先日、M-07を厚木で走らせていたら
久しぶりにIri塾長が来場
近況報告でワイワイと盛り上がった後に仕上がりを見てもらったら、、、、
「リアが重いね」
との感想
う~ん 感覚派ドライバーだ(笑)
「リアが重い」って感覚は
車がアンダーバランスの時に出てくる言葉なので 僕の感覚とも一致
で改めてアライメントを考えました
以前の仕様からのアライメント変更点はイニシャルキャンバー
タイヤ磨耗からイニシャルキャンバーを調整して接地圧中心をタイヤの真ん中に合わせて効率を高めたので
フロント 0.5°→1.5°→1.0°
リア 0.0°→2.0°
ジオメトリー設定で
ギャンバーゲインは1g→フルロール姿勢まで±0.0°になっているので
イニシャルキャンバーはタイヤのたわみ成分って事になります
トゥ設定は
フロント -1.0°(Out)
癖取りでバンプトゥ±0.0°
リア +2.0°(In)
この仕様を考えると
やっぱりリア勝ちの強アンダーバランス
以前の仕様だと
キャンバー角が0.0°なのでキャンバースラストも0.0°
タイヤたわみによるキャンバー倒れがあるので
旋回中はキャンバースラストが-方向に出ているしタイヤの接地面積を有効に使えていないから
リアトゥ+2.0°を相殺する形でフロントとバランスさせていた状態
この状態からイニシャルキャンバーをタイヤの接地圧中心を適正化したから
対地キャンバー -2.0°で発生するキャンバースラスト+リアトゥ+2.0°で強アンダーバランスに変化したって事ですね
キャンバースラスト+トゥで作られたスラスト成分が原因ならば、、、、
タイヤ接地面積最適化から設定したリアキャンバー角&ジオメトリーには手を入れずに
リアトゥを減らしてニュートラル方向へ調整すればOK
リアトゥを減らせば転がり抵抗も激減するので中間加速も向上します
でぇ~問題なるのが
「キャンバー角とキャンバースラスト角の関係」
サイドスリップゲージがあれば実測一発なんだけどRCでサイドスリップゲージは無いから
強引に目安を考えると
スリップ0でのキャンバー角最大 90°(走れないけど)でのキャンバースラスト角は45°
って事でキャンバー角の1/2をスラスト角として設定
新しいリアのアライメントは
イニシャルキャンバー -2.0°
リアトゥ 0.5°(オーバーにビビってチョイ残し)
参考までにDC2の基準アライメント値を見ても悪くなさそう
テストしてみたら
アプローチで巻く事もなくほどよく斜め前に滑るし
パワーONアンダーが弱まりなかなか良い感じ
クリップ付近での引っ掛かり感(重さ)も消えてきました
良い感触になってきたので久しぶりにタイム計測してみたら
Best 10″74
リアのACFを減らして硬くした方がトラクション掛かるんだけど扱いにくくなるから
ACFを立ててトラクションを増やした状態で
アライメント&ジオメトリーを詰めてみます
もう一度考察したら
こっちが正解みたいです~
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