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明日、トルンから旅立ちます

数日の天候不良に悩まされながらも、練習を続け気が付いたら世界選手権まであと数日
今年はトレーニング環境に恵まれて、フライト回数は63回にもなりました。
Unlimitedのトレーニングを始めてから、Advancedを飛ぶと、時間感覚が変わっています。
「なんだか結構時間あるなぁ、、、」って垂直降下で加速中やループの頂点の低G環境で次のフィギュアの確認が出来ます。
更に昨年のトレーニング中盤で得た、「機体の姿勢を見て、反射的に修正舵を入れる」感覚が戻ってきました。
垂直上昇中に傾きに気が付いてラダーでカウンター入れながら昇れています♪

今日は練習最終日の予定でしたが、残念ながら12m/sを越える強風で早々にフライトは中止
FOXは楽勝なんですが、曳航機の着陸がリスキーですから。

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「飛べないなら早々に出発準備しよう!!」って事で機体清掃してWAX掛け

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WAX掛けは得意なので一気に磨き上げて鏡面仕上げです♪
でも、、、グライダーって表面積大きいから3時間位掛かります、、、、流石に疲れた、、、

「コレで機体表面の平滑度が上がって層流境界層面積が広がるので抗力(空気抵抗)が減少して加速性能とエネルギー損失が減少」
競技において大きなアドバンテージになります!!

嘘です、、、、WAX程度で変わりませんよ。
よっぽど汚い機体なら変化するかもれませんが、フライト毎に翼を水拭きしている機体ですから
まぁ、「競技に向かう心意気」とか「勝負事に対する姿勢」ってヤツです。

冗談抜きに大切なのはコクピット内の掃除です。
どんなに注意してもコクピットに入り込む小石や枯葉、刈り込んだ芝などの異物
普通のフライトなら「たまには掃除するか~」程度でOKですが、アクロ機はそうも言っていられません
なにせひっくり返ったり、垂直姿勢になるのが普通のフライトなんで、ゴミが入っているとコクピット内を飛び回ります。
(以前背面にしたらキャノピーにコインが転がってきてビビりました(笑))
対応方法はただ一つ、マメに掃除機を掛ける事

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普通のノズルだと使いにくいので、格納庫のバックヤードを漁って太目のホースを拾ってきてチョイチョイと加工してノズルを作ってみました
コレが結構調子が良くて、
長めに作ったから、らくらく奥まで届くし、狭いところでも大丈夫
ビニール製だからゴツゴツぶつけても傷にならないのでグイグイ押し込めます。
車掃除にも重宝するので作ってみてください(ホームセンターに行けばこの太さは売ってると思います)

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機体を綺麗に掃除したら分解してトレーラーに格納して準備完了

明日トルンを出発して、師匠のマクラさん宅に一泊してから、世界選手権開催地のチェコに向かいます。
軽く600kmはありそうな長距離移動で更にトレーラー付き、、、
10時間位の長旅になりそうです。

そういえば、陸路で国境を越えるのは初めてです、
シェンゲン条約締結国間の移動なので国境はスルーのはずですが、、、
ちょっと楽しみ♪


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