長期間放置状態だった駆動系OILを交換しました♪
今までは両方ともBMW純正OIL
社外のMT油は数種類試しましたが、
「冷えてると入らない」
もしくは。
「暖まると入らない」
の両極端
余り良い感触が得られなかったので純正OILでした 続きを読む E36 M3 MT&FD OIL交換
長期間放置状態だった駆動系OILを交換しました♪
今までは両方ともBMW純正OIL
社外のMT油は数種類試しましたが、
「冷えてると入らない」
もしくは。
「暖まると入らない」
の両極端
余り良い感触が得られなかったので純正OILでした 続きを読む E36 M3 MT&FD OIL交換
日曜日は先週に引き続き曲技飛行のトレーニング
前回のフライトでの教官からの指摘事項&自己反省に梶さんから受けたアドバイスを織り込んで
プロシジャーを再構築
イメージフライトを繰り返し、課題のループの完成を目指します。
前回のループは4G継続が出来ず垂直方向に飛びエネルギーロスで失敗したので、
「ビビってエレベーターUPを緩めず4Gをキッチリ掛けて回る」のが狙いです(笑)
1000のブリーフィングの後にフライト開始
今日はスモークシステムを搭載しての曲技飛行のテストが先行です。
翼端にスモーク(発煙筒)を固定するブラケットを取り付けてイグナイターに接続
12Vを流すと発煙筒に点火して煙モクモクです。
梶さんが追加飛行規程を読みながら絶句、、、
「これって出来る科目がほとんど無い!!」
速度限界はVA(設計運動速度)214km/h
制限荷重倍数は5G
確かに速度エネルギーが制限されるのは厳しいですね、、、
で、、、条件縛りのフライトですが
十分スゴいぞ、、、
風切り音を響かせてのアクロバティックはグライダーならでは♪
パワーの無いグライダーでナイフエッジバスはエネルギー減衰が大きいから難しそう
スモークテストの後に、いよいよタイラップの搭乗順♪
1200m上空から科目開始
45°Downlineで一気に加速
水平姿勢から引き起こし、Gメーターをチラ見して4Gを確認、そのまま持続、、、、
速度エネルギー高度に変換しながらループ頂点への円弧を駆け上がり、頂点手間から自然にGが抜けてきて孤を描く
綺麗に回っているイメージと感覚が一致してきます。
垂直降下からGを掛けて引き起こし210km/hで直線滑空へ
今回は頂点で潰れずにイメージ通りに成功♪
感覚を固める為に間隔を空けずにループを連発!!
続けてエルロンロール
教官にデモを見せて貰っていざ挑戦!!
開始速度200km/h
わずかにエレベーターUPで10°程機首上げ
一気に右(左)に操縦幹を押し込みフルエルロン
グライダーとは思えないロールレートでひゅん♪と回ります。
今回でループの良いイメージが出来ました。
開始速度とGにビビらずキッチリ引き起こしてGを管理して円を描く事が重要です。
今までのフライトじゃ絶対に持ち込まない機体姿勢に体がアラームを鳴らして強張るのは、しょうがないのかなぁ、、、
次回はループとロールで科目を組み立てて飛んでみます♪
次に、梶さんの後席で2011年のアドバンスドのシーケンスを見せて頂きました。
競技フライトは違います、、、
ジャッジにアピールするためにメリハリを作るための鋭い姿勢変換
+6G -5Gは強烈
後席に乗せて貰うのはすごく勉強になります。
アドバンスドシーケンスの全体の流れと内容を体感
科目のイメージを掴める(自分で飛ぶ前に体感できるのは、かなり助かります)
垂直姿勢を確認したり ループ頂点の速度を見たり
得る物は非常に多いです。
が、、、
体が慣れてきたのか前回よりは楽になりましたが
背面系はまだまだ苦手、、、
-G耐性を付けるのに良い方法ないかな?
毎日逆立ちしながらご飯でも食べたら強くなれるかな?(笑)
今回驚いたのが3回連続でシーケンスを飛んで科目終了高度の誤差が10m以下
速度とGの管理精度が高いって事になります、
シーケンス内の速度を不用意に変えれば抗力(空気抵抗)が速度の2乗で変化、(もちろん高速になるほど大)
機体に掛かるGは翼が生む揚力によって発生するので、AOA(迎角)変化に伴う抗力に直結(高G=高揚力=高抗力)
かなりの再現性が出ている「予定調和」のフライトって事になります。
集中力を高め僅か数分に全ての技量を収束させ、限られたエネルギーを効率良く使い自由に空を舞う
グライダーアクロバティックに限らず、全ての乗り物の「操る歓び」とは、「技量を高め、頭に描いたイメージを高精度で具現化させる事」だと思います。
リードを付けて散歩してるみたい
「こっちに来なさい!!」って聞こえてきそう
この赤狐、簡単には言うこと聞かないんでしょうか(笑)
木曜の仕事明け、気になっていたタイヤの空気圧を調整、
調子を見るために小田原厚木道路を西に
高速での転がり感と横剛性の変化を確認です。
小田原厚木道路は特定の高速コーナーでかなり深いアンジュレーションがあってロールが安定した辺りで更に荷重変化を伴います。
今までは、このポイントでヨー変化が出て修正舵を入れていましたが、調整後は修正も減り好印象
転がり感もより真円度が出て軽いフィーリング
続きを読む 平日夜のツーリング
日曜日はFOXの御披露目フライトに板倉滑空場に行ってきました♪
前回の耐空検査フライト後以来ですね~
機体をトレーラーから引き出し、せっせと組み立てて朝のブリーフィングへ
曲技機のFOXとしては曲技無しの異常(笑)なフライトです、、、
曳航機に引かれて離陸開始
まず、普通のグライダーとの大きな違い、、、
なかなか離陸しません
加速して次第に速度に乗り、舵が効くようになったら僅かにdownを当ててメインギアだけで離陸滑走
しばらくすると曳航機が先に離陸
普通乗っているグライダーなら80km/hもあれば軽く離陸して1mほどの低空飛行で曳航機の離陸を待つのに、、、
100キロ付近までの加速を確認してから静かに引き上げて
先に上がってしまう曳航機を追いかけるように昇ろうとしますが、フラフラです(笑)
曳航速度の120km/hほどで安定してきますが、なかなか昇りません、、、
離脱後、通常滑空状態の120km/hに合わせてから「You have」の声で滑空状態のFOXを受け取り
とりあえず、バンク30度で左右通常旋回
高い機体剛性を与えられた曲技機特有のソリッドで安定感のある乗り心地
熱したナイフでバターを切るような滑らかな操舵感覚
手足で直接空気を掴むようにダイレクトでシャープな反応
たかが通常旋回だけでも気持ちイイ機体です。
更にバンクを深めて60度で2G旋回
不思議なくらいにピタリと決まります。
操縦感覚を確かめながら旋回を繰り返し、
高度が少なくなったところでパターンに入りアプローチ開始
コントロールを前席のN西さんに返して着陸を見ると、、、
120km/hを維持してアプローチ
普通のグライダーより20km/hはアプローチが速く、フレアー(引き起こし)も少なめ、
感覚的には滑走路に滑り込むような着陸です。
搭乗順番が回ってきて、ついに前席でフライトです!!
やっぱり前席は違いますね~
背負ったパラシュートがスッポリハマるパケットシート
曲技飛行で受ける高Gに耐え易いようにリクライニングも深くペダルが高い寝たシートポジション
5点式ハーネス+ラチェット付きの極太サポートハーネスを「これでもかっ」と力いっぱい締め込み機体と体を結びつける
シートポジションも操縦系統の配置もピタリと決まります。
違和感のある微妙に合わない機体ってあるんですよ、、、
(ASK-21のラダーペダルとか(笑))
重く浮きたがらない機体を丁寧になだめるように離陸させて900mまで曳航機に連れて行ってもらって
いよいよトレーニング開始♪
後席教官と打ち合わせた最初の科目は「ループ」曲技飛行の基本ですね
プロシジャーは、、、
45°Downline(45°で降下)で210km/hまで加速
一度水平姿勢に起こして
4G~で引き起こし(エレベーターは拳一つ分ほどUP)
ループの頂点に掛かる辺りでUPを緩めて弧を描き
垂直降下姿勢から4G引き起こし
単純な科目に思えますが、、、難しかった
教官のデモンストレーションだと
加速後の引き起こしは4G
ループ頂点付近は0G
垂直降下からの引き起こしも4G
乗っていても綺麗な円を描いているのがイメージ出来ますが
いざタイラップがループすると
210km/hの開始速度から引き起こして
ループ頂点付近でエネルギー(速度)が不足してフラフラに
少しでも円を描くようにエレベーターdownで粘ろうとしても
速度が足りないからループ頂点の背面姿勢からガクッと垂直降下姿勢に、、、
典型的な失敗例のループ(笑)
その後納得出来ずにひたすらぐるぐると周り続け(笑)
見つけたポイントは、、、
エンジンパワーの無いグライダーは初速と最初の引き起こしで決まるみたいです。
引き起こしが甘く大きなRになると頂点付近でエネルギー不足になりループが崩れる
頂点での背面姿勢で必要な速度が知りたいです。
背面姿勢での速度が決まれば、シャンデルの感覚で速度を合わせ込めるかもしれません
開始速度と許されるループの大きさはある程度の比例関係があるはずで、
最初の90°の引き起こしでループの良し悪しが決まりそうですね
地上から見ての指摘は、「斜めにズレながらループしている」との事で、
原因は単純に考えて
ループ開始の時に水平姿勢が出ていないか
真っ直ぐにスティックが引けていないか
のどちらかですね、、、
右手で操縦しているからGに負けて無意識に右斜めに引いているかもしれません
地上でイメージを固めて次回はもっと上手く飛んでやる~!!