姿勢変化と4輪トータルグリップ③ 「スプリングレート設定を再考する」

先日、M3を走らせて減衰力調整の結果を再確認してみると
リアの減衰力を高めたことにより、バネ上の動きが減ってソリッドな感触になり
大きな入力に対しての安定性が増してワインディングでは良い感触になりました。
 その代償としてダンパーが温まるまでは結構硬いですねぇ、、、

40km/h以下でトボトボと歩くようなペースで走る田舎の荒れた路面ではスプリングレート感丸出しでユサユサと揺さぶられます
まぁ、、、この辺は「ワインディング仕様」に振った減衰力なので許容範囲です。

今回、気が付いた違和感は、、、
旋回中のフロントの抵抗感、グリップ感、引っ掛かり感、、、
なんて表現したら良いんだろう?
フロントタイヤの支配力が325iCablioretに比べて強い感触です。

向き変えを終えてパワーを掛け加速することでフロントのグリップ感が薄れて、パワー操作でリアタイヤが車の進行方向を主導する

後輪駆動車のあの感じ」が薄い、、、

最近はノーマルスプリング+ Koni FSDの325i Cabliretをメインで使っているので
違和感をより強く感じていると思います。

試しに減衰率35%で設定したダンパー減衰力のフロント減衰力だけを大きく振って動きを見てみる

①減衰率35%付近から硬くしてみる
フロントのロール剛性が強くなり、どこまでもステアリングに追従するような動き
チョイ乗りだとステアリング入力に対してノーズがリニアに動くので調子良く感じますが
パワーを入れてもアンダーにならずフロントが引っ掛かるような感じで、リアが容易にスリップからスキッド域に入ってリバースし始める、
ダメな動きがより強くなる(笑)

②逆に減衰率35%付近から柔らかくしてみる、
フロントのロール剛性は弱くなりとピッチング方向の姿勢変化は多くなる、
ステアリング中立付近からの動きは穏やかになり、旋回中もピッチングに対してグリップ感覚の変化を感じやすくなる
ノーマルの動きと操作感覚に近いのはコッチ
ただし、
路面のうねりを超えたときにピッチングの収まりが悪く、減衰力不足でバウンジング過大に感じる

更に、決定的な事項として
ノーマルと同じ前後設定で作ったKoni Sportsを前後減衰率35%とした場合の
減衰力設定ダイヤル位置が
フロント450度
リア360度
って同じ減衰率でもフロントの減衰力が高い設定
前後のスプリングレートの設定がノーマルと同じ比率ならば、
前後同じ減衰力調整ダイヤル位置になるはず。

簡潔にまとめると
①ノーマルスプリング車両と比較して、フロントロール剛性過大の運転感覚
②前後の減衰力設定ダイヤル位置を360度に揃え、フロント減衰力を下げて「擬似的」にフロントロール剛性を下げるとノーマルの運転感覚に近づく
③前後の減衰力設定ダイヤル位置を360度に揃えたフロントの減衰率が低い状態だと、フロントのバウンジングの収まりが悪い
④減衰率から求めた減衰力調整ダイヤル位置の前後不一致

以上の4点から前後のバネ上固有振動数バランスがノーマルに対してフロントが高い(硬い)と判断します。
現状での前後固有振動数が
フロント 2.19Hz
リア 2.35Hz
前後差 0.16Hz
なので

次の候補は
先日求めたE36 M3Bのノーマルレートから求めた前後バランスの
前後差 0.31Hz
フロント 2.04Hz
リア 2.35Hz
を試してみようと考えています。

「まだ決まらないの? 変更するの?」って、、、
仕事じゃ無いんだから納得出来るまで作ります♪
また少し「ノーマルの延長線上」ってヤツが見えてきたような気がします。

ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です