壁の基礎になる裏柱を作ったので、
70mm角パイプを使って薪ストーブの煙突柱を作ります
煙突ってけっこう重いので屋根に全て掛けずに柱を建てて分散させます。
最初に煙突を吊るための金具を付ける為に差し込み箇所を切開です
次は熔接します
溶接は高校でガス溶接教わって以来ですね~
ちょっとした物くっ付けるだけなら
「ちょっと貸して~」で出先でくっ付けちゃっていたので導入しました。
まぁ、普通なら家庭で溶接なんかしないよなぁ
しかも今回は始めての100V半自動熔接
世間じゃ酷評されている「棘の熔接道」
昇圧機はまだ導入していないので「初心者+高難易度」の最悪の組み合わせ
作る前から失敗が見えてますねぇ(笑)
まぁ、何事も実際に行動しなければ意味が無い
「失敗」だって立派な経験値
理屈だけコネて行動しないのは「装弾されてない銃砲」です。
導入したのは
「アストロプロダクツ 100V直流半自動熔接機」予算が厳しいから中古で購入して修理しました(笑)
故障箇所はトーチまでワイヤーを通すコンジットチューブの取り付け不良でした
では、記念すべき「家で熔接」の一発目
とりあえずハンマーで殴っても取れない位には着いたけど酷い出来(笑)
母材溶かすのカナリ大変!
電圧低いのかなぁ、、、
つぶつぶになっちゃうよ~
2本目は電圧フルパワー&ワイヤーさっきより遅め
時間掛かるけど 少しはビードっぽくなってきた
イイ感じだったのに途中で使用限界で止められちゃったのがイタイなぁ~
最後の一ヶ所は
大穴空けちゃったのを無理矢理盛ったらスゴい事になった(笑)
もちろん作業中にスパッタが足の甲に落ちて悶絶するのは「押すなよ!押すなよ!」と同レベルのお約束♪
多少熔接の見てくれ悪いけど吊り金具付いたから
黒でサビ止め塗装して今日は終わり~
熔接経験者数人にSNSで採点してもらったら
「母材溶け込みが甘いからダメ! やり直し!」
電圧上げてワイヤーの送りを遅くってアドバイスでした
確かに100V半自動は難しいですね~
200Vアークとの一番の違いは「プール」の大きさ
見た感じ 200Vのプールの大きさの1/4位しか無いです。
100Vコンセントから取り出せるエネルギーは
電圧(100V)x電力(15A)で1500Wが最大
200Vコンセントは20&30Aで4000~6000W
もちろん全ての電力を突っ込む訳じゃありませんが
エネルギーの差により母材が溶けたプールが小さくなって溶け込みが甘くなる
さらに半自動だからワイヤーはどんどん供給されるからモリモリになって母材表面に乗るだけ
つまり、、、
「はんだ付け」みたいな感じで着いてるって事ですね
次回の改善は
先ずは昇圧機を入れて電圧不足を解決
次はアースライン強化で効率UPです。
セッティングは
ワイヤーの送り速度は熔接面積当たりのエネルギー量って事になるので
必要な電圧は母材の厚さに比例して
母材の厚さに対して理想電圧を仮定して考えると
理想電圧より実行電圧が低いとワイヤー送りを遅く
理想電圧より実行電圧が高いとワイヤー送りを速く
って関係になりますね
あとは材料の放熱性も影響されますね、、、
考えが広がり現状が見えてくると「100V熔接は難しい」って言われる意味が解ってきました。
納得出来ない仕上がりだから後日再挑戦します!
熔接っておもしろい‼
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仕事柄、溶接仕事もしますが、理想の仕上がりにするのは難しいです(汗
ブログに書かれている通り、電圧が低すぎる様に見えます。
100Vだから仕方無い面もありますが、ダイヘンやパナの業務機みたいに細かい設定も出来ないようですし……
少しでも改善するなら、溶接面・アース部分の塗装をしっかり落とす。それと、アースがクリップタイプに見えますが、万力タイプのアースクランプにすれば幾分改善するかもしれません。(これは某溶接機メーカーの方が仰っていました)
一般家庭で3相200Vを引くのは現実的では有りませんし、手棒のエンジンウェルダーを使うのも1つの手段かも知れませんよ(個人向けにも貸し出してくれるリース屋さんもある様です)
余談ですが、お肌と目のケアもお忘れなく(笑)
100V熔接難しいですね~
ガス溶接の方がイメージ通りになる感じです(笑)
やっぱり電圧不足って判断になりますよね
単層200Vの熔接機が欲しかったのですが、ブレーカーBOXまで3本200Vが来ていなかったので見送りました
(電柱から200V引き込み工事費用だけでも10万円コースらしいので)
昇圧機とアース改善で再挑戦してみます。
ガレージをDIYで建てる時はエンジンウェルダーですね!