ポーランド遠征の間、BTZさんに車を預けておいた間にアライメントの微調整をお願いしておきました。
今回の不満点は高速走行時とブレーキによる減速時の軽いシミー(ハンドルの振れ)
症状としては高速道路で100km/hほどから僅かに振動を感じる程度なので、タイヤバランスも少し怪しいのですが、
旋回性重視でトゥ”0″にネガティブキャンバーでしたが、走行時のトータルトゥをもう少し増やしました。
この僅かな変更でかなりステアリングの感覚が変わりますね、、、
ステアリングセンター付近の落ち着きが増し、切り始めのコブシ一つ分の領域の感覚がより明確になります。
この領域は一般国道や高速道路でもっとも使う舵角領域なので、乗りやすくなりました。
アライメントって「サスペンションストローク、アームやブッシュなどの変形で絶えず変化するタイヤの設置角の静止状態の基準値」なので、
走行状態の設地状態を考えなくちゃいけないんですね、
フロントタイヤは走行抵抗やブレーキによる減速力により静止状態からトーアウト側に変異します、
今回の調整で静止状態でトゥINに振る事で走行時のアライメントの適正化を狙いました。
BMWのフロントサスペンションってギャップ乗り越え時の乗り心地確保の為にタイヤの前後方向の位置決めをあえて弱めてあるように思います。
横方向はスフィカルジョイント支持で剛性を確保して前後方向はロアーコントロールブッシュで逃がす設計です、
ブッシュを強化すると乗り心地が一気に変わるのはこの設定が変わるからですね、、、
サスペンションアームの下反角とキャンバースラスト&トゥの組み合わせはサスペンションを伸び縮み方向のベクトルも発生するので姿勢変化にも影響が出てきそう、、、、
アライメントも奥が深そうです♪
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