翼を着る感覚

日曜日は久しぶりに単座機でフライト、
搭乗人数が少ないと単座機出すのは気が引けるんですよね、、、、

なにせ、グライダーは一人じゃ飛ばせません、
長い主翼&尾翼を分解してトレーラーに乗せて格納するので、朝一番は組み立てから、
小さな単座機でも翼幅は13~15m 複座機だと17m、組み立てに3人以上は必要です
(ちなみに「お金持ちのスーパーシップ」になると翼幅25mって地上にいると非常に迷惑であろう機体もあります(笑))
エンジンが無いので飛ばすのだって飛行機に引っ張ってもらうか、ウインチで凧揚げみたいに引っ張るか、、、
地上の移動は車もしくは人力で押したり引いたり、

グライダーの運航は「持ちつ持たれつ」ってヤツなんです、
上昇気流が期待できない条件&この酷暑じゃワザワザ工数使って単座機を出す気にはならないんですよね~

そうは言ってもあまりに期間を空けると、感覚が鈍るので久しぶりにPW-5で飛びました。

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しばらく大柄な複座のASK-21だったので軽い機体は楽ですね~
「乗る」ってより「翼を着る」って感覚になります、
「夏の上昇気流のありかは第二東名のトンネル付近」って事で先行したASK-21の傍まで引っ張ってもらって、サーマルを探します。
ASK-21はサーマルの中で既に旋回中、650mから上に見て大体800m付近かなぁ、、、

先ずは先行機の下に潜り込んで同じサーマルに乗る「他力本願作戦」を決行!!
同じサーマルに乗れば機体の軽いPW-5なら下からグイグイです♪

ニヤニヤしながらASK-21の下に入って同じ旋回方向で探りを入れると、、、、

あれっ、、、
昇りませんよココ、、、

バンクを変えて旋回中心をずらして探るものの時々コツンと昇るだけ、
完全に出遅れです、、、orz

サーマル(熱上昇気流)は地表付近で日射により暖められた(軽い)空気がシャボン玉のようになって昇る現象なので、、、
上手くシャボン玉の中に入れば一緒に昇れますが、
乗り遅れて入れなければ、次ができるまではもちろんダメ、

スグに代わりのサーマルを探して粘りますが、750mで打ち止め、、、
ASK-21は悠々と1000m付近まで昇り、他のエリアに行っちゃいました

結局、単座機で飛んだものの離陸後23分で着陸、、、
うーん、弱いサーマルで粘る事が出来ない、10分~15分粘れれば状況が変わるんだろうなぁ、、

自分のフライトが終わり、お手伝いをしていると、夕方近くに富士宮のお友達が登場。
ふらりと遊びに来てくれました♪

「遊びに来たからには飛んでけ!!」って事でフライトの準備をするうちに、、、
せっかくならタイラップの後席じゃなくて、前席で飛ばして軽いリフレッシュの方が良いでしょ

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って事で、前席に押し込み

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飛行機につないで

教官と一緒に飛んでもらいました(笑)
久しぶりの前席フライトは如何だったでしょ??
トラフックパターンも無難に周り、ナカナカの着陸♪
久しぶりの割には上手いじゃん(笑)

教官曰く「ちょっとリフレッシュすればスグに単座に乗れるぞ」ってコトです、
単座機2機で遊ぼうぜぇ~


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