先週の3連休は「全日本曲技飛行選手権」に見学参加してきました。
写真と動画の編集に手間取りました
9日の0330頃に伊勢原を出発、、、
東名を東へ走り、東北道を北上、、、
那須を過ぎた辺りで日の出を迎え、
0700に、ふくしまスカイパークに到着。
続きを読む 飛行機漬け
先週の3連休は「全日本曲技飛行選手権」に見学参加してきました。
写真と動画の編集に手間取りました
9日の0330頃に伊勢原を出発、、、
東名を東へ走り、東北道を北上、、、
那須を過ぎた辺りで日の出を迎え、
0700に、ふくしまスカイパークに到着。
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ついに乗っちゃいました♪
憧れの曲技機「エクストラ200」
ドイツ国エクストラ社
エクストラ200
耐空類別A類(曲技)
全 長 6.51メートル
全 幅 7.5メートル
全 高 2.67メートル
自 重 539キログラム
最大重量 800キログラム
エンジン ライカミングAEIO-360-A1E
エンジン出力 200馬力/2700RPM
超過禁止速度 220kt(407km/h)
巡航速度 158kt(292km/h)
最大上昇率 2,500フィート/分 (750m/分)
最大運用高度 16,000フィート (4800m)
最大荷重 +10G/-10G (単座)
+8G/-8G(複座)
ロールレート 360°/秒
±8Gの耐G性能と360°/秒のロールスピードは一線級の戦闘機並み(笑)
レッドブル エアレースやオートボルテージュで活躍している機体の複座仕様です
(もちろん競技仕様は更にハイチューンです)
操るパイロットは航空自衛隊OBの元イーグルドライバー(F-15乗り)
男の子ならワクワクしちゃう組み合わせでしょ♪
チョイ乗りだけどアクロバティックトレーニングです
緊急脱出用のパラシュートを背負いコクピットに乗り込みハーネス(シートベルト)で機体に体を縛り付ける
ハーネスからして普通じゃない、、、
5点式(両肩、腰、股)の3inchベルトなんですが、、、
腰のベルトは2本掛け+ゴツい革のベルトパッド
更にトラックの荷締めベルトみたいなラチェットが付いてます(笑)
飛び上がったら上下関係無しでグリグリ廻る飛行機ですから、
とにかくラチェットでパチパチ腰を締め上げて体を固定します。
コミュニケーション用のヘッドセット(イヤーフォン&マイク)もGで振っ飛ばないように顎紐で縛り付けます
ポケットの中も危ないから空っぽにして、、
少々ビビりが入っていますが、準備完了♪
振り回すので機内に手荷物は持ち込めませんので、写真は取れませんでした(泣)
エンジンを始動して暖機運転
滑走路の上で離陸前の最後のチェック、、、
「All check green let’s go!!」
フルパワーを掛けて弾かれるように離陸
かなりの上昇角を取っているのに吸い込まれるように加速しながら昇って、、、
海上に飛び出した瞬間
挨拶代わりの左エルロンロール!!
水平線が一瞬でくるりと一周♪
TopGunのオープニングみたい!
ヘッドセットから「機体に慣れて!! バンク45°で左右切り返し You have control !!」
機体のコントロールをもらい機体をバンクさせて軽く振り回すと、、、
操作に対して全く待ちや遅れが無いソリッドな動き
機体がまったく撓まない、ものすごい剛性感、、、
入力の全てが間髪措かず再現されるので、意外なほど素直で飛ばし易いんです。
左右切り返しの後
「バンク60で2G旋回!!」
2gを掛けながら水平旋回 この位ならタイラップでも楽勝♪
「VA(設計運動速度)以下なら機体強度は心配ないけど、先に人間が壊れるから注意して、」
手加減しないと運動性能で”人間を壊す”乗り物は初めてです(笑)
「先ずはエルロンロール 130ktからロール開始、エルロンだけでラダーは使わない インバーデット(背面)に入れたらエレベーターを少しダウンでピッチを維持」
エルロンロールでくるりと回りながら矢継ぎ早に操作手順のレクチャー
「Aileron roll You have !!」
マジっすか? ビビりながらも
「I have Aileron roll Air Speed 130kt catch up roll in !!」
教官付きなら度胸一発(笑) エルロンを押し込んで
慣れない背面状態の空中感覚に戸惑いながら機体をコントロール
「次、ハンマーヘッド 垂直上昇で減速 ラダーを入れて翼を横に落とすように」
デモを見ながら強いGの中で要点を頭に叩きこみ
You have !!のコールで科目開始
垂直上昇の頂点の一瞬の無重力を感じながらラダーを使って反転、垂直降下から引き起こし
「次、ループ(宙返り)130ktから4Gで引き起こし 垂直姿勢の時は横を見て姿勢を判断 インバーデット(背面)で機体の水平姿勢を直して4Gで引き起こし」
4Gなんて今まで乗ってたセスナじゃほぼ限界だよ、、
ループの頂点からの引き起こしは視界一杯に広がる海面
壊れたように回る高度計を見ると背中に冷たい物が走ります、、、
「次!! インメルマン ターン ループ頂点までは同じ 頂点でインバーデットからハーフロールでレベル(水平姿勢)」
ループとロールの合わせ技!!
「次! キューバンエイト ループ頂点を過ぎてインバーデッド45°ダイブからハーフロール」
垂直方向に大きく8の字を描く
「逆キューバンエイト 45°で上昇してからハーフロールでインバーデッド上昇後 ループの後半と同じく4G引き起こし」
キューバンエイトの逆の軌跡を描いて、、、
ループ系の曲技が続き次第にGに慣れてきます。
Gが掛かるタイミングを掴んでお腹に力を入れてとにかく耐える(笑)
「次 インバーデット(背面飛行)ハーフロールで背面姿勢 エレベーターダウンで背面水平飛行 ラダー操作は逆になる」
上下逆さまでハーネスに吊り下げられながらの操縦、、、頭に血が上るぅ~
「次! スナップロール 速度はVA以下で一気に引き起こしてフルラダーで片翼だけ失速させる 水平飛行状態のスピン」
一気にスティックを引きラダーペダルを蹴るといきなりズドドッと片翼失速でGが抜けてぐるり♪
綺麗に一回転で止めるのが難しい
「次! エルロンロール 130ktからフルエルロン 最大ロールレート インバーデットのエレベーターダウンが遅れないように」
ロールレートが早い!!
1秒で回っちゃうから瞬間的にピッチコントロールを合わせる
感覚が機体より遅れそうでコントロールに必死、、
「次!! 急旋回 フルエルロンで一気にバンク Gに注意してエレベーターアップで回り込む」
コレが一番キツかった、デモの時に簡単に6G over
「むぎゅーーっ」って押し付けられて視界がすーっと暗くなり、、、
Gが抜けると
「くはっ!!」っと息を吐いて元に戻ります。
自分で深いバンクで急旋回をしてみると、、、
速度不足でGを掛け過ぎてアクセレーションストールを起こす始末(笑)
アクセレーションストール(加速度失速)を初めて体験しました。
旋回中にGを掛けすぎて翼の表面から「バリッ」と力任せに空気が剥がれる失速
通常失速と違って旋回中にいきなりGが抜けて遠心力に引っ張られてスッ飛んでいきます
「最後にスピン ピッチアップでストールと同時にエレベーターフルアップ フルラダー」
スピンは結構経験しているので、キッチリ決めて科目終了
僅か18分で多く科目を効率的にまとめ上げる、密度の濃いフライトでした!!
短いフライトでしたが目一杯の集中とGでヘロヘロ(笑)
アクロバティックフライトはGに耐える力技に見えますが、的確なタイミングで正確な操作が要求される高度な世界。
3次元を自在に飛ぶって今まで味わったことの無い開放感があります。
この世界は強く惹かれます!!
数週間前から曳航機のパイパーカブが修理に入ってしまい
上空まで引っ張ってもらう飛行機が無ければグライダーは無力(無動力)です、何も出来ません、、、
先日、ようやくパイパーカブの修理が完了!!
グライダーに乗って空で遊んできました。、
ジュニアを格納庫から出しで組み立て開始
組み立てから、点検の間、ちらちらと空を見て雲の出来具合を観察していると、
山の上空で雲が湧き上がってきます
「まぁ、最初は譲って上昇気流の状況を見ましょう」って事で
搭乗順は2番目を選択、
1発目が上がり様子を見ていると、、、
予想通り、雲の下で旋回を始めて上昇気流を捕まえてます、
コレなら遊べそうです♪
1時間くらいは帰って来そうに無いので、お茶の時間、、、
コーヒーや緑茶を飲みながらノンビリしていると、、、
帰ってこない、、、、
やっぱり数週間飛べなかったからですねぇ~
既にお昼になっているのに高度も失わず、エリアを飛び回っているジュニア、、、
「げっ!! 大当たりの日かっ??」
このままじゃ美味しいトコロを持っていかれるっ!!
大急ぎでもう一機のPW-5を格納庫から出して上昇気流を追いかけます。
うーんノンビリしすぎたっ 出遅れ感あるなぁ、、、
蒼く澄んだ、高く感じる冬の空、綺麗ですよねぇ~
曳航機が気を使ってくれて上昇気流のすぐ傍まで連れて行ってくれたので
イキナリ上昇気流に乗り、クルクル回りながら昇ります。
傍にはジュニアが一緒、、、
2機で一緒に同じサーマルで800m付近へ、、
800m付近で上昇が鈍くなったので、思い切って次の上昇気流を求めて次の雲を目指して加速!!
110km/h程の速度で、狙った雲の下目掛けて飛び込んでいくと、、、
ド沈下、、、-2.5m/s、、、
「ハズレだぁ~っ 沈むぅ~ 撃沈されるぅ~」(泣)
全ての雲の下が上昇気流って訳じゃありません、、、
見事に下降気流にハマり、せっかく稼いだ貯金(高度)を吐き出してしまいます。
「お小遣いを貯めて、街に遊びに行ってイカガワシイお店で、、、、」
きっと同じ気持ちなんでしょうね、、、(笑)
慌てて引き返し下降気流帯を速度を上げて突っ切り、元のエリアで上昇気流を探すも
時、既に遅し、、、
帰投決心高度になり、GAME OVER!!
時計を見ると、曳航機と別れてから30分ほど、、、
うーんチョット勿体無いなぁ
とぼとぼと歩くように滑空場に戻ると、
目の前をこの辺りじゃ見かけない黄色い小さい飛行機がカン高い音を立ててブッ飛んでいきます。
無線を聞いていると、着陸する様子
こっちは高度が無いので着陸順を譲って頂き、先に着陸、
滑走路を開けて着陸機を見ると、、、
「!!!エクストラだあぁぁぁ~っ!!!」
自分の機体を引っ張って戻り、
エクストラのパイロットに着陸順を譲ってもらった事のお礼と挨拶に、、、
お話を聞くと冬の間の飛行訓練でしばらくは滞在するとの事、
憧れのアクロ機をしばらくは見ることが出来ます。
エクストラ200、カッコイイです!!
レッドブルエアレースや先日のオートボルテージュに出ている機体と同じカテゴリーの機体で、
単座なら+10G -10G 複座でも+8G -8Gのアクロバット飛行が可能
10人乗っても大丈夫!!(笑)
翼は完全対象翼、取り付け角0度、上半角0度
つまり、上下関係無しって翼
機体構造部材にはカーボン使いまくり♪
憧れのコクピットに乗せていただくと、、、
狭いっ、、
振り回す事が目的のお飾り&オモチャ無しの本気仕様
人間の限界に挑戦するような素晴らしいスペック、、、
レシプロ機の最高峰でしょう!!
機体を見せていただきパイロットとお話をして、、、
ひょっとしたら後日乗せてもらえるかも!?
実現したら±8Gの世界に連れて行ってもらえるかもしれません
レッドアウト、ブラックアウトしても文句言いませんって!!
病院送り覚悟で憧れの競技飛行フルコースをリクエストです!!
突然舞い降りた、「グラビアアイドル」に夢中になってばかりじゃイケマセン、、、
エクストラを堪能した後は、やっぱり自分のパートナーですって♪
フライトの後は綺麗に掃除してあげなきゃねぇ~
うーん憂いヤツ、、、いつかは自分の機体が欲しいなぁ、、、
天気のイイ日曜日はグライダーが楽しいです♪
あっという間に検査完了、
まぁ普通に健康なら大丈夫な検査です
身長、体重、近視力、遠視力、視野、眼鏡の屈折度の測定、尿検査、血圧、心電図、握力、バランス、問診、などなど、、、
一通りの検査が45分で完了!!
ちょー早いっ(笑)
わざわざ羽田空港まで出て来る理由は、この仕事の早さです♪
他の先生じゃ下手をすると1日付き合わされちゃいます。
まぁ、問診の時に釘を刺されたのは、
「BMIが30.1はちょっとねぇ~ メタボの定義って25からなんだよ、、、」(笑)
「えぇ~っ!!僕、メタボだったんですかぁ~」
↑(とりあえず惚けてみる)
「どう見てもメタボでしょ~とりあえず痩せなさい!!」
やっぱり(笑)
「まぁ合格ですが、下の血圧が高いからねぇ~ まだ若いからいいけど、このまま歳取るとイロイロ出て来るからね。」
「高血圧でメタボで糖尿」コースって事なんですね、、、orz
「下の血圧が高めのメタボ、順調にヲッサン化が進んでる」って事が医学的に認定されてしまいました。
検査が終わって展望レストランで一息、
飛行機を眺めながらお茶は毎度の身体検査後のお楽しみ♪
着陸機を眺めながらチーズケーキとコーヒー♪
イイ感じ
あ、、明日から頑張ります、、、
今日は仕事をお休みして羽田空港に来ています♪
目的は「第一種航空身体検査」の更新です。
航空機を飛ばすには免許証(正しくは技能証明)の他に身体検査証明書が必要になります。
まぁ「人間の車検」です「妖しいヤツは飛んでもらっちゃ困ります。」って事ですね
この身体検査証明は2種類ありまして、、、
自家用操縦士は第二種航空身体検査
事業用操縦士は第一種航空身体検査
タイラップは仕事してないけど事業用操縦士なので第一種航空身体検査証明が必要になります。
で、この「航空身体検査」ってヤツは町のお医者さんで「ホイホイ 合格♪」って訳にはいかず、
運輸大臣により定められた「航空身体検査指定医師」によって認められなければなりません。
って事で羽田空港の第一ターミナル(Big-bird)の東京空港診療所にお出かけです。
さて、そろそろ予約の時間
検査に行ってきます♪
「顔が猥褻かつ行動が卑猥」って所見で落とされちゃったりして(笑)