今日はDA17V エブリィキャンパーのブレーキ修理
「左フロントブレーキからゴーゴーと音が出る」って事でバラしてみたら、、、
思いっきりローターにパッドが焼き付いた跡があります〜
外側ブレーキローター
内側ブレーキローター
「あー ヤッつけたなぁ、、、」
ブレーキをガシガシ使ってクーリングしないで高温状態のまま車止めちゃったんですね〜
熱を持ったまま止まっちゃうとパッドが焼き付いて
次に動かした瞬間にローターを毟っちゃうから段差はできるし
放熱時間の違いでローター歪んじゃう
ブレーキパッドも熱抜けの悪い内側は端からボロボロに崩れてきてるから
使用温度範囲を完全に超えちゃってる
外側ブレーキパッド
内側ブレーキパッド
ココまでやっつけたって事は異臭はもちろんパッドから煙吹いて 下手すればローター真っ赤なんだよね
とりあえずパッド&ブレーキシュー交換で必要最低限の制動力は確保したけど
熱容量、放熱性能ともに完全に不足しています。
脚を作って普通に走れちゃうようにしたから
キャンパー架装の200〜250kgが全部ブレーキに効いてくる
運動エネルギーの公式
Fs(J)=1/2mv^2
m=質量(kg)
v=速度(m/s)
この式が全てであり
ブレーキローター&パッドが現実を語る
物理法則だから逃げ道はありません
オーナーさんは特に爆走したわけじゃなく
普通に走っていただけ
※サスペンションを全て作り直して「普通」に流れに乗って走れちゃうってのがトリガーでもありますが、、、
とりあえず走れるようには修理しなきゃならないので
手持ちのブレンボローターを研磨に出してきましたぁ
明日の午前中に研磨完了
午後から交換予定です〜
パッドとローターのメーカーを揃えるので相性は良くなりますが熱容量はビタ一文増えないので
同じ乗り方したら再現します
少なくともベンチレーテッドディスク仕様への換装
ベストは大径化+ベンチレーテッドディスク化ですね、、、
コレって最初に改造した
「キャンパー架装屋」のやるべき仕事なんだけどなぁ
最初っから外見ピカピカ 脚回りグダグダだったから
「ブレーキ容量」なんてガン無視か、、、(笑)
改造キャンパーって恐ろしい
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