本日の午前中作業は、
E36 325i Cabriolet ダンパー交換
ヤフオクで15000円で買った中古ビルシュタインの取り付けです~♪
Koni FSDのリアダンパーが抜けて「我慢の限界」を越えたので 仕様変更して好みのダンパーを作る為の素材として買ったんですが、
昨日、状態確認したら薄汚れてるけど殆ど新品状態
商品説明の
「数百キロ程度仕様して取り外しました」
は本当だったんだ、、、
疑ってごめんなさい
世知辛い世を渡り 俺の心はすっかり汚れちまったんです(涙)
って事で0900から作業開始
普段の0600より始業が遅いのは
週末の朝っぱらからインパクトレンチをバリバリ鳴らしたら刺客を放たれますからねぇ
先ずはフロントから
ジャッキで上げて馬かけて♪
フロントタイヤを外して
ストラットを外した時にナックルが倒れてブレーキホースで吊らないように
パンダグラフジャッキで支えて
ストラットに止められている
・ブレーキホース
・ABSセンサーハーネス
・ブレーキパッドセンサーハーネス
をブラケットから取り外してフリーにする
18mmソケット&インパクトレンチ+18mmロングストレート ボックスレンチで
ナックルとストラットを繋いでいる
マイクロボルトx2 と
ボルト&ナットx1を取り外す。
ナックル側は18mmだけでバラせる良い設計ですね~
ナックル側を切り離したら
13mm ソケット+エアーラチェットでアッパーマウントナットを取り外して
パンタグラフジャッキを下げてスペースを作れば
ストラット一式が取り外せます。
Koni FSDさん
2013年 3月末 60000kmからスタートして
2020年 11月末 135000km
6年半で 75000km
お陰様で楽しく安全にドライブする事ができました。
今までお疲れ様でした。
早速 スプリングコンプレッサーを使ってスプリングを縮めて
アッパーマウントを取り外して
ビルシュタインにスプリングを組むと、、、
FSDからギリギリ取り外せる程度に縮めたスプリングが
ビルシュタインに入れるとスカスカに遊ぶ!?
とりあえず左脚を先に組んで
右脚をバラしたところでストロークを測ると
Koni FSD 120mm
ビルシュタイン 複筒式 182mm
あ、、、
このビルシュタイン BTS(シャコタンKit)じゃない
ノーマルスプリングに合わせたスポーツダンパーだぁ~♪
幸運にもノーマルスプリングに合わせてセッティングされてる新品同様のダンパーを格安で引き当てましたっ!
ほんとに運が良いなぁ~
「シャコタンにしたい」って
サスペンション的にはネガティブ要素を含まないノーマルスプリング仕様だから
「ビルシュタインの考え方の本音」を知る事が出来ます。
とりあえず取り外したバンプラバーを採寸
後日 R33 GT-R 「大先輩号」のフロントバンプラバーに流用を考えてます
長さは65mm
先端のふにゃふにゃ領域は15mm位
直径は60mmですね
ノーマルスプリング用でこのサイズだから
M3用を使えば 少し短いから「ポン付け流用」出来そうですね~
さて、、、作業を進めて
右脚もスプリングとバンプラバーを組んで
左右とも準備完了
今回は「ツルシ仕様をポン付けして様子見」だからバンプラバーは流用しちゃいます。
車両への取り付けは
最初にストラット下をブレーキホースとハーネスを避けながらロアアームの後ろを通して
アッパーマウントをストラットタワーに収めて
ロアアームにストラットを乗せた所が休憩ポイント
ひと休みしたら ストラットを持ち上げてナットを入れて仮止めしちゃう
結構重くてキツいんですよね~
ストラットがボディからぶら下がったらナックル側のボルト&ナットを絞めて
ナックル上のボルトを先に通したくなりますが
下のボルトx2の部分の位置決めピンを先に決めないと取り付けが大変です。
ナックルのボルト&ナットを締めたら
ホース&センサーハーネスをブラケットに固定して タイヤを付けてジャッキから下ろす
最後にアッパーマウントにボディダンパーを取り付けて
フロント交換 出来上がり~
フロントが終わっちゃえば80%は作業完了
リアは目一杯工程を削った手抜き作業
タイヤすら外さないで交換しちゃいます
最初に幌を半開状態にして リアアッパーマウントにアクセス
リアのボディダンパーを取り外して
アッパーマウントナットをいきなり抜き取ってボディからリアダンパーを切り離す。
この状態から
リアアッパーマウントがボディから抜けるギリギリまでジャッキで上げて
18mm ソケット+インパクトレンチで
手だけを後ろから突っ込んで下のボルトを抜き取ると
ダンパーが外れます。
※ジャッキが落ちても潰されないように 頭は絶対に車の下には入れない事!
コレで左右ダンパーの取り外しは完了
10分以下ですね~
リアのKoni FSDは完全に抜けて 減衰力0 ガス反力0のただの棒になってました
どうりで抑えが効かずに巻き込む訳だ、、、
コレでも我慢すれば誤魔化しながら走れちゃうから、
僕は「リアダンパーいらない人」らしい(笑)
Koni FSDをバラしてビルシュタインと比べると、、、
フロントとは逆に
Koni FSD 252mm
ビルシュタイン単筒式 216mm
ビルシュタインの方がリアのストロークは短いですね~
リアのバンプラバーをビルシュタインに移植して
5mmのオープンエンドレンチ & 17mmのボックスレンチで上下の皿とアッパーマウントを取り付ける
5mmのオープンエンドレンチは持ってなかったから
嫌いな工具のアジャスタブルレンチ(猿)で代用
もう1つ FSDから流用するのが「ブッシュ抜け止めプレート」
荒事用の貫通マイナスドライバーをレバーにして取り外して
ビルシュタインのスリーブにプラスチックハンマーで打ち込む
リアダンパー交換で忘れて部品を壊す2部品は
・アッパーマウントの上下の皿
入れ忘れるとアッパーマウントのゴムブッシュが突き抜ける
(組んだ本人が入れ忘れたのに「耐久性が無い」ってネットで酷評された不憫なアッパーマウントです)
・ブッシュ抜け止めプレートorワッシャ
入れ忘れるとブッシュが抜けてダンパーがブラブラ
両方とも構造を理解してれば絶対に忘れないんだけどねぇ、、、
後は追加作業で
リアボディダンパーブラケットにアッパーマウントの上皿が当たった痕跡があるので
ベルトサンダーで少し削って「逃げ」を作れば
車両取り付け準備完了
取り付けはダンパーをフェンダー側から入れて
アッパーマウントナットを入れて仮止め
ここが「手抜き作業手順」で一番危ないポイント
もしジャッキが落ちたらタイヤとフェンダーに挟まれて腕が折れます。
真似するなら腕一本折れても文句言わないでね♪
左右両方をボディからぶら下げたら
ダンパー全長違い分のジャッキ高さを調整して
18mmソケット+エアラチェットで仮止め
左右共仮止めが終わったらジャッキを下ろして
車を1mほど前後移動して1g車高を作って
アッパーマウントナットとロアーマウントボルトを本締め
最後にリアボディダンパーを取り付けて
交換作業完了です♪
通りすがりのご近所さんとの立ち話を含めても2時間30分くらいでした~
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