薪ストーブ設置 炉壁を作る① プランニングと柱の加工

今日は久しぶりに薪ストーブの設置作業
前回までの作業で「炉台」までは完成したので
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「炉壁」を作ります

この壁を作らないと薪ストーブの熱に晒された壁の中が「低温炭化」されて
ある日突然、低温発火して燃え出します。

「炉壁」は煉瓦積みがメジャーで格好いいけど
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一辺1200mm 高さ1200mmの壁を2面煉瓦で作ると200kg近い重量になって
これに薪ストーブの重量200kgと炉台の100kg
家の一角に約500kgが掛かるって事になるんだよね、、、

強度計算しなくても嫌な感じするから炉壁は軽量に作ります。

低温炭化を防ぐには耐熱材で作られた炉壁の裏に25mm以上の断熱空気層が必要なので
軽量鉄骨で裏柱を立てて、ケイカル板を張って炉壁を作ります
これなら化粧含めても100kg以下に収まるでしょ

まずは裏柱の段取りから

一番の問題は、、、
木造に石壁仕上げだから 壁が平らじゃないんだよなぁ
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凸凹面に平面の壁を付けるってヤヤコシイ事になるんだよね

「石壁だから既に耐火壁になってるんじゃ、、、」
って思いますよね
でも石壁が暖まってしまえば壁の裏の木造部分に熱が伝わっちゃうから
やっぱり炉壁が無いとダメなんです

凸凹面の石壁は基点には使えないから
「裏柱を自立させて位置決めして
壁にアンカー止めするときにワッシャーで凸凹と帳尻合わせ」って作戦で行きますー

柱を自立させるのに煉瓦を使います
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先ずは材料の切り出し
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軽量鉄骨を煉瓦幅に切って

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エポキシ接着材で固定

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ガラステーブルを使って出来るだけ垂直をキープ

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エポキシ接着材は熱に弱いのであくまでも仮止めです

煉瓦足の接着材が固まるまでの間に
柱の加工を済ませます。

石壁に柱を固定するためのアンカーの下穴と
アンカー打ちのための作業穴を作ります
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先ずはアンカー下穴5mmを1本3箇所 x7本
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均等にアンカーを打つ為に採寸してマジックでマーキング

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全ての柱にマーキングしたらドリルで一気に穴空けしちゃいます。
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そんなに精度は必要じゃないので
いきなり5mmのドリル刃でバリバリ進めます。
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裏、表両側に5mmの穴空け完了

アンカーを打つための作業穴は9~10mmは必要なので、5mmの下穴からリーマーで拡げます
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リーマーで切るつもりが、リーマーの刃がナマクラだったからバーリング加工になっちゃった(笑)
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まぁ最後は壁の中だから気にしない~

柱の加工が済んだら
煉瓦足と接着
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15分も待てばエポキシは固まるから作業早くて助かるなぁ~

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はい!
柱 自立しました
とりあえず並べてみて調整しながらアンカーで固定します。

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どうやら3番目が一番出っ張るみたいだから
コイツが基準点になりますね

今回は面倒だったから「妄想設計+現物合わせ」でメモも無し(笑)
今のところ順調です♪

今日はここまでにします~

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