E36 325i Cabrolet 【スタビライザー交換】 ④交換作業

先日の計算でどのくらいの変化なのかは見えてきたので実際に交換して走らせてみます。
325i CablioretのノーマルサスペンションにMテクニックのスタビライザーの組み合わせになります

「本来のMテクニックサスペンション」って考えるとスプリングも合わせて交換しないとダメですが
シャコタンに興味はないし改善したいのは旋回中の縮みストローク確保なのでこれでOK

早速、部品を引っ張り出して作業開始
まずは、、、めんどくさいリアから
ジャッキUPしてリアタイヤを外して、
トレーリングアームからダンパーを外してリアをフリーにする
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丁寧に作業するならリアスプリングを外してからベンドラムサポートのナットを緩めるのですが、、、
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手抜きしてスプリングの裏のスペースを使って作業してベンドラムサポートを取り外す

次に、
本来ならマフラーを取り外して作業スペースを確保してスタビライザーマウントのボルト&ナットを取り外せは取り外し完了

採寸して確認すると、
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やはり15㎜でノーマルスタビライザー
コレをMテクニックの18㎜に交換します。
もちろん合わせてスタビライザーマウントブッシュも18㎜に交換します

15㎜のノーマルスタビライザーに圧入されたベンドラムサポート(スタビライザーリンク)を捩じりながら引き抜く
ガッチリ固着していたし、スタビライザーブラケットを止めているボルト&ナットにも工具を当てた後が無かったので
新車装着から一度も取り外されていない状態でした

取り外したベンドラムサポートを軽く掃除して、差し込み部分にシリコングリス(ワコーズのブレーキパッドグリス)を塗って18mmのMテクニックスタビライザーに組み込む

組立て圧入は軽く入っちゃいますし、シリコングリスが効いてスルスルと回ります
スタビライザーマウントブッシュも同様に掃除してから軸受け部分とブラケット当たり部分にシリコングリスを薄付けして組立て

あとは車両に戻して組み立てればOK
トレーリングアームとダンパーと止めるボルトは締め付けトルクに注意
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ココのねじを千切ると泣きが入ります。
面倒でもトルクレンチで締めた方が良いです。

夕方から作業開始したので今日のところはココまで!!
さっさと組み上げて作業終了
屋外の夜間作業なんてロクな事になりませんから

翌日は簡単なフロントのスタビライザー交換
ジャッキで上げてしまえば、他に邪魔になる部品も無いのでサクサク作業は進みます

ベンドラムサポートを外して
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スタビライザーマウント ブラケットを取り外す
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開始10分でノーマルスタビライザーを下して、
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確認のために採寸すると24㎜
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ノーマルスタビライザーですね

フロントのベンドラムサポートはボールジョイント支持でナットで固定されているので交換は簡単
ナットを緩める時にボールジョイント側を固定するために16㎜の薄肉オーブンエンドが必要です、
(普通のオーブンエンドでも押し込めば入るけどダストブーツ痛めそう)

スタビライザーマウントブッシュも25.5㎜のMテクニック用に交換ですが
部品成形時の型への湯口部分が1mm以上出っ張っているので、
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バリ取りして余計なフリクションを落とします
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あとは、シリコングリスを塗布して組み立てる
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ブッシュ関係の組み立てと潤滑は流れにくい硬いシリコングリスが良いので
少々高いですがブレーキパッドグリスを使ってます。

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とにかく固くて流れないから持ちが良いですね~

フロントの組み立ては10分で完了
これでスタビライザー交換完了
早速、走らせてみると、、、、

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