E36 325i Cabriolet ダンパー交換② 【中古ビルシュタインの状況確認】

本日の早朝&お昼休み作業は
E36 325i Cabrioletのダンパー交換!
の予定でしたが朝から雨で出来ませんでした~

うーん 次はガレージ&工作室を建てよう

雨で実車作業は無理だから
組む前に「中古ビルシュタイン」の現状確認しちゃいます。

最初にリアから
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アッパーマウントを取り外してダストカバーを抜き取ってダンパー単体にして
掃除してからチェックすると

OIL漏れも無いし シャフトに錆びも出ていない
リアは曲がりにくい構造だけど
とりあえず定規を当ててシャフト曲がりを調べても問題無し
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シャフトを軽く磨いて シール部分をエアブローしてからフルストロークさせても
引っ掛かりや減衰抜けも無くて大丈夫

驚いたのは
ダンパー下側のブッシュがほとんど変形してない!
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このダンパー ほとんど使われないで車両から取り外されて保管されていたみたいですねぇ

バンプラバーは砕け散ったみたいですが
DSC_9510
たぶん取り付け時に 元のノーマルダンパーから移植して
経時劣化で崩れたんですね、、、
アッパーマウントも潰れは少なくて良い状態
欠品部品も無いからちゃんと組まれていたみたいです。

続けて
フロントを分解
最初に工具を合わせてみると
トップナットは対角22mm
ダンパーシャフトに6mmのヘックスが切ってあるので
インパクトを使わないでバラせますね~

・ちょっと特殊な22mmインパクトソケット
DSC_9519

・22mmのコンビネーション
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・6mmのヘックスを用意
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インパクトソケットの6角にコンビネーションを組み合わせて使います。
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最初に
スプリングコンプレッサーを懸けてインパクトでバリバリ締め込んでスプリングを縮める
DSC_9517

コノ作業 大っ嫌いです、、、
スプリングコンプレッサーが滑って暴れたりしたら指弾かれるし
万が一工具が壊れたら「スプリングミサイル」ですからねぇ、

ある程度締め込んでアッパーマウントに掛かるスプリング張力を抜いたら
トップナットを緩めて
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アッパーマウント
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スプリングアッパーシート
スプリング
バンプラバー&ダストブーツ
スプリングラバーシート
を取り外してダンパー単体にする

フロント側も同じように掃除してから
シャフト曲がりをチェックした後に
ダンパーシャフトを押し込むと、、、

「すこっ!」と減衰力を感じずに10cm位入ってから「グンッ!」って減衰力が立ち上がる

え、、、OIL漏れも無いのに完全にヌケてる?
あらぁ、ダメかなぁ~
って思いながら
更にシャフトを押し込むと
「チ、チ、、、チッ」ってエアがバルブを通過する音がする

もしや!
って 一度ダンパーをひっくり返してシャフトを押し込んでから
正しい向きでもう一度ストロークチェックすると
キッチリ減衰力が出る

このビルシュタイン 複筒式です!(笑)
フロント 複筒式
リア 単筒式
の組み合わせなんだ~
って事は意外とガチガチじゃないかも♪

フロントの付属部品を見ると
スプリングラバーシートも潰れ変形してないし
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アッパーマウントも新しいアルミ製で
ゴムの変形も少ない
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アッパーマウントのベアリングダストカバーを捲ると
グリスが綺麗なまま、、、
DSC_9530
フロントもほとんど使われてない
たぶん5000kmも走らせてないんじゃない!?

バンプラバーだけがウレタンが過水分解してボロボロだから
バンプラバーは使い回ししたんですね

幸運にも ほとんど新品みたいな中古品で
フロント複筒式だから けっこう動きそうなダンパー
これで15000円はなかなか良い買い物だなぁ♪

明日は晴れそうなので
朝イチで交換してみます~

問題は、、、
O/Hするとなったら
複筒式のフロントはO/H出来ないから倒立の単筒高圧式にそっくり入れ替えかぁ
倒立のシリンダーチューブ高いんだよなぁ、、、

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