今日はR33 GT-R大先輩号の車高調整
以前から立ち姿を見て「10mm位前下がり」って感じていて
先日のパークトレーニングの減速旋回からリア荷重が乗せにくそうな挙動を見て
前下がり車高から水平車高への修正を決めて取り掛かってみたら
ジャッキポイントでの前後車高は水平
「そんなバカな!!」と思い
念の為にサイドシル角度を水平器て測っても殆ど水平
2mで10mmの傾きを目見当で測れるのは経験知で得ていたので離れて眺めると
やっぱり前下がり
実測値と経験知の誤差の大きさに違和感を受けながらよ〜く見ると
感覚がプレスラインに引っ張られてる?
プレスライン(写真の赤線)のフェンダー内側の地面からの高さを実測してみると
15mm殆どリア上がり
水平車高でも「躍動感」を出すためにプレスラインを約4.5°前傾させています
デザイナーに騙された(泣)
結果、前後車高は水平が出ていて問題無し
じゃあなんであんなにオーバーステアバランスに転じたのかが不思議だったんだけど
タイヤカスを剥がしていたら原因判明
アライメントのトゥ角とキャンバー角設定のバランスが悪く内減りしたフロントタイヤを前後ローテーションしてリアに回したから
リアトレッド面の内側1/5くらいが摩耗しきっていてトレッドコンパウンドが無い!!
ロールが進みIn側サスペンションが伸びるとIn側タイヤ接地面中心がIn側に寄り
トレッドコンパウンドが摩耗した部分に掛かる事で滑っていたようです
コレが原因かぁ〜
前後車高に問題が無い事が確認出来たので、減速旋回中のダイアゴナルロール過多はスタビライザーロール剛性不足が確定
スタビライザー交換で対応する事になりました。
チェックが終わったので
ツーリングに出発、
早川漁港「大原」で遅めのお昼ごはんで
お刺身3種&アジフライ定食を楽しみ
沼津でみかんを仕入れて
西伊豆スカイラインを快適にツーリングしながら走行会の復習
ロール剛性不足気味でも2速の速度域ならば
GT-Rらしいフロントタイヤが路面に噛み付くような感触でヒュンヒュン曲がるし
グイグイ前に出る
このGT-R独特の感覚を知ったら
「GT-Rじゃなきゃダメだ!」って人の言葉が納得できるなぁ
基本はFRベースでフロント駆動トルクコントロールなんだけど
絶対に純FRじゃ出せない感覚がありますね
次のタイヤ交換の時に
アライメント変更してもっとトゥOut方向へ振ってフロントタイヤの内減り対策とステアリング操舵に対してのヨーの立ち上がり改善が必要です〜
ありがとうございましたぁ!
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