R33 GT-R「大先輩号」 バルブタイミング変更で実用トルクUP♪

R33 GT-R「大先輩号」 バルブタイミング変更で実用トルクUP♪

長野県「プリンス スカイライン ミュウジアム」からの帰り道
久しぶりにR33 GT-R「大先輩号」を楽しませて頂きました。
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リアスラスト軸を感じ取り易く安定重視の座りの良い車
少し固めの減衰力にSetされた脚をピッチングさせて旋回姿勢を作りパワーを乗せるとピタリとヨーが安定する
相変わらず長距離ツーリングが楽しい脚
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ステッカーも貼って貰っちゃった♪

更に今回の変更点の効果が素晴らしい
アルミ3層ラジエーターへ交換して冷却効率UPは水温の安定化
コレは砂子塾で効果確認ですが

タイミングベルト交換と同時に採用した調整式カムプーリー&バルブタイミングの最適化でエンジン激変
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トルクカーブが実用域で膨らみ
1800rpmも回せば巡航必要トルク
2000rpm付近からスロットルペダルに力を込める程度の微小入力にもトルクが立ち上がり入力操作に反応する
6000rpm付近まで試食したけどブーストが立ち上がった際のトルクパンチも穏やかで大排気量NAのような扱い易い速さ

タービンが軽くなって良く回るようなブーストの掛かりの良さ
トルクカーブのドラマは影を潜めたけど
増大した実用域トルクの後押しにより
「何気ない一瞬の身のこなし」がまるで違う

「ピーキーな速い感じ」じゃなくて
「とにかく前に進む強さ」でグイグイと前に出る
「RB26って低回転スカスカだから回して高ブースト掛けてナンボ」ってイメージが崩れます。

バルブタイミング変更前は2000rpmなんかじゃスロットルを開けてもスカスカでトルクが付いてこないから
車の動きなんか作れないんだけど
バルブタイミング変更後は2000rpm付近でも「1mm以下の念じる程度の入力」にもトルクが応えるので走らせやすいし楽しい
スロットルOFF〜完全パーシャル〜イメージ的には数Nm程度の微小トルク
この繋がりが良いから
一般の流れに乗るペースでもスロットル操作だけで旋回を組み立てられる

楽しくなっちゃって富士宮から伊勢原まで一気に一般道を走っちゃいました。

「流れに乗る程度のペース」でも気持ち良く走るRB26は始めて
ふとした何気ない立ち上がりのパワーONでスッと前に出るから
小さな積み重ねが「速さ」を作るし
ドライバーのリードにピタリとシンクロするから気持ち良い

変な表現なのは重々承知なんだけど
全く違うエンジンの
BMW E36型 M3を思い出す好フィーリング
あぁ、、、
コレが「6連スロットルの真価」なんだね
どんなに電子制御が進んでもスロットルボディと吸気バルブまでの距離が長いほど吸気慣性による遅れがあるから
シングルスロットルだと多連スロットルのリニアリティは作れない

僕の好きなエンジンはパワー重視じゃなくてトルク リニアリティ重視って事を再認識しました。
エンジンのトルク特性で車両のキャラクターがこんなにも変わるのは驚きです。
コレは気持ち良いなぁ〜

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