M-07 Concept デミオ君
10.5Tモーターのローター交換で高回転低トルクへ仕様変更してEPA 90%まで使えるようになったけど、、、
トラクションの薄い車にパワーを与えて成立させるには「とにかくアンダー」
でもね
ストレートでも滑りっぱなしで氷上走行みたいなフィーリング
怖いだけで爽快感が薄い、、、
「これじゃない感」があるのでもう一度見直してます。
方向性を戻して
パワーを多少絞ってもインフィールドでの速さを求めます。
トラクション性能は落ちるんだけど
Iri塾長の名言
「減速しなければ 加速しなくて良い」(笑)です
一見乱暴な考え方なんだけど理は通っていて
A→Bの2地点間タイムで最速になるのは
最高速度で真っ直ぐ走れば平均車速がもっとも高くなる
1周での平均車速を高める=旋回ボトムスピードを速くするって事になり
最高速と旋回ボトムスピードの差が小さい程トラクション不足をカバー出来るって意味です
で、、、
旋回ボトムスピードを高めるには
4本のタイヤ効率を良くする事
僕のM-07は4本とも同じタイヤなので
単品コーナーボトムスピード最速にするには
前後重量バランスを50:50
コース一周で考えるとトラクション面から駆動軸側を僅かに重くするのがベスト
(学生フォーミュラでどこかの大学がシミュレーション回して検討したレポートより)
これだけ考えてもMRが圧倒的に有利なんですよねぇ
で、、、
M-07 Concept デミオ君の次期仕様に合わせて
重心位置から見直します。
重量物が前寄り配置のFFなので
重心を後方へ移動しつつ可能な限り低下させる
以前問題だった「高速コーナーのオーバー傾向」は「ロール軸前傾過多」が原因だったので
リアの瞬間ロールセンターを下げて前下がりロール軸の傾きを減らしてスタビリティを確保出来たので
重心位置を後退させてリアタイヤの仕事量を増やします。
改造第一段は
モーター冷却ファンの高効率化による小型軽量化&低重心化
モーターが触れなくなる位まで発熱しちゃうからイヤイヤ電動ファン乗せてたんだけど
「モーター上にアルミヒートシンク+冷却ファンの二階建て」って
熱交換効率悪いし重心高激上がり
で、、、
今回はモーター後ろの空きスペースを見つけたのでファンを小型化して押し込みます。
採寸してみたら
モーター缶に直接送風できる26x26mm t=10mmの空間があったので
ESC冷却に使う小型電動ファンならピッタリ
ギアボックスカバーの一部を切り取って
電動ファンを取り付けてみると ピッタリとハマりこむ
送った空気がフロア下に排気されちゃうと空力的にマズいので
ギアボックスカバーの通気口をテープで塞げば出来上がり
あとは走らせてみて
モーター冷却が追い付けばモーター上のアルミヒートシンクも取り外しも視野に入れています。
次はレイアウト変更の予定で~す♪
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