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2016年 飛び納めとフォワードスリップアプローチ実証

今日は2016年の飛び納めです。
つい先日、夏休みが終わったと思ったら、すでにお正月までカウントダウン
どーなってるんだ、、、、

さて、まずはお天気を確認
地上天気図を見ただけで、、、
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「天気は高気圧どっぷりで良い天気」って(笑)
上空に寒気が入っているのか、今朝は寒かったけど大気はバッチリ安定で
飛行機は揺れの少ない快適な空
グライダーは上昇気流の少ない見た目が綺麗なだけな残念な空
ってトコでしょうか

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とにかく機体を格納庫から出して準備しましょう♪

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機体の準備を進めて、運航開始前に全員集合して朝のブリーフィング
機体の点検状況、天候、メンバー紹介、飛行場周辺の特記事項(NOTAM)等
、最近の運航上の注意点などを全員に周知確認します。

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ブリーフィングの天候確認でも、
高気圧圏内でド安定でショボイ上昇気流しかない「ベタ凪ぎ注意報」が発表されました!!
グライダー乗りは弱い上昇気流を丁寧に拾って滞空する「粘り」が試される一日になりそうです(笑)

今日は曳航機担当なので、先日考察した最大アプローチ角の実験です。

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前回は北風が強くて実験できるような天候じゃ無かったけど
今日は風が弱いので実験出来そうです。

考察した最大アプローチ角は約10度
パワー アイドル
フルフラップ
フルフォワードスリップ
状態でのアプローチです、

無風状態でのアプローチ確認ポイントは
ファイナルアプローチ 滑走路端から0.8nm(1260m)の送電線直上で630feetです

上空までグライダーを曳いた帰り道、
パワーを絞り一気に降下してファイナルに滑り込み
アプローチ緒元に合わせて
送電線を630feetで飛び越えると同時にフォワードスリップに持ち込んでアプローチ開始

実験なのでより低くまで意図的にフォワードスリップを維持しています。
ほぼ考察通り送電線直上630ftからフォワードスリップを掛けて、
滑走路端までに降ろし切れるの結果になりました♪
最後にちょっと低くなったのは1~2m/sの弱い南西風の影響です。
コレでスティープアプローチはバッチリです。

考察と実験で見えてきたハスキーの降下性能を使って最短時間を狙うと


2000ft(600m)から3分以内に着陸できます。

この後、さらに曳航は続き、本日の総発航回数は18回で無事にフライト終了
今年度も大きな事故も無く無事に過ごせたのは
何よりも幸せな事です。

2017年は1月7日から運航開始の予定です。
「来年度も安全運航でがんばります!」


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「2016年 飛び納めとフォワードスリップアプローチ実証」への2件のフィードバック

  1. みんカラから、飛んできました(笑)
    お久しぶりです!
    あっという間に時が過ぎ去ったようで、充実していた証拠ですね。
    天気がよさそうな時に、飛び納めをしたようですが、写真が綺麗!

    今後も、ブログを見させていただければ幸いです。

    1. お久しぶりです!
      引っ越し先の新居へようこそ(笑)
      予定ガチ詰まりでバッタバタです!
      日曜日は絹雲が浮かんだ穏やかな天気の一日でした~
      今後ともよろしくお願いいたします♪

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