E36 325i Cabriolet サーモスタット&ウォーターポンプ交換 ②

さて!!
分解して古い部品を取り外したら、再使用部品の掃除からですね

サーモスタットハウジングとウォーターポンプを取り外したエンジンブロック部分
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サーモスタットハウジング部分はラジエターの漏れ止め材がこびり付いているので
カッターの刃をスクレーパーにして汚れを剥がしてから
コンパウンドで磨く
面が荒れてると漏れの原因になるんだよねぇ~

サーモスタットハウジングは
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コテコテに汚れてます
たぶん前の作業で水漏れして対応に困って液体ガスケット塗ったな、、、

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古いガスケット抜いて

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カッターの刃で汚れを削いでコンパウンドで面を磨いて掃除完了

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取り外したボルト&ナットは再利用するので浸透潤滑材(556)吹いてワイヤーブラシで綺麗に掃除

部品のクリーニングが済んだので組み立てます
最初はウォーターポンプから
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マイレ社の純正対応品を使います。
(だって純正部品高いんだもん)

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インペラは鋳物の後期部品です。
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Oリングを組んでブロックのウォーターポンプハウジングに組んで

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4本のナットを均等締め
締め付けトルクは10Nm

サーモスタットの取り付け
サーモスタットハウジングに新しいガスケットを組んで
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ブロックにサーモスタットを取り付ける

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〈縁にある三角を上にして取り付ける〉
サーモスタットには上位置の指示があるので取り付け方向に注意
向きを間違えると冷却水流路にサーモスタットのフレームが被って冷却効率が下がります

向きを合わせてサーモスタットを取り付けて
ガスケットを組んでハウジングをボルト止め
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締め付けトルクは
M6ボルトは10Nm
M8ボルトは8Nm

ついでにウォーターポンププーリーも取り付けちゃいます
トルク入れるのにプーリーが回らないようにファンカップリングのSSTを使います

ファンベルトを掛けたら
ファンシュラウドとファンを組んで
クーラントレベルセンサーのコネクターを差し込んで
アッパーホースを取り付ける
最後にラジエターコアサポートカバーを取り付ければ組み立て完了♪
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冷却水の充填は簡単
車内のエアコン温度設定暖房全開
送風ファン最弱
でキーをACCまで回してヒーターバルブを開く

あとは最初にクーラント原液を直接ラジエターに流し込んで
水をコポコポ流し込む
だいたい6L位は入るかなぁ

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サブタンクの口まで水を流し込んだら、綺麗なペットボトルに水を詰めてサブタンクに突っ込んで
エア抜きバルブを解放

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ペットボトルの口まで水位が下がると空気が入って自動給水されますので
しばらく眺めるだけ、、
そのうち満水になってペットボトルの泡が止まったら、
一瞬だけエンジンを掛けるとウォーターポンプで水が回って更にエアが抜けます。

解放したエア抜きバルブから水が溢れたら冷却水充填完了
ペットボトルを抜いてエア抜きバルブとキャップを絞めてエンジンを始動
4000rpmを目安に数回ブリッピング
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あとはサーモスタットが開くまで水温を上げる
(軽く近所を一回り)

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最後にエンジンが冷めてからリザーバータンクの水量調整して出来上がり~
1430に作業完了だから
3時間30分くらいかぁ、、、
コレで次の水回りのOHは8万キロ先だから
20万キロまで大丈夫!
(のはず、、、)

修理費用は
BMW純正サーモスタット&ガスケット 7900円
マイレ 社 ウォーターポンプ&ガスケット 6675円
原液LLC 2480円
合計 17055円
急ぎで手配したBMW純正サーモスタットが高かった、、、orz
社外品だけで修理すれば13000円位だったなぁ

修理後の経過監察を兼ねて、
お気に入りの「海が見えるレストラン」へ1時間ほどドライブ
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アイスコーヒーご馳走さまでした♪

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