甘く大きなRになると頂点付近でエネルギー不足になりループが崩れる

頂点での背面姿勢で必要な速度が知りたいです。
背面姿勢での速度が決まれば、シャンデルの感覚で速度を合わせ込めるかもしれません
開始速度と許されるループの大きさはある程度の比例関係があるはずで、
最初の90°の引き起こしでループの良し悪しが決まりそうですね

地上から見ての指摘は、「斜めにズレながらループしている」との事で、
原因は単純に考えて
ループ開始の時に水平姿勢が出ていないか
真っ直ぐにスティックが引けていないか
のどちらかですね、、、
右手で操縦しているからGに負けて無意識に右斜めに引いているかもしれません
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地上でイメージを固めて次回はもっと上手く飛んでやる~!!