トラクション性能の限界を感じて
運動性重視に仕様変更中のデミオ君
ロールセンター軸傾斜と重心位置の確認で重心高を測定したので
低重心化とマスの集中を進めます。
狙うは重心高 24mmから上のアルミパーツ
最初に
モーター冷却ファンの移設で冷却効率向上出来たのでアルミヒートシンクを撤去
これで取り付けスクリューを含めて-6.6g
次は
アルミダウンリテーナー
重心低下を狙ってダンパーを正立で使っているので
アルミダウンリテーナーは重心高より上
コレをCVAダンパーの樹脂リテーナーに変更
アルミダウンリテーナーに比べて樹脂リテーナーは1mm高いので同時に車高調整
アルミプリロードアジャスターは軽量化とプリロード管理の簡易化を狙ってCVAダンパーのシムに変更
現在のアーム角(車高)設定でシムを入れているので1mm薄いシムに交換
コレも軽量化要素
更に樹脂リテーナー +1.0mm+シム-1.0mmでスプリング位置が1mm下がるので低重心化
アルミダウンリテーナー+シム 1g x4
樹脂リテーナー +シム 0.6g x4
1台分で-1.6gの軽量化
次はステアリング系
ここは操舵系剛性とのバーター関係なんだけど
「試してダメならアルミに戻す」って考え方
サーボセイバーホーンを樹脂化
アルミサーボセイバーホーンが2.7g
樹脂サーボセイバーホーンが1.2g
これで-1.5g
同時にサーボセイバーホーンの腕も短くしたので
EPAを80%付近から100%付近まで伸ばして
分解能力が向上します。
アルミステアリングワイパーはフロント寄りで高い位置にあるので効果的
アルミステアリングワイパーが5.2g
樹脂ステアリングワイパーが3.2g
これで-2.0g
最後にバッテリー搭載位置低下とバッテリーホルダー軽量化
バッテリー搭載位置を良く見ると
バッテリーホルダーに釣られてシャシーから浮かせている
タミヤお得意の「シャシーフレックス設計」
「シャシー捻れを使って曲げる」って考え方なんだけど
ハイパワー化したら捻れ過大になってトラクションが抜けちゃう
現にカーペット路面と低剛性の「ハイトラクションロアデッキ」の相性はイマイチで
扱い易さは出たけど一発のタイムが0.5秒近く低下
僕のセッティング方向とは合わないので
バッテリーをシャシーに乗せて重心低下とシャシー剛性向上を狙います。
加工箇所はバッテリーホルダーで
下側をカットしてバッテリーをシャシーに乗せて
ロアデッキ側にスポンジを貼って密接させる
バッテリー搭載高 -1.0mm
バッテリーホルダー軽量化
-2.0g(6.3→4.3g)
開かない方のバッテリーホルダーはスナップピンを糸で縛ってマイナートラブル対策
ぶっ飛んだ時にスナップピンが脱落しちゃうんです。
軽量化合計は13.7g
ランニングシャシー重量が
1170.1→1156.4g
重心高より高い位置で約1.2%の軽量化
小さな積み上げだけど改善方向です♪
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