E36 325I Cabriolet 【縦曲げ剛性に対してのボディダンパー②】

最近は依頼車両に掛かりっきりで
久しぶりに自分の車触りました(笑)
汚れ散らかしてボロボロになってきたので、そろそろ延命措置が必要だなぁ、、、
DSC_2376
でぇ〜
依頼車両も後に控えているので、
早々にテストして結論を出す必要に迫られた「縦方向のボディダンパー」
妄想設計図、神様の啓示、入念な下調べ無しで「全てはウマに乗せてから」の現物合せでとりあえず形にしました。

組み上がって一発目の不具合確認はOK
近くのコンビニまでの1kmをゆっくり走っただけで好印象

経験知から
「ゆっくり走って良い感触は速く走らせても好感触
ゆっくり走ってダメな車は速く走らせても絶対に評価は好転しない」
この時点でテスト不要でOK判断しちゃいますが
せっかくだから久しぶりにガッチリ走らせました

交通量が殆ど無くなった頃合いで
伊豆スカイライン全線(熱海峠〜天城高原)
と箱根スカイラインを巡って、
箱根を下って西湘バイパスで高速巡航
一般道での街乗りを見て伊勢原邸

感触としては
全速度域でNHVは大幅に減少
フロント&リアのストラットタワーに横方向に付けた仕様でもかなり静かでエンジンからの微振動も少なく快適だったんだけど
「追加前はうるさい車だったな〜」
って思う程良くなってます。

屋根無し裸族のボディ剛性の無さをモロに感じるスカットルシェイクは改めて見ると
「そりゃクーペ&セダンでもムリだよね~」って路面不正からの強い入力以外は殆ど表れない
ソフトトップフレームのガタピシ音を消したら屋根無しとは思えないレベルになりそう

激変したのが操縦安定性
とにかく真っ直ぐ走る
ギューーっと真っ直ぐ止まる
安心感が全く違う、今まで触ったE36系では最良
(真っ直ぐ走って真っ直ぐ止まる、意外と出来てない車多いです)

旋回特性は
基本的に変化なしの弱アンダー、振り回せばニュートラルから弱オーバーなんだけど
ステアリング入力からリアタイヤが求心力を出すタイムラグが半分になった感覚
操舵した瞬間にリアOut側タイヤの接地圧が腰に伝わってくるから先が読み易い

定常旋回中は
「ハイグリップタイヤに交換したんじゃないか?」ってくらい濃厚なグリップ感
実際にボトムスピードは数km/h確実に速くなってます。

後半の加速旋回(一番のお楽しみ)は
とにかくトラクションが強烈
腰で感じる「リアタイヤの潰し具合」に混ざるノイズが消えて明瞭に伝わってきて
ベッタリとリアタイヤが張り付く感覚があるからリアタイヤにパワーを乗せていくのが楽しすぎる♪

「今までシャシーが捻じれてリアサスペンションが動いて無かったんだ、、、」
って思うほど
少しアンダーバランスっぽく感じるけど
トラクションがより強く掛かるから
運転操作の組み立てとリズムを変えなきゃダメだなぁ

今まではノーマルのスポーツシート+追加ニーパッドで十分だったけど
身体を支えるのがシンドイ(笑)

以前の仕様だと
「きゅーっ」ってブレーキして
「ポイっ」って旋回に放り込めばリアが流れて良い感じに巻き付いてきたんだけど
とにかく「基本通りの旋回お作法」を守ればベタ安定で何にも起きずに
もうお腹いっぱい、、、

あまりに安定してるから
「リアを動かしてやる!」って意地になって振り回したんだけど
大平台の下りでフェイントモーション掛けた時にちょろっと動く程度
上手く走らせるには練習が必要だなぁ〜

Z3と325i Cabrioletで屋根無しのボディは弄ってきたけど
下手に突っ張り棒入れると妙な場所に捻じれが集まって質感下がるし
乗り心地にカドが立って不快感が出てきちゃう

「縦方向のボディダンパー」が低コストで一番求める姿に近くなるので
現時点での屋根無し車のボディ作りの最適解と判断します

とりあえず取付けて形にしただけで
コレかぁ〜
リア側の取付け場所が苦しくなって、フロアに穴空けて取付けましたが
フロアなんて厚さ1mm程度のペラっペラの鉄板
3mmの当て板を上下に入れてボルト&ナットで固定しただけなので
後日、リア側の取付け場所と方法を見直して部品性能を更に引き出します!!

※業務連絡※
大先輩、R33 GT-Rへのドゥーラックのフロアバーは不採用とします。
縦方向ボディダンパーの方が低コストで求める姿になります!!
取付け箇所はスタビライザー交換時に探しましょう♪

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